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【エンジニアインタビュー】ソフト、ハード、ITを横断し、極めるのに最高のプロダクトがmonitです


製造業の現場に特化したSaaS「monit」を展開するトランスミット株式会社では、技術的にも未開拓な領域に挑んでまいりました。複雑な工場の課題を論理的に考え、最適解を求め続けていくためエンジニアの存在が欠かせません。


今回は、エンジニアかつトランスミットの一人目社員である出口さんに具体的な体制や働き方、開発者としてトランスミットで働く魅力について話していただきました。

普段は三重県からリモートで参加いただいています。

【目次】
■社員第1号としてトランスミットへ入社した背景を教えてください
■入社後の業務はどのような業務に取り組まれていますか?
■トランスミットで働く面白みはどこにあると思いますか?
■トランスミットのチーム、組織としての特徴は?


■社員第1号としてトランスミットへ入社した背景を教えてください

代表の実川さんとは、伊勢でフリーランスとして活動している時に出会いました。
友人に紹介された方に、また紹介してもらった形になります。話を聞き、SWIMMER (現トランスミット)の案件に業務委託として参画させていただくことになりました。 当時は他の案件にほぼフルでジョインしていたので、副業として週16時間程度関わらせていただく形で開発していました。

そんなある日、フルでジョインしていた案件が急にコロナで一旦契約打ち切りとなり、次の案件を探さなきゃと焦っていたのですが、実川さんからちょうどそのタイミングで

「うちの第1号正社員にならないか」

とお誘いがありました。自由度の高い働き方や、広範な技術に携われることに惹かれて入社を決め、SWIMMER(現トランスミット)の一員として働くことになりました。


■入社後はどのような業務に取り組まれていますか?

自社プロダクト「monit」を開発しています。関わる範囲としてはプロダクトの0→10まで全てです。ビジネスサイドと議論をして仕様を決め、実際にサービスを実装するところまで携わっています。

私たちが対峙する工場現場では、多くの関係者の利害関係のもと複雑な要因が絡み合っています。
一つの課題に目を向けても、工場全体を紐解き、変えていかないと解決まで至れません。どうすれば課題を解決し、一人の顧客を幸せにできるのか、SaaSという枠を超えて何でも取り組むので困難もありますが、大きなやりがいにも繋がっています。

技術的にも未開拓な領域なので、私自身も勉強の毎日です。このように仕事の中で試行錯誤を繰り返し、学べるのは大変ありがたいと思っていますし、その技術を顧客課題解決に繋げていくのがmonitかつ自分のミッションだと思っています。



たしかに、ハード(専用機器)も制作されているのを拝見した時は、SaaSの枠を超えていると思いました

機器もソフトも、本当に1から作るっていうのはなかなかないですね(笑)。

工場現場の課題に対して最も良い解決策は何かと考えた時に、Webだけじゃ解決できないことがたくさんありました。そのため、ソフト、ハード、さらにはITにもこだわらずに模索をしています。

あくまで課題が先決で、技術はその手段だと考えています。今ある課題に対して、できないことが生じるのであればできるようにしていきますが、手段そのものにこだわりは無いというのが正直なところです。


■開発手法はどのように行っているのですか?

アジャイル的な手法です。その中でも「試してすぐ壊せる」「早く作れる」ことを意識しています。
プロダクトのフェーズとしては、今はまだ仮説も多い段階です。
現場で検証しきれていない部分は、当然間違っていることもたくさんあります。スピード感をもって作りながらも、ビジネスサイドから顧客の声を聞き、柔軟に調整することが出来るスタイルをとっています。

実際、工場現場では論理や構想だけでは変えられない、変わらないことばかりです。本当に変化を実現できるのかは、実際の顧客に聞いていかないと分かりません。
開発側が生の声に真摯に耳を傾け、顧客への実感を抱きながら、絶え間なく改善をしていくのが必要だと思っています。


■2022年7月に monit Ver.1がリリースしたタイミングです。そんなトランスミットで働く面白みはどこにあると思いますか?

これまで取り組んできたところで言うと、モノ(ハード機器)とWebで連携できるというところは実装してみて面白かったなと思います。

けど、今もこれからもずっと変わらないのは、自分でどんどん新しいことを切り開いていかなきゃいけないところだと思います
それこそ、AIやOPC-UAだったり工場現場の機械と連携したり…とやってみたいことは盛りだくさんで、
既存システムを回収するような案件は多くあると思うのですが、こういうところを1から立ち上げ実装できる機会ってなかなかないと思うんですよね


一つ一つ成長の機会であると思いますし、やりがいにも繋がるのかと思います。
製造業の現場に特化したSaaSという珍しいサービスで、様々な経験が積めるという事でエンジニアのキャリアとしても非常に魅力的な環境ですし、技術力も間違いなくつくのかと。

■トランスミットのチーム、組織としての特徴を教えてください。

基本的に自由ですね。個人が裁量を持って働いています。

あと、エンジニアはみんなフルリモートではあるのですが、コミュニケーション・連携はちゃんと取れているというふうには感じています。リモートなのに、チーム作りはよくできてるなっていう感じはありますね。
例えば、毎日エンジニアチームでは定例会議を行い、進捗の報告や不明点の相談をするなどチームとして連携する仕組みがあります。


普段のご自宅でのリモートワークのご様子。

■今後のmonitの展望を教えてください

monitだけで、工場がどう動いたらベストなのか判断し、実際に動かせるようにしていきたいです。
私の中で、未来予想図として見えているのが、

少子高齢化の中で、単純作業からDX、機械化されていく。作業員の作業も必要がなくなる。
(人が減ったとしても生産力を維持するためには機械化しかない)

というものです。

monitは、この中で「人がいなくなっても工場が機能を果たせる状態」を実現せねばなりません。
つまり、工場の作業がなくなるお手伝いをするということです。

そのためにまず必要なのがデータ化です。
いま、現場の作業員はどのように操作し、図面を判断し、注文や指示のもと動いているのか、今までブラックボックスだったところをデータとして取得せねばなりません。
取得され、蓄積されたデータを解析することで、工場がどう動いたらベストなのか?というのをmonitで判断、機械化していきたいと考えています。

この、未来で自動化・機械化した時にいかに効率的に回せるようになっているかが日本の工場存続のキーになると考えています。
10年後、あの時monit入れておいてよかったと言われるために、データを取得し、活用する。そのための仕組みを、技術を総合して作っていきたいと思っています。


■出口さんご自身のビジョンを教えてください

2200万分の1のエンジニアへ。
世界のエンジニア人口を調べたら2200万だったので2200万分の1としました。(本当かどうかわからない)

1つのキャリアで100人に1人の人間になることを3つのキャリアで行えば、掛け算で100万人に1人の人材になれると言われています。

100人に1人になるには1万時間(普通に働いてたら約5年)必要と書いてあるのですが、さすがにそこまでかからないと自分の中では思っています。1万時間かければ100人に1人ではなく300人に1人ぐらいになれるんじゃないかとも思います。

monitはそれぞれを極めるには最高のプロダクトだと思っているので、今後もmonitを通じて極めていきたいと思っています。


■キャリアに迷っている方や転職を考えている方も多いと思いますが、そのような方へメッセージをお願いします

新しいこと、どんどん違うことをやっていきたい人はすごく向いているのかなと感じます。
トランスミットはすごく面白い環境ですので、ぜひともウェルカムです笑

■出口さん、ありがとうございました!

トランスミットに入社してから、エンジニアの方がソフトもハードの専用機器もゼロイチで制作しているのに驚愕したのを覚えています。
工場現場の方が使いやすいようにという想いで、ハードまで制作されているという想いを聞いてなるほど、と思いました。

日々新しい技術や、ツールに挑戦して壁を乗り越えていく姿をいつも尊敬しています。
日々アップデートするmonitと、エンジニアさんに今後もついていきます!!

トランスミットではmonit Ver1リリースにあたり、絶賛採用中です!
事業内容やミッションに共感いただけた方はぜひ話をききたいからお話しましょう!

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