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これは、夢みたいな話でしょうか?

頭の片隅に介護のお仕事が

幼い頃、私の夢はプロ野球の選手でした。しかし野球推薦で入った高校でケガをしてしまい、選手生活に区切りをつけてマネージャーに。卒業後は理学療法士を目指して大学に進学するつもりが志望校に合格できず。1年間の浪人生活を経て、スポーツトレーナーの専門学校に入りました。ところが、そこでもアスレティックトレーナーの養成課程には入れず、介護コースに進むことに。現在は看護師をしている妹が当時、ヘルパーやケアマネージャーになりたいと言っていたこともあり、介護のお仕事も選択肢として、頭の片隅にはありました。

人生終わった」と思った

東京に出たかったので、学校卒業後は介護業界で寮のある会社を探して就職しました。希望したのはデイサービス。夜にアルバイトをして、お金が貯められると考えたからです。21歳で社会に出て、介護のお仕事に3年間従事して、25歳のときには、自己啓発書に触発されて「人生を変えよう」と、別の事業で起業を考えました。それがわずか1年もしないうちに失敗。うちひしがれて「人生終わった」と思いました。そのときに、自分にできることは何か。そう考えて結局、思い至ったことが「介護をやっていたんだ」と。再び介護のお仕事に本腰を入れることにしました。

出会った仲間に支えられている

26歳の時に知り合いと重度訪問介護の事業所を共同で立ち上げました。自分自身、経営スキルを身に付けたい気持ちはありましたが、そのとき事業運営は相手任せでした。当時の会計士の利用者様にも、経営を学ぶように強くすすめられました。しかし、本を貸してもらっても、ちんぷんかんぷん。あえなく2年で失敗します。友人に誘ってもらい訪問介護の正社員になるも人手不足で事業廃止の危機に。少しでも課題解決したいと思い見つけたのが、介護業界の若手向けに無料で経営学の教育を行なう『KAIGO LAB SCHOOL』の第1期生募集。経営に携わる基本的な最初の一歩が学べ、学びを深める姿勢を身に付けることができました。そこで出会った仲間とはディスカッションしたりコラボしたりしながらお互いを刺激しています。残念ながら在学中に人手不足を解決することはできませんでしたが、卒業後29歳の時に今の患者さんとそのご家族と一緒にこの会社をつくりました。現在、一緒にはたらいている仲間は、株式会社Join for Kaigo様の『KAIGO LEADERS』や『KAIGO MY PROJECT』のつながりで声をかけ、支えられています。

介護する側、される側ではなく

こういう関係が築けたことは、ありがたいこと。人と人が関わり、支えあうことで、これまではむずかしかったこと、できなかったことも、できるようになるのでは?私は今、そう考えています。重度訪問介護の利用者様が、もっと世の中に出て、社会とつながることができたらどうでしょう。介護をする側、される側という関係ではなくて、お互いをパートナーとして認めあい、支えあってはたらいたり余暇を楽しんだりと、そんな関係を築いていけるなら、すばらしいこと。二人三脚で何かお仕事をして、お金を稼いで、生活の糧とすることができるなら、経済活動を回す効果も生まれ、理想的といえるのではないでしょうか。

利用者様のパートナーになる

私がこれから、本当にやりたいお仕事は、介護作業をすること、介護する人を派遣することではなく、利用者様のパートナーになること、なれる人を育てていくことです。利用者様お一人に、専任のヘルパーが寄り添い、豊かな人生を築けるようにお互いに助けあう。これから、そんな事業に切り替えていきたいと考えています。夢みたいな話でしょうか?

お話だけでもOKです。夢の実現へ興味はありませんか?

訪問介護スタッフ(経験不問)
できることが、できなくなる人に、あなたができること。
一般社団法人水澤が運営する訪問介護事業所『ケアベースこうのすけ』。 手がけているのは重度訪問介護をはじめとする障害福祉サービス。 東京都内をカバーしています。 利用者様のほとんどは、重度の肢体不自由者。 誰かの助けを、常に必要とされている方です。 食事、入浴、排せつ。調理、掃除、洗濯。 家事のお手伝いも含めて、生活全般を援助。 外出するための移動中の介護も行ないます。 なかには意思の疎通がむずかしい人がいます。 1回の訪問につき、お世話をするのは8時間程度。 夜勤となれば12時間。長ければ14時間。 長く一緒に過ごします。 話すことすら思うままにいかない利用者様から、 「ありがとう」の言葉をもらえることは、ほぼありません。 それでも、やる意味がある。やるだけの価値はある。 そんなお仕事です。なぜだと思いますか?
一般社団法人水澤
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