【中途採用担当対談】「採用を担当するのはどんな人?」OSTechの面談内容&価値観、すべて教えます! | 会社紹介
IT企業やエンジニアを目指しているものの、未経験で選考を受けるのはハードルが高いと感じていませんか?「どのような仕事内容なのか、もう少し詳しく知ってから応募したい」「自分にできるか不安なので、ま...
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「ITエンジニアとして、もっとスキルアップしたい」「一人ではなかなか学習が続かない」。
そんな声に応える形で、アウトソーシングテクノロジー(以下、OSTech)社内に誕生したのが“もくもく会”です。
もくもく会とは、もともとエンジニアコミュニティの間で「複数人で集まって黙々と作業や勉強に集中する会」として広まり、IT業界ではおなじみの取り組み。OSTechではバーチャル空間を活用しながら、資格取得や開発スキルの向上、さらには社内コミュニケーションの活性化を目指す独自の形に進化させています。
今回は、もくもく会の立ち上げ人であり、現在も運営を担う麻生さんに、その想いや仕組み、これまでの成果について詳しくお話を伺いました。
麻生さん / 技術統括本部・技術管理部・バリューアップ推進課 主任
エンジニア社員のキャリア支援やスキルアップ支援を担当。バリューアップ研修の設計・運営を手がけるほか、「もくもく会」の運営も担う。バーチャル空間「メタライフ」を活用した取り組みにも積極的に関与。
麻生さん:もくもく会のはじまりは、エンジニアの「資格勉強を一人で進めるのがつらい」という声でした。その声をキャリアアドバイザーから受け取った時に、「だったらみんなでやってみよう」と、仲間と共に学べる環境づくりを開始しました。
そこから、資格取得を目指す「資格取得もくもく会」と、開発スキル向上を目指す「開発もくもく会」の2つのチームを立ち上げました。
最初は一部の社員に声をかけながら、少人数でゆるやかに始まりました。参加者からは「一緒に学べる環境があるのは心強い」といった声もあり、反応が良かったんです。そして社内からの期待も高まり、徐々に認知が広がっていきました。
「資格取得もくもく会」では、毎週木曜日の18時に任意参加のミーティングを開催。現在は2名の参加者が中心となり、お互いの進捗を共有しながら学びを続けています。参加者は自身の目標に合わせて学習内容を決め、バーチャル空間やチャットを通じて進捗を投稿。他のメンバーの頑張りが見えることで、「一人じゃない」という安心感が得られるのが大きな魅力です。
バーチャル空間では、自分の好きな時に自由に会話やチャットを始めることができます。オープンスペースを設定しており、困ったことがあればいつでも相談できるようにしています。ちょっとした雑談が飛び交うこともあり、学習会とはいえ、リラックスした雰囲気も漂っています。「勉強の進め方に悩んでいたけれど、他の人の話を聞いてヒントが得られた」「評価制度の話も聞けて良かった」など、学びながら、社員同士のつながりも深められるのが魅力です。
年齢をはじめ、スキルやバックグラウンドの異なるメンバーが集まることで、世代を超えたつながりや多様な学びが生まれているのも特徴です。
▼参加者の声(20代、3年目・AWS運用監視経験2年):
一人だと学習ペースが乱れがちだったんですが、仲間と進捗を共有できるので継続しやすいです。みんなでモチベーションを高め合えるのが嬉しいです。
「開発もくもく会」では、四半期ごとに目標を定めて、実際にアプリケーションやシステムを開発。例えば、C#による従業員管理システムの開発など、実践に近い環境で学びを深めていきます。
この会には、現場経験豊富なエンジニアがメンターとして参加。参加者は、社内チャットツール「インサークル」やバーチャル空間内で、いつでも質問や相談が可能です。レビューや助言を受けながら、自らの力でエラーを解決する力を身につけていく実践型の学習環境です。
成果物は期末に開催される発表会でプレゼン形式で共有。営業担当や採用担当も聴講に訪れるため、実際の配属に向けた準備にもつながっています。(プレゼンの後には飲み会を開催したことも!)
実際にこの会を経て、大手メーカー企業の開発プロジェクトに配属が決まった社員もいます。配属先では、C#とJavaScriptを用いたWebアプリケーションの保守開発を担当。要件定義から設計、製造、テスト、リリースまで一連の工程に関わり、現場で求められる実践的なスキルを身につけています。
また、「ポートフォリオを作る過程でスライドづくりやプレゼン能力も鍛えられた」と語る声も。開発技術にとどまらず、伝える力・発信力も育つ環境が整っています。
さらに、今後の方針として「個人開発」から「チーム開発」へのシフトも検討しています。複数人で一つのプロダクトを開発・運用することで、より実践的なコミュニケーションやマネジメントのスキルも身につけられる機会になるかと思います。
▼参加者の声(20代、4年目・ICT支援員2年半・運用経験1年):
最初はコードを書いたことがなく不安だったんですが、メンターの方の丁寧なフォローや、発表会、コードレビューを通じて成長を実感しました。四半期ごとに成果物を発表し、実際にアプリケーションを作り上げる楽しさややりがいを味わえました。
OSTechの“もくもく会”の最大の特徴は、バーチャル空間「メタライフ」を活用している点です。キャラクターを操作して自由に移動し、一定の距離内に入ると自然に会話が始まるという設計が、偶発的な交流や雑談を促します。
空間内では、「ここはJavaの話」「こっちは資格試験」など、目的ごとに“部屋”ができており、誰でも好きな話題に参加できる仕組み。ときには業務に関する悩みや、日々の出来事の共有、さらにはキャリア相談が始まることも。
学びの場でありながら、アットホームな空気感があり、配属先が異なる社員同士が気軽につながれる場として、社内の一体感を生み出す役割も担っています。肩肘張らないコミュニケーションがこの場の魅力です。
麻生さん:もくもく会は、個人での学習や作業を中心にスタートしましたが、今後は複数人で協力してプロジェクトの企画や運営をしたり、リリースや運用までを目指すチームの立ち上げにも挑戦していきたいと考えています。
卒業生がメンターとして後輩を育てる仕組みも構想中で、「メンターになってスキルを伸ばしたい」という方の参加も歓迎しています。
大事なのはスキルよりも“やる気”。質問があれば何でも答えます。自ら学びたいという意思を持ってくれた人には、どこまでもサポートしたいと思っています。
メンター陣も、ただ正解を教えるのではなく「ヒントを出して、自分で考える力を養ってもらう」ことを大切にしており、現場に出てからも通用する自走力を養える場としての価値が高まっています。
OSTechで自分を成長させたい。そんな想いを持つ方にとって、“もくもく会”は自然に学びを続けられる、心強い第一歩になるかもしれません。
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