前編に続く後編の記事になります!
後編ではユーザーからの反響に加え、お互いの働きぶりをどう見ているのかについても、率直にお話しいただきました。Sprintチームのエンジニアとデザイナーは、普段どのような雰囲気で一緒に働いているのでしょうか?
▽【前編】はこちら!
◆お話を伺ったメンバー◆
阪 倫嘉
SOMPO Digital Lab Sprintチーム チーフエンジニア
「モバイル!SOMPO」のネイティブアプリ開発においては、グループ会社や協力会社との調整も含めた、エンジニアリング全体の統括を行う。趣味はドラクエウォークとソロ映画館
金 成奎
SOMPO Digital Lab Sprintチーム プロダクトデザイナー
「モバイル!SOMPO」開発においては利用者のヒアリングから携わり、サービスデザイナーの原田さんと一緒に、利用者のニーズに寄り添ったアプリのデザインを行う。趣味はサウナ、運動、イラスト。
◆紹介するプロダクト◆
代理店向け営業支援ツール「モバイル!SOMPO」2021年10月提供開始
実際にユーザーの反応はいかがでしたか?
金:概ね好評で、特にチャット機能は多くの募集人に活用されているという声をいただいています。普段は割と辛口というか、要望が強めの代理店もあるのですが、その様な募集人さんからも好評をいただいているので、それは率直に嬉しいです。
阪:ビジネスチームやSOMPOシステムズ、モビルスさんも参加するプロジェクト全体の定例会があり、そこで代理店からの評判についてビジネスチームから発表があるのですが、そこで毎週、金さんが説明してくれたような評判を聞くことができるんですよ。
やはり良いフィードバックをもらえるのは嬉しいですし、仕事に対するモチベーションにも繋がるなと実感しています。
金:ビジネスチームでは、アプリのダウンロード率を測っていて、堅調に伸びているそうです。また、ユーザーテストも実施しており、「リリースされたものを実際に使ってみてどうか?」といった内容のインタビューを我々では作成中です。そこで生の声を集められたら良いなと考えています。
このプロジェクトは、AppStoreで配布しているようなアプリと違い、実際のユーザーへダイレクトにアプローチして声や評価を聞けたり、その後も定点観測のようにユーザーを追いかけることができるというのが良い点だなと感じています。
このプロジェクトを通して、お互いの働きぶりをどんな風に感じましたか?
阪:責任を持って様々な仕様を決めてくれるところは、一緒に仕事をしていてとても良いなと思いました。
また、デザインを言語化してくれて、エンジニアが内容を理解できる状態にまで噛み砕いてくれるので、デザイナーからエンジニアに業務が引き継がれる際はとても有難かったです。特に挙動についての伝達がとても丁寧で、言語化してくれるだけでなく、自主的にWikiも作ってくれたので、感心しました。ここまで細かくやってくれるデザイナーは初めて見ました。
エンジニアを統括する立場としては、実際に手を動かしてくれるエンジニアにそのままチケットを割り当てるだけでスムーズに引き継ぐことができるので、非常に助かりました。
それ以外でも、Slackを活用して各メンバーとも個別に確認や提案をしてくれるので、コミュニケーション面でも安心して任せられます。
金:このプロジェクトの開発体制について、一時は流動的な体制だった時もあったのですが、そこを上手く取りまとめてくださり、各メンバーに的確な指示を出していたのはすごいと思いましたね。
アジャイル開発を導入しているので、朝会やSprintプランニングといったミーティングが毎日開催されるのですが、その時に阪さんが全体の取りまとめをしてくださり、「こんな風にしてチームをまとめていくのだな」というのは間近で見ていて大変勉強になりました。
阪:このプロジェクトを通した金さんの働きぶりについて追加すると、初めの頃は「エンジニアの協業はあまり慣れていないのかな?」と感じる部分もあったのですが、その辺りについて最近成長を感じていて、エンジニアとのコミュニケーションが更に上手になったな、より円滑になったなと思いますね。
チーム全体としても、以前は「デザイナーはデザイナーの仕事、エンジニアはエンジニアの仕事」といったように、役割分担の違いによる距離感が多少あったのですが、金さんのお陰もあってか、最近では業務分担の垣根を越えたコミュニケーションが活性化していて、とても良い変化だなと捉えています。
金:それは私だけの働きかけでなく、阪さんのチームへの働きかけであったり、メンバー皆さんの協力的な姿勢があってのことだと思いますよ。
阪:そういった意味では、我々みんながこのプロジェクトを通して成長できたということですかね。
このプロダクトにおける、今後の展望は何ですか?
金:まず第一に、今後もどんどん機能を拡充していく予定なので、そこに向けて引き続き注力していきたいと思っています。
そしてその次に取り組みたいこととしては、プロジェクト立ち上げ当初に代理店にヒアリングした内容のうち、時間的な都合などで採用できなかった内容もあるので、未だ拾えていないニーズに対しても応えていきたいです。
その他には、現在リリース済みのチャット機能についても、まだまだ色々なことができる余地があると捉えており、どんな風にブラッシュアップしようか検討しているところです。
阪:今後の展望としては、利用ユーザーを更に増やしたいと思っています。多くの人に使っていただいている反面、まだ使ったことがない人もいるので、そういった人に向けたアプローチのためにも、アプリの機能追加に努めていきたいです。
それ以外にユーザーを増やすための施策で言うと、代理店だけでなく車のディーラーも保険を販売してくれるので、そういった層のユーザー獲得に向けても行動を起こしたいと思います。
プロジェクト全体の課題としては、何かエラーが発生した際に、ログを突合するようなシステムを導入していないという現状があるので、保守効率を上げる・トラブル対応を早くするというところは、解決しないといけない課題として残っています。
ただ、この辺りのハンドリングはSprintチームではないので、SOMPOシステムズとモビルスさんとの連携をもっと強化することで、解決を測っていきたいですね。
お二人とも、貴重なお話ありがとうございました!
今回は「モバイル!SOMPO」について、阪さんと金さんにインタビューしました。
デザイナーとエンジニアという異なる職種のメンバーが、同じプロジェクト内で肩を並べて仕事をする様子がイメージできたでしょうか?
SOMPOのSprintチームでは、お互いに相手のことを尊重しながら働いているのが特徴です。そして、「モバイル!SOMPO」のように、多くのステークホルダーの課題解決にいち早く対応することができる、非常に貢献度の高い業務を担っています。
そんなSprintチームでは現在、デザイナーとエンジニアを募集しております。阪さんと金さんの対談を読んでSprintチームに興味を持った方は、ぜひ下記「話を聞きに行きたい」よりカジュアル面談にご応募ください!
カジュアル面談では、Sprintチームの雰囲気や働き方について、より深く知ることができます。少しでも気になった方は、実際にSprintチームメンバーとお話ししてみませんか?
SOMPOホールディングスでは、今後も様々な社員やプロジェクトを紹介する記事を掲載していきますので、どうぞお楽しみに。