「やりたい仕事が決まっていない人こそ、うちの会社に来てほしい。」
そう語るのは、当社の会長、下大薗。
異色の経歴を持ちながらも、挑戦を続けてきた彼の人生には、成長と人とのつながりが詰まっています。
どんな思いでこの会社を立ち上げ、どんな未来を描いているのか。
投稿第1回目となる今回は、その想いをじっくり伺いました。
《下大薗 豊》
株式会社インバウンドテック 会長
1979年生まれ。大阪府出身。
元ミュージシャン、そして20代で年収1500万円超えのトップ営業マン。上場企業での事業部長、起業を経て、インバウンドテックを設立。訪日外国人向けの通訳事業を展開し、企業の成長を牽引する。
異色のキャリア? だからこそ、突き抜けられる。
——音楽から営業、そして最年少で事業部長へ。スピード出世の裏にある"突破力"とは?
音楽から営業。異色のキャリアですね。
小学生の頃から芸能の世界にいて、高校では音楽活動に没頭。高校卒業と同時にアーティストとしてメジャーデビューしました。でも、理想と現実のギャップに打ちのめされて「この道は違うな」と、20歳で音楽を辞めました。でも21歳の時に「このままでいいのか?」と漠然と不安になって。
そんな時に見つけたのが、「日給1万円」の広告が出ていた営業職でした。正直営業に興味があったわけではないです。でも、3日目に契約が取れた時「あれ、なんか営業って面白いかも」って感じたんです。
そこからは猛スピードでしたね。
2ヶ月で営業成績トップ、月収150万円突破。その後も昇進を重ね、24歳の時にその会社が上場した時には、事業部長を任されるまでになっていました。
20代で上場企業の事業部長。順調なキャリアに見えます。
確かに、当時は仕事が楽しくてやっただけ成績もついてきて。でも、役員や社長を見たときに「自分のほうがもっとできるのでは?」と感じたんです。そう思ったら、もう転職しかないですよね(笑)。
ちょうどヘッドハンティングの話が来たので、部下120人を連れて新しい環境で挑戦することにしました。
最強のビジネスは、最高の仲間とともに。
—— 転職も、起業も、すべては人とのつながりから生まれる。成長し続ける組織の秘密。
現在の会社を立ち上げるまでの経緯を教えてください。
ヘッドハンティングされた会社の業績を大きく伸ばしたあと、今度は自分でビジネスを進めてみたいと考えるようになり、起業を経験。その後インバウンドテックを立ち上げました。
これまでいろいろな経験を積んだ中で、感じたのは、「最後に残るのは、人とのつながり」だということ。会社の仲間と過ごす時間は長い。だからこそ、自由度がありながらも、信頼し合える会社をつくりたいと思ったんです。
仲間と一緒に挑戦できる場所を作りたかったということですね。
そうですね。人とのつながりを大切にしながら働ける場所を作ってあげたいなと思っています。だから社員には「仲間意識を持って働いてほしい」とよく伝えています。
ただ、この会社にずっといて欲しいとは思ってなくて。成長したらサクッと転職して、次のステップにどんどん上がっていってほしいと思っているんです。
私自身は何度も転職を経験してきましたし、それが成長につながったと実感しています。だから、社員がスキルアップのために転職するのはウェルカムです。むしろ、「ずっと同じ会社にいることで視野が狭くなることもある」と考えています。
…とはいえ、実際去っていく人がいるのは寂しいですね。
経営者として難しいところです(笑)
AIにはできない仕事がある。それが、僕らの強みだ。
—— 感情を汲み取る通訳、命を救う119番対応。人だからこそできる価値を提供する。
事業の特徴について教えてください。
私たちが手がけているのは、訪日外国人向けの通訳サービスです。海外に行ったとき、言葉が通じないだけで不安を感じることがありますよね。それと同じで、日本に来た外国人も、言葉の壁があるだけで日本文化を十分に楽しめないことが多いんです。
最近はAIやChatGPTが進化していますが、「最後は人にしかできないことがある」と私は思っています。例えば、通訳の仕事。翻訳ツールは便利ですが、感情まで伝えることはできません。怒っている人に対して、「怒らないでください」と機械的に訳されても、状況は改善しないですよね。その点、私たちのサービスは、表情やジェスチャーを交えながら対応できる。そこが強みです。
さらに、消防局の119番通報の外国人対応も行っています。外国人が「お腹が痛い」と言ったとき、それが単なる腹痛なのか、緊急搬送が必要な症状なのか、機械では判断できません。そういう場面で、私たちの「人による対応」が活きるんです。
チャンスを掴む準備はできているか?
—— 訪日外国人急増で事業が爆伸び。時代の波に乗り、さらに進化する企業の未来
会社の成長のきっかけは?
日本が「世界で旅行したい国ナンバーワン」になったことですね。訪日外国人が急増し、私たちの事業も一気に伸びました。2020年のコロナで旅行者は激減しましたが、私たちは旅行者だけでなく、日本に定住する外国人のサポートもしていたので、業績への影響はほぼありませんでした。むしろ、新たなサービスを強化するチャンスになりました。
会社として目指している方向性は?
会社としての志が同じであれば、個々の目標は違ってもいいと思っています。みんな、それぞれ「なりたい自分」や「働き方」があるはず。だから、会社の方向性に共感してくれる人と一緒に働きたいですね。
“やりたいこと”なんて、なくていい。」
—— 迷うならまず動け。挑戦の先に、自分の道が見えてくる。
最後に、求職者へのメッセージをお願いします。
「やりたい仕事がない」「何をしたいかわからない」
もし、そう思っているなら、ぜひうちの会社に来てほしいです。
子どもの頃、「将来の夢」を書いたことがあると思います。でも、それを叶えている人はほんの一握り。多くの人は、「これが本当にやりたい仕事か?」と確信を持てずに選んでいるからです。だったら、まずは飛び込んでみる。インバウンドテックにはいろんな仕事があるし、チャレンジできる環境が整っています。
当社には、転職を歓迎する文化があるし、「頑張れば稼げる」仕組みがある。テレワークをほとんど採用していないのも、「人との関わりが成長につながる」と考えているからです。私も会長という肩書きはありますが、責任の重さが違うだけ。みんな同じ仲間です。
未来が明確に見えていなくても大丈夫。
当社であなたの得意なこと、やりがいを感じる瞬間を見つけてみませんか。
下大薗会長、本日はありがとうございました!
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最後までお読みいただきありがとうございます。
インバウンドテックでは、一緒に働きたいと思ってくださる方の応募をお待ちしております。ご興味をお持ちいただいた方はお気軽にご連絡ください。
一緒にあなたの“道”を探しにいきましょう!
それでは次回の投稿もお楽しみに!