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「石の上にも三年」は本当に意味がないのか?早期退職するかどうか悩んでいる人に伝えたいこと

「辛くても我慢強く辛抱して入れば、いつか成功する」といった意味で使われる「石の上にも三年」ということわざ。たとえ冷たい石でも、三年間座り続けて入ればあたたくなるということから転じて、「成功したいなら、忍耐や辛抱が大切だ」「はじめはうまくいかなくても、しばらく我慢する覚悟をもとう」という意味で、たびたび職場でも使われるようになった。私自身も20代で入社したブラック企業を「辞めたい」と両親や職場の上司に相談したところ、「石の上にも三年」に近いニュアンスの言葉をかけてもらった記憶がある。しかし今と昔では、時代が違う。辛抱すれば成功するとも限らない。一方で、今の職場を辞めたいと思っている若者に「...

【自分探しの方法】やりたいことがわからないときや、理想の転職先を見つけたいときにやるべきこと

新卒でなんとなく内定した会社に勤めているが、本当にこのままでいいのだろうか。一度きりの人生、後悔のないよう「やりたいこと」を仕事にしたい。でも、何がしたいのかわからない……。そんなモヤモヤした気持ちを抱えている20代の方も多いのではないだろうか。筆者自身も若い頃はそのような悩みからいろんなスクールに通ったり、さまざまな職業を体験したりするなど、「自分探し」をしたものである。本記事ではそんな悩める20代に向けて自分探しの方法について解説する。「何がやりたいかわからない」という方はぜひ参考にしてほしい。まずは自分を知ることからはじめようやりたいことを見つけるためには、まず自分の価値観、スキル...

求人広告代理店はきつい?経験者が明かす、媒体営業のリアル

転職活動をしていく中で、様々な業種を目にする。全く想像もつかない業界もあれば、なんとなく予想のつく業界もある。ここでは、大手求人広告代理店に勤めていた筆者が、求人広告業界の実態について紹介していく。人材業界の人間にとっては常識の内容だが、未だに誤解して入社する人もいるのでぜひ参考にしてほしい。「広告代理店」という響きに騙されがち「求人広告代理店」と聞いてどんな仕事を想像するだろうか。「広告代理店」という響きからクリエイティブな仕事を想像する人もいるかもしれない。 しかし騙されないでほしい。実態はゴリゴリの営業会社である。1にテレアポ、2にテレアポ、3、4がなくて5にテレアポ。会社によって...

【拝啓、23歳の自分へ】何もかもがイヤになっても、きっと仲間が助けてくれる。だから立ち止まるな

23歳のきみからしてもたいして驚かないと思うが、きみは新卒1年目で会社をクビになる。そこから先はどうしようもない社会人生活を送ることになり、27歳のいまもどうしようもないまま。だけど、助けてくれる仲間たちのおかげで自分にあった働き方、生き方を見つけられた。いまから伝えることは、大げさではなく僕の生存戦略だ。「仕事がうまくいかない」「周りの人と同じことができない」と悩むきみが、少しでも気が楽になるようなヒントになれば良い。友達や先輩は絶対に大切にしろ僕がここまで生きられたのは間違いなく周りの人たちのおかげだと思う。社会人3年目からいままで、僕はアルバイトと個人事業主のライターを兼業しながら...

ブラック企業を回避する求人広告の読み方とは?2000社以上を取材したライターが解説

【筆者プロフィール】石原遼一小学校と同じくらい通った早稲田大学在学中からライターの仕事を始め、卒業後、出版・広告業界で会社員とフリーランスを行き来する生活に。気づいたらHR・求人広告を軸にスポーツ、遊技を含めて雑多なコンテンツをつくる人間になっていた。最近は、クライアントに採用コンサルティングから広告運用まで丸ごと頼まれることも。○○広告大賞に応募するのはめんどくさいから一切しないけど、一緒に仕事をした営業は、広告効果や採用率で表彰されていると報告だけ多々受ける。累計で2000社以上の取材をし、7000本以上の制作を行ってきた。夢は山奥でバーニーズ・マウンテンドッグと大型熱帯魚に囲まれ、...

先物取引業界は地獄?経験者が明かす、金取引の闇

過去の記事で少しだけ紹介したが、私は新卒で商品先物取引の会社へ入社した。都市伝説の類でしか聞いたことがないレベルでブラックな企業だった。もうだいぶ前の事なので、時効だと割り切ってここに赤裸々に内情を書いていこうと思う。もしも同業界で働く人や、志望している人がいるなら参考にしてほしいが、この業界の全ての企業が同じとは限らないことだけはご理解いただきたい。金取引による大規模詐欺事件先物取引についてご存じでない方もいると思うが、詳細の説明については特に重要ではないので省かせていただく。株やFXに近いものだと考えていただければと思う。それらよりも、よりニッチでよりリスキーな業界だ。今から40年ほ...

転職の失敗を防ぐ企業選び・自己分析の方法

昨今では終身雇用の概念がなくなりつつあり、カジュアルに転職する人も増えてきた。しかし、「社風や業務内容が想像していた内容と違う」といったミスマッチによる早期転職も後を絶たない。ここではそんな転職の失敗を防ぐための原因と対策を紹介する。企業にとっても求職者にとってもマイナスでしかない「ミスマッチ」を防ぐために、ぜひ参考にしてほしい。ミスマッチが起こる原因・理由自己分析・情報収集不足ミスマッチが起こる原因のほぼ全てはこれに当てはまると言っても過言ではない。今後のキャリアでどのような仕事がしたいか、この条件だけは譲ることができないという軸は何か、これらを明確に言語化できていない。軸が明確でない...

【初めて営業リーダーになる方へ】今すぐ実践できるマネジメント方法

突然、営業リーダーを任されて「若手メンバーをどうやってマネジメントしよう…」と頭を抱える人もいるのではないだろうか。責任あるポジションを任されることは光栄なことだろう。しかし多くの場合、営業リーダーといってもプレイングリーダーであることがほとんどで、マネジメントのノウハウについてインプットする時間も十分にとれるわけではない。通常の個人目標に加え、メンバー育成、チームやメンバー個人の目標管理、メンバーのモチベーション管理など、役割と責任が増え大きなプレッシャーを感じるケースも多い。本記事ではそんな初級営業リーダーに向けて、初心者が今すぐ取り組めるマネジメントのポイントを紹介していく。目次・...

退職代行サービスってどうなの?

「○○さん辞めたんだって」。前職の営業会社時代、ある日出勤すると朝の挨拶の代わりにそんな一言を告げられた。退職した社員は、同じチームで働いていた社歴2年目の女の子。「また明日ね~!」と笑顔で挨拶した翌日のことだった。聞けば以前から退職の打診をしていたがズルズルと辞めさせてもらえず、意を決して「退職代行サービス」を使ったという。退職代行というワードはそれまで耳にしたことはあったが、実際に使って退職した話を聞くのは初めてだった。彼女のように退職を申し出ているにも関わらず、なかなか辞めさせてもらえないという悩みを抱える従業員は、まだまだ多いことだろう。そんな悩みやストレスを抱える方に対し、本記...

「ポテンシャル採用」で輝く未来を手に入れよう!第二新卒のための転職成功ガイド

「第二新卒採用で重視されるポテンシャルとは何を基に判断されるのか?」Twitterを眺めていたところ、こんなツイートが目に留まった。ツイ主は今年4月に不動産会社に営業として入社したという男性。過去のツイートを遡ってみると、入社1ヶ月の間に洗脳に近い形でブラックな働き方を強要されたため、転職を決意したとのこと。しかし職歴が短く、勤務期間も短い状態で次が見つかるか不安になり、ポテンシャル採用について調べていたそうだ。彼のように新卒入社をしてすぐに「会社選びを間違えた……。でも、職歴もスキルもほとんどない状態で次の就職先が見つかるのだろうか」と不安を抱えている方は多いのではないだろうか。そんな...

【企業分析に必須】決算書の読み方を分かりやすく解説

転職活動には欠かせない企業分析。従業員2万人企業の元経理である筆者が、より深く企業分析をおこなうために必要な“決算書の読み方”を解説していく。決算書といえば膨大な量で、難しいことばかり書いてあると誤解されがちだがそんなことはない。見るべき箇所と意味さえ理解すれば、小学生でも理解できてしまう。これさえ読めば、あなたは転職活動において充分過ぎる企業分析ができているだろう。決算書を読むにあたって前提として上場していることが条件となる。稀に規模の大きい未上場会社でホームページ内に決算書を載せていることがあるが、レアケースなので期待はしない方がいい。決算書のある場所は、ホームページ内のIR情報(投...

ブラック企業の見抜き方と、入社してしまった場合の対処法

ブラック企業に勤めてしまうと過重労働や搾取など、さまざまなリスクを伴う。しかし、事前にリサーチすれば応募しようとしている会社がブラック企業かどうかある程度見抜くことができる。本記事では、私の実体験や見聞きした内容から、ブラック企業を見抜くためのポイントを解説していく。ブラック企業の定義について ブラック企業の定義はさまざまで、その解釈は人にとって多少異なるだろう。ただ、一般的に労働法規に違反するような過酷な労働を課し、従業員の健康や生活に深刻な影響を与える企業はブラックと定義して良いだろう。 具体的には以下に一つでも当てはまる場合は、ブラック企業である可能性が高い。 ・長時間労働や...

【拝啓、28歳の自分へ】35歳になっても、相変わらず未来は見えないまま。だけど、なんとかなっています。

やりたいようにやろうと決めた28歳のときは、二度目のフリーランス生活を始めたばかりだった。紆余曲折を経て、ライターになるのを決めたのは大学6年生、24歳の頃。もともとは某総合商社に内定をもらい、安定のサラリーマンライフを送ろうと考えていたけど、すべてがおじゃんになった。同級生は団塊の世代が抜けるということで、売り手市場だったから、超有名企業ばかりに行っている(なお、内定期間中にリーマンショックが発生し、状況は激変)。レールから落っこちた僕は、「もういいや、だったらやりたいようにしよう」と思った。新卒のときは、あえて“書く仕事”はまったく応募しなかった。だって、好きなこと、そして大っぴらに...

「陰キャ」だった私が、営業でMVPをとれた理由

営業の中には知識がなくても容姿やキャラだけで成果をあげてしまう人がいる。「なぜこんな能天気なのに、そんなに売れるのだろう」と思う人が、みなさんの周りにも一人くらいはいるのではないだろうか。ただ、誰もが「ノリ」や「雰囲気」だけで契約をとる、いわゆる“キャラ売り”ができるわけではない。かつて営業だった私も無理だった。私は容姿に自信があったわけでも、キャピキャピとした「陽キャ」だったわけでもない。新人の頃は全く契約が取れず苦労したものだ。しかし、そんな私でも愚直に仕事に向き合った結果、MVPをとることができた。なぜキャラ売りできない私が営業で結果を出せるようになったのか。本記事では不器用な私が...