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未経験からのPMO。社内大規模プロジェクト推進のリアル。

※記事公開時(2020/03/17)当時の役職・状況が含まれます

2015年4月に入社した加藤ひかり。カスタマーサポート部にて経験を積んだ後、現在は情報システム部にてPMOを担っています。就活の時、偶然見かけた採用サイトで「お母さん世代に恩返ししませんか?」というメッセージで興味を抱き、選考で会話した沖洲常務(※執筆当時)や社員の人柄に惹かれて入社を決意したと言います。そんな加藤に入社のきっかけから、情報システム部での仕事内容、メビウス製薬の魅力について聞いてみました。

▼プロフィール:加藤ひかり(かとうひかり)

沖洲常務(※執筆当時)や社員の人柄に惹かれ、2015年4月にメビウス製薬へ新卒入社を果たす。カスタマーサポート部にて経験を積んだ後、現在は情報システム部にて新基幹システムの構築とメビウス製薬の全社オペレーションを担っている。

異動1ヶ月でプロジェクト推進。プロセス自動化効果でアナログな工数を93%削減し、月に15時間の工数削減に貢献。

━━まずは、メビウス製薬に入社された背景を教えてください。

就活の時、採用サイトに「お母さん世代に恩返ししませんか?」というメッセージが書かれていたのですが、その言葉に惹かれてメビウス製薬に興味を抱きました。当時、母と上手くいかなかったこともあり、より響いたのだと思います。いつか私も「お母さん世代に恩返し」できたらなと思い、選考に進みました。

実際に面接を受けると、社風と人がとても温かかったです。「他の会社さんと違う」と肌で感じ、メビウス製薬への入社を決意しました。



━━そうだったんですね。それでは現在、加藤さんが行っている仕事内容を教えてください。

現在は、2021年の2月にリリースされる基幹システムのリニューアルPMOとして関わっています。今回の新基幹システムの概要やリニューアルの経緯は以下の記事で詳述しています。


情シスで取り組む通販業務のDX。顧客体験を最適化し、競争力の源泉に。 | 株式会社メビウス製薬
情報システム部の部長として、主に新基幹システムおよびECシステム導入のプロジェクト管理と業務改善の推進を行っているMさん。メビウス製薬のロジカルさと情熱的な社風に惹かれ、入社を決めたと言います。入社のきっかけから、情報システム部の仕事内容、メビウス製薬の魅力について聞いてみました。 ▼プロフィール ...
https://www.wantedly.com/companies/company_5384925/post_articles/273005


私は入社後、CS(カスタマーサポート)部署が長いのですが、今年の6月に情報システム部に異動してきました。CSのオペレーションは現場目線で熟知できているので、その業務知識を活かして業務に取り組んでいます。具体的には新基幹システムが関わる業務プロセスとしてのあるべき姿を念頭に置きつつ、システムとしての制限を理解しながら、課題点・懸念点、タスクの洗い出し、システム会社との折衝、テストと、広範囲に渡りリプレースに関わらせていただいている形です。

あるべき業務プロセスとシステム制約の間には課題はつきものですが、日々、どう解決するかの選択肢を洗い出し、関係各社とすり合わせながら意思決定していく、という繰り返しですね。リリース日の制約もあるので、課題にモレがないように現場にも綿密にヒヤリングしながら、注意して洗い出しをしています。関係者も多く、タフな仕事ではありますが、PMOとして裁量を持ってプロジェクト推進に関わらせていただいているので、日々成長とやりがいを感じています。

━━ありがとうございます。情報システム部のもう一つの仕事として、ITによる全社オペレーション改善も担っていますが、直近で何か改善したことはありますか?

CSの業務プロセスを劇的に改善できた事例があります。

CS業務はまだまだアナログな部分が多く、人手で対応することで時間ロスが多く発生していました。弊社は商品別にお客様への郵送方法が区分けされているのですが、その区分けが時々誤って登録されてしまうことがあり、間違った郵送方法で配送しようとして手戻りが発生してしまうという問題がありました。この郵送方法の登録ミスを見つけるために、発送準備が整った全ての商品と郵送方法がずらっと並んだリストを一件一件目検して間違いを洗い出していたんですね。これにとても時間がかかっていました。

ただ、実際には全ての商品のリストを見る必要はなく、そこで”より効率的に行える方法”を考え、技術的にも可能であることをメンバーに確認しつつ改善に動いていきました。具体的には、SQLを用いて”誤りやすい目検するべきリスト”としてデータベースから抽出すプログラムを組み、リストの抽出自動化をメンバーで行いました。

とても細かい改善ではあるのですが、目検するリストが絞り込まれることで、1日に目検する件数の実に93%が削減されまして、結果として、1ヶ月で約15時間の工数削減に成功しました。



自ら望めば若手からでも掴める成長の機会。CSから飛び幅あるキャリアの中でIT技術も習得していきたい。

━━実際に入社してみて感じた、メビウス製薬の”魅力”は何だと思いますか?

年齢や経験問わず、手を挙げればチャンスをくれる会社であることです。挑戦したいメンバーには、どんどんチャレンジをさせてくれます。何かに挑戦したい時、「達成するために何ができそう?」と親身になってくれる環境が、メビウス製薬にはありますね。

私自身、こうしてPMOとして重要な役割を任せていただいてますし。他にも、入社2年目で会報誌の編集長や、新卒採用責任者を担っているメンバーもいます。ここまで若手でも裁量権を持って大きな仕事に携われるのは、めずらしいのではないでしょうか。

また、人が温かいのもメビウス製薬の魅力です。私が新人だった頃、沢山の先輩方のご指導があったからこそ成長できました。今は情報システム部に異動して1ヶ月で、至らないところもありますが、上司やメンバーの支えがあるからこそ、未経験でもPMOとして挑戦できていると感じています。

そしてメビウス製薬のメンバーは、オンとオフを大切にしていますね。ランチに行ったり、プライベートで仲良くさせてもらうこともあるのですが、遊ぶときは思いっきり遊び、仕事をするときは全力で仕事をしていて。何事も全力で楽しむカルチャーが、私は好きですし、一緒に働いていて気持ちがいいです。

━━ありがとうございます。ではどんな志向の方が、メビウス製薬の社風に合っていると思いますか?

”変化を恐れず、謙虚に柔軟に対応できる人”だと思います。弊社代表(※執筆当時)の小野は常に先を見据えて動いていますし、世界でも目まぐるしく状況が変わっています。その意味で、社内も常に変化が求められますが、その変化を楽しみながら臨機応変に対応できる方、変化を機会と捉えてチャレンジしたい方は、メビウス製薬でも活躍できると思いますね。



━━では最後に、加藤さん自身の目標を教えてください。

直近の目標は、2021年2月に向けて新基幹システムのリプレースを無事に成功させることです。また、プログラミングを学ぶことで、より積極的に業務改善の提案を社内に行っていけるので今はSQLを勉強しています。今は習得期間だと思っているので、とにかく積極的にスキルや経験を身に付けていきたいです。

情報システム部のミッションが「ITを使ってメビウス製薬の全社オペレーション、顧客体験を最適化する」を掲げているので、私もIT技術を通して、社内や社外に貢献できるように努めていきたいと思います。

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