App Storeでランキング3位に入ったアプリの作り方(2)
前回の内容(1)はこちら▽
https://www.wantedly.com/companies/company_5502097/post_articles/385083
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MVPをつくるチームづくりで気をつけていたこと
つくるメンバー間で推しに関する概念整理(言語化)も何度もしました。ここがユーザーとずれると全く「わかってない」感のあるサービスになってしまうので。
※Slackの中にでてくるエリアーデの本はこちらです▽
『聖と俗 〈新装版〉: 宗教的なるものの本質について (叢書・ウニベルシタス)』法政大学出版局
また、組織的な部分ではバックグラウンドがまったく違うメンバー同士だったので、仕事の進め方や使っている用語の意味のすり合わせに時間をかけていました。
例えば「プロトタイプ」という言葉がFigma上のデザインなのか開発稼働した動くものなのか、ずれたまま会話をしてしまうことがあったので、会議のスピードは恐ろしく下がりましたが「何を指しているのか」言葉の確認に時間をかけました。※結果的には時間をかけてよかったと思っています!「手帳」のような何気ない日常用語にもセンシティブにすり合わせをしていました。
ちなみに、Oshibanaを開発するチームがある新規事業開発室のコミュニケーションは、ブックリスタの行動指針のもとにこんな感じで考えています▽
また、メンバー3人の閉じたコミュニケーションと、インタビュー対象者のコミュニティだけで「閉じすぎていないか」「マーケットの全くないことをやっていないか」というバイアスに不安があったため、「エキスパートレビュー」という位置づけで知人や領域のスペシャリストに打診してFBをもらったりもしていました。
・・・いかがでしたでしょうか?
Oshibanaをつくっていく過程について少し紹介させていただきました🐮
次回はユーザーとのコミュニケーション(新規事業のMVPを考える上でのインタビュー方法やSNS、問い合わせ対応等)、ユーザーのFBを事業検討にどう活かしているのかを中心にお話できればと思っています!
ちょっと先に一部ご紹介します▽
【次回】事業責任者が「毎日」ユーザーと「直接」コミュニケーションをして仮説検証を行い、デザインと開発にFBができる体制
最後に自己紹介
ブックリスタの新規事業開発室の本澤友行(ほんざわともゆき)と言います。今までtoCの商品開発(有形)、toBtoCの新規事業立ち上げ、サブカルECのグロース等をしてきました。
より詳細について聞いてみたいと思っていただけたら、ぜひWantedlyで「話を聞きたい」を気軽に押してください🙌
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