こんにちは!社会保険労務士法人AdjustHRです!
AdjustHRは「企業と人の幸せを最大化する」をミッションに、日々お客様の人事課題の解決に向けて活動しています。
今回は、入社4年目を迎える顧問対応職の野見山さんにインタビューしました。
異業種から完全未経験で入社し、挫けそうになることもありながら、壁を乗り越え今に至ります。
そんな野見山さんに、
・入社初期のエピソード
・前職の経験が生きていると感じた瞬間
・顧問対応をするときに大切にしていること
などを聞いてみました!
❚ プロフィール
約10年間、ホテルの宿泊部門でフロントや販売管理、教育担当などを経験。
入社当初から人事を希望するも、なかなか異動が叶わないままコロナ禍に突入。
そんな矢先、大学の先輩でもある中野さん(代表)から声をかけてもらい、2021年2月にAdjustHRに入社。
AdjustHRは自分の世界を広げてくれた
ー野見山さんが入社した頃は、まだ研修制度もなかったのですよね?
はい、今でこそ研修制度が整っていますが、当時は入社初日から「給与計算よろしく!」という感じだったので、大変でした。泣きながらやっていました(笑)
それでも辞めずに続けてこられたのは、自分自身がこの仕事をやりたいという思いで転職してきたからです。
しょっちゅう落ち込んで心が折れることもたくさんありましたが、そのたびに代表の中野さんやマネージャーの原村さんに相談したり弱音を吐いたりして、ここまでやってきました。
二人がいてくれて本当によかったなと思っています。
中野さんはどんなに忙しくても時間をとって話を聞いてくださり、「落ち込んだら僕が立て直すから大丈夫だよ」と言ってくれます。
原村さんは質問の仕方や相槌が上手で、話すとスッキリするんです。包み込んでくれる温かさや安心感があるので、年下ですがつい相談したくなっちゃいます。
他のメンバーたちも含め、「いいな、すごいな、素敵だな」と思える人たちと一緒に働くことができ、AdjustHRに入社して自分の世界が広がったように思います。
ー前職の経験が生きていると感じることはありますか?
社会人経験が長いので、PC操作や敬語などは一通りできましたし、電話対応への抵抗もありませんでした。
また、前職ではホテルの宿泊部門にいたので、人とコミュニケーションをとる機会が多く、そこでの学びは今でも生きています。
例えば、フロントの業務では限られた時間で良い印象を相手に与えたり、チェックインの込み具合に応じてスピードを調整したりと、視野を広く持ちながら臨機応変に対応する必要があります。
この経験は、顧問対応をする際も役に立っています。
それから、前職では大手旅行会社との商談なども経験していたので、顧問先の経営者との打ち合わせも苦手意識を持つことなく参加できました。
異業種からの転職ではありましたが、こうやって振り返ってみると、10年間接客業を経験して良かったなと感じますね。
ー野見山さんが顧問対応をする上で大切にしていることを教えてください。
まず、即レスです。
瞬時に回答するのが難しい場合でも、「確認して〇日までに返信します」など、何かしらのリアクションはすぐにとるようにしています。
また、顧問先とのグループチャットでは、自分以外の人に宛てたメッセージでも「見ました」の意味でリアクションスタンプを押しています。
これは、お客様への気配りの意味もありますが、担当者としての責任感や愛着から来ている部分もあります。
自分の担当先のことはすべて自分ゴトとして捉えたいですし、その姿勢はきっと相手にも伝わると思っています。
それから、1社1社の顧問先において、「出来る方法を究極まで考える」というのも大事にしていますね。
型にはまった回答ではなく、顧問先の担当者が実現可能な方法でご提案することも我々の役目なので、どうしたら出来るかを考え、相手に合わせた伝え方を常に心掛けています。
時間がかかるので顧問先の数が増えてくると大変ではありますが、いつもアシスタントの存在に助けられています。
手を動かす時間が減らせる分、考えることに時間をあてることができています。
相手を知り、踏み込むことで信頼がうまれる
もう一つ、「顧問先のことを知ろうとする」というのがとても大事だなと感じます。
これは先ほどの「出来る方法を究極まで考える」ことにもつながりますが、お客様のことを知ることは、顧問対応にも生きてきます。
例えば、新店舗をオープンするときには労働保険の手続きが必要になるので、本来であれば我々に連絡をいただきたいのですが、お客様がそれを知らず、連絡しそびれてしまうことがあります。
そんなとき、SNSで事前に情報を把握していれば、「インスタ見ました!今度お店をオープンするんですよね!」という切り口で会話を持っていくことができますし、直接的な言い回しで伝えるよりも良い印象を与えることができますよね。
人は、自分のことを理解してくれている人との方が安心して話せます。
相手をよく知ることで、より詳しい話が聞けるようになるので、顧問対応にもプラスに働くのではないでしょうか。
ですから、私は顧問先のXやInstagramをフォローして、日々情報をキャッチするようにしています。
また、「知らなくても業務に支障はないけれど、知っておいた方がより良いこと」というのも存在します。
例えば、確定前の給与制度は相談ベースでお話をお伺いすることもありますが、決まった内容を最終的に記録しておけば業務上は問題ないです。
ですが、「なぜその内容に改定したのか」「決定までの背景」なども記録し把握しておくことで、次の相談があった際により深いご提案ができるようになると考え、些細なことであっても記録するよう心掛けています。最近では、顧問先の担当者も「このルールどうなってましたっけ」と私宛に質問が来ることもあります。(笑)
結果として先日、顧問先からSNSでお褒めの言葉をいただきました。
これはめちゃくちゃ嬉しかったです。
やっと信頼関係が出来てきて、ここまで来られて本当に良かったなと、心から思いました。
顧問先との信頼関係は一朝一夕で構築されるものではなく、こうした日々の積み重ねで少しずつ生まれるものであると、身をもって感じています。
ー素敵なエピソードですね…!
最近一番嬉しかった出来事です。
でも、私は自尊心が低いので(笑)
まだまだ毎日のように難しいなと感じて悩みます。
むしろ、AdjustHRも顧問先も規模が大きくなり、IPO先も出てきている中で、今まで以上に困難に直面することが増えました。
会社のフェーズが変わると、やらないといけないことや考えないといけないことも増加します。
とは言え、知識を増やさない限り成長はできません。
AdjustHRには知識を身につけるための環境は用意されているので、業務効率化や時間のコントロールを図り、勉強時間を確保したいです。
そして、社労士や行政書士の勉強をしたいですし、給与計算の検定も取りたいと思っています!
心折れても大丈夫。自尊心が低くても、やれる。
エビデンスは私。
ー最後に、未来の仲間に向けてメッセージをお願いします。
諦めないで、と伝えたいです。
入社後は、ほぼ全員が必ず壁にぶつかります。
私も何度も心折れています。
でも、その先に得られるものが必ずあるので、諦めてほしくないなと思います。
AdjustHRには決して見捨てるような人はいませんし、自分自身が「もう一度頑張りたい」と思うのであれば、頑張れます。
だから、一度挫けても無理だと結論付けず、頑張ってほしいです。
自尊心が低くても大丈夫です。
周りには、引き上げてくれる仲間がいます。
それに、自尊心が低いからこそ、「自分はダメだ、もっとやらなきゃ」と頑張れる部分もあると思うんです。
一緒に頑張りましょう!