みなさんこんにちは、株式会社ネクアス、メンバー取材班の田中です!
今回は、弊社で働く社員を紹介する「インタビューシリーズ」の第4弾をお届けします!
- 株式会社ネクアスでは、どんな人が働いているのか知りたい!
- 株式会社ネクアス事業部長である小森さんがどんな想いで経営されているのかを知りたい!
そんな方はぜひ、この「インタビューシリーズ」の記事をご覧ください!
【今回のインタビュイー・小森 碧さんの紹介】
- 名前...小森 碧(こもり みどり)さん
- 役職...SP事業部 事業部長
- 出身...石川県金沢市
- 部活...ソフトテニス
転校と環境の変化に揺れた日々
<改めて小森さんのことについて聞かせてください!小森さんは、どんな学生生活を送られていましたか?>
小森さん:
うーん、正直に言うと……ところどころ記憶が飛んでるくらい、バタバタしてました(笑)。
というのも、小学6年生の夏まで石川県金沢市の小学校に通っていたんですが、両親の仕事の都合で北海道の旭川市に引っ越すことになったんです。人生で初めての転校だったので、環境の変化が本当に大きくて……。
新しい学校、新しい友達、新しい町――すべてに慣れるのに必死で、当時の記憶が曖昧なんですよね。
<たしかに、突然の転校って、大人でもかなり大変なことですよね。>
小森さん:
本当にそうでした。特に小学校の高学年って、もう友達同士の関係性がある程度できあがってるじゃないですか。そこに途中から入っていくのって、思ってた以上に難しくて……。
最初のうちはなかなか友達もできなくて、すごく心細かったのを覚えています。
「碧」という名前にまつわる、ちょっとしたエピソード
<少し話題を変えますが、「碧さん」というお名前になにか由来はあるんでしょうか?>
小森さん:
実は、特別な意味があるわけじゃないんです(笑)。祖母が「字画数」にものすごくこだわるタイプで、「画数が良くて、一文字の名前がいい」という条件だけで決めたそうです。響きも気に入ってたみたいですね。
私自身も、就職活動のときに「名前の由来ってありますか?」って聞かれるかもしれないなと思って、一応、自分で漢字の意味を調べて答えを用意してました(笑)。
<そうなんですね!そこまで準備されていたとは、さすがです!>
小森さん:
でも正直、「意味あるんですか?」って聞かれても「実はあんまり深い意味ないんですよね…」って答えるのは、ちょっと気まずかったです(笑)。
名前の由来って、意外と聞かれるので……就活あるあるだと思います!
出身地は金沢、青春の舞台は旭川
<小森さんはどちらのご出身なんですか?>
小森さん:
生まれは石川県の金沢市です。小学校6年生の夏までは金沢で過ごしましたが、その後、両親の転勤で北海道の旭川市へ引っ越しました。そのまま就職のタイミングまでずっと旭川の住民でした!
<それでは、ずっと旭川の学校に通われていたんですか!?>
小森さん:
いえ、高校までは旭川の学校に通っていたんですが、専門学校は札幌です!
ただ、親から「通える距離なんだから、旭川から通いなさい」と言われまして。専門学生だった2年間は、毎日往復4時間以上かけて通学していました(笑)
国際交流とバイトに打ち込んだ学生時代
<毎日往復4時間はやばいですね(笑)学生時代のことについても、もっと教えてください!>
小森さん:
学生時代は国際交流とバイトに明け暮れていまして、それらの経験が今の私にも活きていると感じています!
<素敵です!国際交流ではどんなことをやられていたんですか?>
小森さん:
当時の高校では、韓国の学校と姉妹都市交換留学を行なっていたんです。そのときに、国際交流をすることにとてつもない興味と関心が芽生えました!
やっぱり、異文化の方々といろんな交流を深めることができれば、その分私も視野が広がるし、相手の方にもいい影響をお届けできるのかなあなんて考えながら。
そして、せっかく交流を図れる素敵なキッカケがあるとしたら、できるだけ色んな学生の方にもその機会を届けたいと思ったんです!
そこで思いついたのが、「旭川市内の他校も巻き込んだ大規模な交流会」でした!
<おお、すごい!でもすごく大変そうですね。。>
小森さん:
そうなんです。。正直、とても大変でした。。
他校の担当者とも連携をする必要がありましたし、人数規模を想定しながら会場の予約をしたり、当日の情報を整理して発信したりもしました。
ただ、そんな大変な思いをしながら交流会を開催できたときは本当に感激しましたし、喜びもひとしおでした!
最終的には50名規模の交流会にすることができましたし、当時は北海道の新聞にも取り上げていただきまして、そのときに「物事を企画して周囲を巻き込んでいく」ゼロイチを達成できた経験が、今の私を作り上げているといっても過言ではありません!
<素晴らしいご経験ですね!つぎに、バイトのことについても教えてください!>
小森さん:
アルバイトはブライダルをやっていまして、最終的にはサブリーダーとして結婚式場の管理運営をするマネジメント的なポジションでした!
単純に「幸せの場に携わる」ことが楽しかったのももちろんそうですが、「一つのプロジェクトを成功させるに、音響やプランナー、宴会スタッフなど関わるすべての人たちを巻き込んで一緒に作り上げていく」ことが本当にやりがいで、その結果、新郎新婦から「ありがとう」と言っていただけたときの嬉しさは今でも忘れません!
国際交流やバイトを通して「周囲を巻き込んでプロジェクトを作っていきながら誰かに幸せを届ける」ことを経験できたことは本当に最高で、今でも仕事をする上で私が大事にしたい価値観になっています!
卒業後の進路と、憧れ続けた空の世界へ
<専門学校を卒業した後についても教えてください!>
小森さん:
卒業後は、「航空業界一択」でした。ずっと憧れを持っていた業界で、大手航空会社のグランドスタッフとして就職したんです。
空港でのチェックイン業務やご案内など、お客様と直接やり取りする仕事は本当に刺激的で……!「社会人になったんだな」と実感する毎日でした。責任もありましたが、その分やりがいも大きかったです。
<現場では、どんなことに特にやりがいを感じていましたか?>
小森さん:
チェックインカウンターでの業務が中心だったんですが、特に印象に残っているのはトラブル対応です。
たとえば、旅行代理店を通して購入された航空券なのに、「チケットが発券されていない」「予約が入っていない」というケースがたまにあるんです。なかには時間の勘違いで、すでに搭乗できない便だったということもあって……。
そんなとき、私たちができるのは「できる限りの選択肢を提示すること」。
公式サイトでの再予約、代理店との確認、代替便のご提案……とにかく、お客様にとって最善の方法を一緒に探すんです。
小森さん:
「ありがとう」と笑顔で言ってもらえたときの嬉しさは、何度味わっても格別でしたし、チームで連携して問題を乗り越えたときの達成感は本当に大きくて――この仕事を選んでよかった!と思える瞬間でした。
5年間の現場経験と、揺れ始めた心
<航空業界では、どれくらいの期間働かれていたのですか?>
小森さん:
約5年間です。最初の2年は羽田空港、残りの3年は名古屋の空港で勤務していました。
名古屋への異動は会社の人事によるもので、自分としては特に抵抗はなかったんですが……働くうちに、少しずつ心の中に変化が芽生えていきました。
<なるほど。ちなみに、小森さんの心の中にどんな変化が芽生えたんですか?>
小森さん:
実は、「新人教育に携わりたい」という明確な想いがあったんです。でも、大手企業の中では部署異動が難しくて、教育担当のポジションに就くには、まずは課長クラスになって、その後も経験を積んで……と、長い道のりが必要でした。
正直、「10年後の自分さえ想像できない」と感じるようになってしまって。
届かない希望と、下した大きな決断
<異動の希望は出されていたんですね?>
小森さん:
はい、約1年ほど継続して出していました。でも一度も通らなくて……。
当時の上司は30代後半〜40代前半で、長年グランドスタッフとしてキャリアを積まれてきた方たちばかり。自分がその立場になるには、少なくとも10年以上はかかる計算で、正直「今頑張っても、いつかたどり着ける保証はないな」と思ったんです。
「5年では届かない場所だ」と冷静に判断しましたし、将来が見えない中で、このまま立ち止まってしまうのが怖かった。だからこそ、転職という選択を決断しました。
<そのタイミングで退職されたんですね。>
小森さん:
はい。2023年の春、ちょうど25〜26歳になる頃でした。
転職活動とネクアスでの新たな挑戦
<新たな職場は、どのようにして決められたのですか?>
小森さん:
実は最初、正社員ではなく業務委託としてネクアスに関わり始めたんです。月に1〜2回、アルバイト感覚でお手伝いするような形で。
でも、何度か現場に入るうちに「この職場、すごく面白いかも」って思うようになって……!
いろいろな業務に挑戦できる環境で、「自分の得意なことや、やりたいことがきっと見つかる」って感じたんです。そこから、もっと深く関わりたいと思うようになって、正式に入社を決めました。
営業未経験からのスタートと、心に響いた一言
<営業職は未経験とのことでしたが、最初はどのような印象を持たれましたか?>
小森さん:
正直、最初はけっこう落ち込みました……。提案しても断られることが多くて、「私、嫌なことを人に押し付けているのかな?」なんて思ってしまったこともありました(苦笑)。
でもあるとき、先輩から「まだその人は“いい商品を知らないだけ”。営業は、それを伝える仕事なんだよ」って言われて……その言葉がすごく心に響いたんです!
それからは、「伝えたい」という気持ちがだんだん自信に変わっていきました。
実は私、もともと携帯料金のことなんて全然興味がなくて、自分でも月に13,000円くらい払ってたんですよ(笑)。それが普通だと思ってたんです。でも、今では同じようなサービスを2,000〜3,000円で使えることを知って……!
だからこそ、「月1万円以上払ってる方に、この違いを伝えたい!」と、心から思えるようになったんです。自分が体験したことだからこそ、説得力のある営業ができているなと感じています。
管理職への抜擢と、自分らしい立ち位置
<現在はどのような立場でお仕事をされているのですか?>
小森さん:
今は事業部長を任されています!実は一時期、「グループ代表候補」として名前が挙がったこともあったんです。でも正直、そのときは不安のほうが大きくて……。
ありがたい話ではあったんですが、「今はまだそこまでの器じゃないな」と感じて、その話は自然に流れました。
今は、インターンシップをまとめたり、現場を支える立場のほうが自分には合っていると感じています。
営業も最初はうまくいかなくて、「やっぱり私には向いてないかも…」と思った時期もありました。でも、ある先輩が「営業は“良いお客様”を探すゲームだよ」って教えてくれて。
それを聞いてから、肩の力が抜けたというか、楽しんで向き合えるようになったんです!
焦らずリラックスして対応していたら、いつの間にか成約率も上がっていて、自分でもびっくりしました(笑)。
仕事とプライベート、その境界線が変わった
<なにか、働き方に変化はありましたか?>
小森さん:
以前は「仕事とプライベートはきっちり分けたい派」だったんです。でも、管理職になってからは、頭の中が常に仕事モードで……(笑)。
夜10時からオンラインミーティングなんてことも、今では普通にあります。
でも、それを「しんどいこと」として捉えるより、周囲の先輩たちも同じように努力している姿を見て、「私ももっと頑張らなきゃ」と思えるようになったんです。
大手航空会社での5年間もすごくいい経験でした。でも、「自分が成長してる」って実感は、今の職場のほうが圧倒的に大きいです!
転職で得た気づきと、これからの挑戦
<転職活動を振り返って、今どのように感じていますか?>
小森さん:
当時は、「グランドスタッフの経験って、どこでも得られるスキル」だと思っていました。
でも今では、時間管理とか接客対応力、柔軟な判断力など――本当にいろんな場面で活かされていて、「ちゃんと価値がある経験だったんだな」と気づけました!
これからも、自分の強みをもっと伸ばしながら、新しい分野にもどんどん挑戦していきたいです。まだまだ若手なので、成長の余地はたくさんあると思っています!
<素晴らしい向上意欲ですね!今、特に伸ばしたいスキルはありますか?>
小森さん:
やっぱり「マネジメント力」ですね。チームの管理だけじゃなくて、自分の考えをどう伝えるかも大きな課題です。
ついストレートな言い方になってしまって、「ちょっと言葉が強いよ」と指摘されることもあって……(苦笑)。
今はChatGPTを活用して、「こういうとき、どう言えば柔らかく伝わるか?」を練習中です。もっと相手の立場に立った伝え方ができるように、日々試行錯誤しています!
ネクアスに興味を持っている方へ
<最後に、ネクアスへの応募を考えている方へ、メッセージをお願いします!>
小森さん:
ネクアスでは、「経験の有無」は本当に関係ありません。むしろ、「まだ自分が何をしたいのか、よくわからない」という方こそ、大歓迎です!
営業、接客、マーケティング――いろんな業務に挑戦できる環境があるので、実際に動いてみる中で、「これ好きかも!」とか「意外と得意かも!」といった、自分の新しい一面に出会えるはずです。
そしてもう一つ大切なのが、「責任感」と「チームを大切にする気持ち」。
完璧である必要は全然ありません。でも、「仲間と一緒に頑張りたい」と思える人なら、きっとここで輝けると思います✨
自分の可能性をもっと広げてみたい方、ちょっとでも迷っている方――
ぜひ、一歩踏み出してみてください。私たちと一緒に、新しい挑戦を楽しんでいきましょう!
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