「このままじゃ自分の市場価値が上がらない」 大手メーカー出身者が、成長企業で見つけた"納得のいくキャリア"。【メンバーインタビュー/技術営業 林 和史さん】
はじめまして!ミカタ株式会社の採用担当です。
法人のお客様へ、空調設備のプランニングから導入、メンテナンスまでをワンストップで提供するミカタで、技術営業職として活躍する林さんにインタビューを実施しました!
大手自動車メーカーから、未経験で空調設備の世界へ転職。「手に職をつけたい」その一心で飛び込んだ彼が、技術職と技術営業職という2つのキャリアを通じて見つけたミカタならではの成長環境とは。
これまでの歩みと仕事の面白みについて、詳しく伺いました!
Profile
林 和史(はやし かずし)/大阪本社 管理部第2課 (技術営業職)
大学卒業後、大手自動車メーカーに就職し、工場の製造ラインを担当。約2年間の勤務を経て、「手に職をつけたい」という想いから、2020年8月にミカタ株式会社へ未経験で中途入社。入社後は3年間技術職として現場経験を積み、現在は技術営業職として、現場調査から最適なソリューション提案までを一貫して担う。趣味はバイクでのツーリングやゲーム🛵🎮
「誰でもできる」から「自分だけの武器」へ。キャリアアップを求めて決断した転職。
――まず、前職について教えてください。
新卒では、自動車メーカーに入社しました。父親が自動車の製造業に携わっていた影響もあって、元々車が好きだったんです。それで自然とメーカーを志望し、製造ラインで部品の組み付けなどを行う製造職としてキャリアをスタートしました。
――そこからなぜ、転職を考えたのですか?
一言でいうと、このままではキャリアアップが見込めないと感じたからです。
製造ラインの仕事は、言ってしまえば誰でもできる作業が中心でした。もちろん品質を担保する重要な仕事ですが、そこで5年、10年働いた先に、自分の市場価値がどれだけ上がっているかイメージできなかったんです。
「このままじゃいけない。何か専門性のある、手に職をつけられる仕事がしたい」そう漠然と考え始めたのが、転職のきっかけです。
――「手に職」というと、様々な業界があります。なぜ空調だったのですか?
学生時代から部活などで体を動かすのが好きだったので、デスクワークよりは、技術職が向いているだろうと思いました。そんな時、知り合いから「エアコン業界は稼げる」と聞いて(笑)。それで転職サイトに登録し、設備系の企業を探し始めました。
他の技術職はあまり見ずに絞りこんで探していたタイミングで、スカウトメールが届いたんです。
「この業界は、潰れにくい」面接での"納得感"が、未経験の不安を消した。
――面接を受けてみて、ミカタの第一印象はいかがでしたか?
それまで僕は、漠然と「空調・設備業」を選んでいましたが、面接担当者が「なぜ、会社を設立する上で空調を選んだのか」という理由を、業界の背景から説明してくれたんです。
「空調業界は職人の高齢化が進む一方、需要は年々高まっており、若い職人が足りていない」
その話にはとても納得感があり、「この会社は潰れにくいし、仕事もなくなりにくいはずだ」と感じることができました。
――たしかに、非常に納得感がありますね。
ミカタは当時まだ設立5年目くらいで社員も40人弱規模の若い会社でした。
大手メーカーにいたからこそ、年功序列の風土も知っています。安定はしているけれど、上に上がるには時間がかかる。でもミカタなら、なくなりにくい仕事で、まだまだできたばかりの会社だから、自分の頑張り次第でどんどん上を目指せる。キャリアアップにもつながる。そう確信して、面接の段階でほぼ入社を決めました。
――とはいえ、全くの未経験の業界です。仕事への不安はありませんでしたか?
新しい環境への緊張はありましたが、仕事内容への不安は、正直あまりなかったです。
1つは、面接時に社内の「トレーニングセンター」を見せてもらったこと。エアコンの仕組みや取り付け方を、実機を触りながら学べる環境が整っていたので、「これならやっていけそう」と思えました。
そしてもう1つ、これが一番大きかったのですが、同世代の社員が多いこと。僕は今30歳ですが、入社当時から年齢が近い社員が多く、彼らも未経験から活躍していると聞いて、自分もできるだろうと自然に思えました。
“職人”と“提案者”。2つのキャリアで見つけた「技術営業」の面白さ。
――入社されてから現在までのキャリアを教えてください。
僕は2つのポジションを経験しています。最初の3年間は技術職として、現場での作業をメインに経験しました。その後、今の技術営業職に異動して、今は3年目です。
――技術職と技術営業職の違いを教えていただけますか?
はい。まず、最初の3年間に経験した技術職は、いわゆる“職人”です。
現場でエアコンの取り付けや修理作業を行い、いかにキレイに収め、いかに現場での作業を通じてお客様に満足していただけるかるかがミッション。もちろんお客様と話すこともありますが、メインは作業。まさに「手に職をつける」を体現する仕事です。
一方で、現在の技術営業職は、現場作業は基本的に行いません。営業が受けた依頼をもとに、僕たち技術営業が現場調査に向かいます。
現場を診断し、「部品交換か、入れ替えか」「最適な機種は何か」といった提案をします。その調査結果と提案内容をまとめて、営業や見積もり作成の部署にパスします。
技術職としての現場知識と、営業としての提案力の両方が必要な、技術と営業の橋渡し的な役割です。
――林さんは、なぜ技術職から技術営業職へ?
技術職として現場の知識をつけたい気持ちは強かったんですが、3年経ったころ、前職と同じように「このままで上を目指せるのか?」と、ふと疑問に思ったんです。
かといって、僕はバリバリの飛び込み営業みたいなのは好きじゃない。
そのころから、この技術営業という道を考え始めました。「これなら、現場で得た知識を活かしつつ、お客様に最適な提案ができる」。自分のキャリアをもう一段階ステップアップさせるために、異動を希望しました。
――技術営業の面白さ、やりがいはどんな点にありますか?
毎日、新しい知識に出会えることですね。
技術職が「どう取り付けるか」という知識なら、技術営業は「なぜこの機種か」「このエラーコードは何か」という、より深い知識が必要です。
扱うメーカーも様々で、昨日知らなかった機能や仕組みに今日も出会う。それを調べて、学んで、次のお客様への提案に活かす。この知識が深まっていく感覚が、とても面白いです。
もちろん、最初は難しかったです。現場寄りの作業の考え方になってしまって、お客様にとって最適な提案ができなかったり。エラーコードも分からなくて、現場から上司に電話して「これ、どういう状況ですか?」と確認したり。
でも、そんな時には周りがすぐサポートしてくれますし、自分で調べる癖もつきました。
前職は「仕事仲間」、今は「友達」。年齢の近いチームだから、協力体制も抜群。
――夏の繁忙期は多忙なイメージですが、働き方で意識していることはありますか?
僕はできたらすぐ帰りたいタイプなんです(笑)。だから、仕事はめちゃくちゃ集中してやります。
僕らの仕事は、現場から帰社してからの事務作業で帰る時間が決まることが多いので、現場と現場の間の移動時間に、できるだけ見積もりの準備をまとめたりして、事務作業を減らす工夫をしています。
――そうしたメリハリのある働き方ができるのは、会社のカルチャーも影響していますか?
以前は全部自分でやっていたメールなども、今は社内メンバーに任せられるので、残業は格段に減りました。オフピークの時期なら、定時で帰れることも多いですし、時には16時や17時に帰れる日もありますよ。
ミカタを一言で表すなら「風通しがいい会社」。年齢が近いメンバーが多いので、社員同士のコミュニケーションが活発なんです。上司も年齢がそこまで離れていないので、本当に相談しやすいです。
前職は、同世代も少なく、良くも悪くも仕事仲間という関係性でした。でも、ミカタの同僚は友達に近い感覚。仕事でもプライベートでも飲みに行きますし、休日に昼から集まったりもします。
悩んだ時も、心の底から話しやすいし、相談できる。この環境には、本当に助けられていますね。
次の野心は「支店立ち上げ」。会社の成長と、自分のキャリアを重ねる。
――林さんの今後の目標を教えてください。
今、東京にも支店ができ、会社はどんどん成長しています。今後も新たな支店展開を進めていく中で、ゆくゆくはその支店を任せてもらえるようなポジションに就きたいと考えています。
まずは来年、再来年あたりに、新しい支店の立ち上げを経験して、その4~5年後には、支店長のようなポジションで力を発揮できるようになりたいですね。
会社が成長していく中で、自分も新しいチャレンジを続けながら、キャリアを積み上げていける。それが、ここで働く面白さだと思います。
――そんな林さんが、これから一緒に働きたいと思うのはどんな方ですか?
困難な現場や、知らないことにぶつかった時、それに立ち向かっていける向上心のある人。そして、新しい知識を得ることに意欲的な人。そういう方が増えれば、会社の雰囲気も、もっともっと良くなっていくと思います。
――最後に、この記事を読んでいる方々へメッセージをお願いします!
転職活動って、人それぞれ条件が違いますよね。給料を重視する人、キャリアアップを重視する人、スキルを重視する人。
仕事は毎日やらないといけないことで、1日のほとんどを費やすものだからこそ、自分はどんな会社なら、毎日モチベーションを持って、楽しく働けるのかを、ぜひ真剣に考えてみてほしいと思います。僕にとっては、そのポイントが潰れにくい安定性と意欲があれば挑戦できる成長性で、この場所にぴったり当てはまりました。
少しでも興味を持ったら、まずは一度、話を聞きに来てください!
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