【拝啓、28歳の自分へ】35歳になっても、相変わらず未来は見えないまま。だけど、なんとかなっています。
やりたいようにやろうと決めた28歳のときは、二度目のフリーランス生活を始めたばかりだった。紆余曲折を経て、ライターになるのを決めたのは大学6年生、24歳の頃。もともとは某総合商社に内定をもらい、安定のサラリーマンライフを送ろうと考えていたけど、すべてがおじゃんになった。同級生は団塊の世代が抜けるということで、売り手市場だったから、超有名企業ばかりに行っている(なお、内定期間中にリーマンショックが発生し、状況は激変)。レールから落っこちた僕は、「もういいや、だったらやりたいようにしよう」と思った。新卒のときは、あえて“書く仕事”はまったく応募しなかった。だって、好きなこと、そして大っぴらに...