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営業職からITエンジニアに転身。「コミュニケーションが活発で、IT業界未経験でもチャレンジしやすい環境」【社員インタビュー】

IT業界未経験からエンジニアとして、2019年にアウトソーシングテクノロジー(以下、OSTech)に入社した島村さん。前職で法人営業の一業務として足を運んでいた工場をきっかけに「技術」や「ものづくり」の分野に興味を持つようになりました。

今回はそんな島村さんに、未経験から入社し、現場に出るまでにどのようなステップを踏んできたのか、また、今後のキャリアの展望についてお話いただきました。


島村さん / インフラエンジニア

⼤学卒業後、専門商社に⼊社。⼤⼿企業や中⼩企業等の法⼈顧客を約15社担当し、樹脂材料や成形品等の提案を行なう。2019年にOSTechに入社。研修を経てネットワーク機器の設定を担当し、現在はインフラ系案件のPM補佐を務める。

入社の決め手は「さまざまな分野の技術にチャレンジできそうだから」

―― まず、ご経歴を教えてください。

大学卒業後、新卒で電子部品や化学品を扱う専門商社に入社し、法人向けの営業職に就きました。

具体的には、照明器具などを作る材料を加工・成形し、お客さまのニーズに合わせて提案する仕事です。工場へ足を運び、キャッチアップした新しい技術を持って、お客さまの元へ伺う毎日を送っていました。

―― まったく違う職種からエンジニアを志したきっかけは何だったのでしょうか?

さまざまな工場とつながりがある仕事で、これまで知らなかった技術に触れるうちに、ものづくりや技術的な分野に関心を抱くようになったんです。

ちょうどインフラエンジニアの友人の話を聞いて、ITに興味を抱き始めた時期でもありました。お客さまにヒアリングした要件をもとに設計し、ニーズを満たす通信環境を実現することに「プロフェッショナルさ」を感じて、私もインフラエンジニアにチャレンジしてみたいと考えるようになりました。

――数ある会社のなかで、OSTech社に入社を決めた理由は何ですか?

インフラに限らずさまざまな分野の技術にチャレンジできそうだと考えたからです。インフラに興味を抱いていたものの、IT業界は未経験。どの分野に適性があるかは実際にやってみないとわからないものなので、選択肢は多いほうがいいと考えてOSTechに決めました。

「成長を実感している」1ヶ月の研修を経て、案件デビュー

―― 実務に入るまでにどのような研修を受けましたか?

グループ会社が運営している「KENスクール」で、1ヶ月間CCNA(Cisco Certified Network Associate)の研修を受けました。初めは正直難しかったのですが、テキストだけでなく実際にCiscoの通信機器を触りながら学ぶうちに、ネットワークのイメージを掴めるようになりました。

―― 研修後に配属された案件はどうでしたか?

配線工事をメインに扱う会社で、主に現地ネットワーク工事を担当していました。ITエンジニアというと、PCに向かってツールで作業しているイメージだと思いますが、インフラエンジニアとしてネットワークを構築するためには、このような業務も重要です。

具体的な業務内容としては、まずはLANケーブルを1から作るところから始め、ある程度ケーブルが作れるようになったタイミングで、配線作業を担当します。

配線作業は、顧客である民間企業を訪問するため、決められた時間内で確実に作業を完了させることが求められます。そのため、作業中は常にいい緊張感があり、無事に作業を終えられたときには大きな達成感を覚えていました。

初めの3~4ヶ月は先輩と一緒に、それ以降は1人で担当していました。もちろん、1人で作業しているとわからないことにもぶつかりますが、先輩に電話で質問をすることで乗り越えていました。初めて1人ですべての作業を終えられたときはとてもうれしかったですね。

案件開始から2年ほど経ったころ、構築・設計・運用に興味が移ったので、ポジションに空きが出たタイミングで現在の案件に移行しました。

―― 現在はどのような業務を担当されていますか?

インフラ案件のプロジェクト管理及び構築、インフラ基盤案件の構築運用保守、案件のPM補佐をしています。今の現場でも配線工事をすることがあり、経験者の私が任されています。1社目の案件での工事経験が活かされていると感じますね。

新しい技術を知る機会が多く、通信機器にもたくさん触れられるため、毎日飽きることなく業務を楽しんでいます。技術力や知識をさらに身につけて、お客様によりいっそう貢献できる人材になりたいです。

―― 未経験からエンジニアに挑戦してみて、大変だったことはありますか?

特に今の現場では、技術面での勉強不足をまだまだ感じています。研修を受けたことで導入はスムーズだったものの、やはり実践の場で活躍できるようになるには、現場で学び続けなければいけません

専門書で知識を得たり、先輩エンジニアに根気強く教えていただいたりして、少しずつスキルアップしている最中です。

―― では、エンジニアのおもしろさを感じるのはどのようなときですか?

成長を実感できたときでしょうか。知識も技術力も0の状態から入社したのに、いつの間にかお客さまの要求に沿ったネットワーク構築ができるようになりました。PM補佐としてプロジェクトを滞りなく進める意識も身につき、入社前の自分よりも一回り大きくなれたと実感しています。

また、私たちが携わっているのは2〜3年がかりの大きなプロジェクトです。長期間一つのことと向き合い、プロジェクトを完成させるために走り続けるので、問題なくプロジェクトを終えられたときの達成感はひとしおですね。

「メンバー間の協力体制が厚い」環境で、信頼されるPMを目指したい

―― OSTechメンバーの雰囲気を教えてください。

私が直接関わっているチームメンバーでいうと、技術力が高く、鋭い着眼点で開発レビューをされる方や、お客さまとコミュニケーションを取るのに長けている方がいます。

それぞれ強みのタイプが違うからこそ、バランスのいいチームになっているのかもしれませんね。尊敬しているメンバーです。

―― 5年間、OSTechを中から見てきた率直な感想をうかがえますか?

メンバー間の協力体制が厚いと感じています。新しいプロジェクトがスタートした直後は、都合よく物事が進まないことも多いのですが、メンバー同士で助け合いながら進行しています。……私が助けられることのほうが多いのですが(笑)。

先輩がよく気にかけてくださったり、営業やキャリアアドバイザーなどほかの部署の方ともいつでも連携を取れる体制になっていたり、未経験としてはチャレンジしやすい環境だと感じます。

―― 最後に、OSTechで目指す、キャリアの展望を教えてください。

現在はPM補佐を務めていますが、ゆくゆくはPMとして独り立ちしたいです。お客さまから信頼されて「また一緒に仕事をしたい」と思ってもらえるPMになれたらうれしいですね。

そのためにも、ネットワークやサーバーなどを実際に1から構築・運用する経験を積み重ね、スキルを強化しながら、キャリアアップを目指します!

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