私たちは、社員同士が互いに支え合う風土を大切にし、子育て中の社員も安心して働ける環境づくりを積極的に推進しようとしています。
テレワーク、育児休業や時短勤務・時差勤務、子育て支援手当など多彩な制度を導入。積極的な研修奨励や資格取得支援制度などで社員のキャリア形成を万全にサポートし、制度の改善や新たな取り組みを継続的に検討しています。
経営層もワーク・ライフ・バランスの推進にコミットし、誰もが安心して長く活躍できる職場を目指しています。とはいえ、これらの制度は利用者だけでなく周囲の協力があって初めて正常に機能するものです。自身の都合ばかりを優先させ、自分の権利だけを主張するような姿勢では、働きにくさが生じるだけでなく、チーム全体のパフォーマンス低下にもつながります。
当社が求めるのは、困ったときに声を掛け合い、互いの成長を後押しできる協調性と主体性を兼ね備えた人材です。
共に支え合い、高め合える仲間を心から歓迎します。
そこで、子育て社員に座談会を開いてもらい、子育てと仕事の両立について聞いてみました!
取得した社員が多く、相談しやすい環境
―産休・育休はスムーズに取得できましたか?
Cさん:まずは上司に話をしましたが「おめでとう」とすごく喜んでくれました。産休に入るまでは、体調が悪くなったときの休暇の取得や、体力を使うイベント運営の業務について配慮をしてもらえました。
Aさん:一人目のときは社内で初めての産休・育休取得だったので会社側も私も手探りで進めていきましたが、二人目のときは他に取得した方が増えていたこともあって取得しやすかったですね。社員の要望を取り入れて制度がどんどん改善されている印象です。
Bさん:上司からは「そういうときが来るとは考えていた、1年なんてあっという間だよ」と声をかけてもらいました。当時は業務が属人化しており不安でしたが、チームの皆さんが協力的で、スムーズに休暇に入れました。とても感謝しています。
安定期までの数カ月は体調面で支障が出やすい時期である反面、オープンに話しづらい時期でもあり…そんなとき、第一人者のAさんに色々と話を聞いてもらいました。現在は産休・育休を取得した社員が増えてきているので、困ったときにも相談しやすいです。
選べる働き方で子どもとの時間を大切に
―復帰後の働き方はどうですか?
Bさん:もともと突発対応が多かった内容から、ある程度自分のペースで取り組める内容にシフトしたのでありがたく思っています。帰宅時間が決まってしまっているので、いかに効率よくこなすかを考えるようになりました。
また、産休・育休の取得前から、誰かが休んでも回る体制を作らないといけないという話をしていて、現在は案件ごとに主担当とサブ担当を決め、属人化しないよう心がけています。
Cさん:私は16時退勤の時短で働いています。子どもとの時間を大切したい思いがあって通常よりも2時間退勤を早めました。子どもが大きくなったら長い時間働こうと思っています。働き方が選べるのは良いですよね。
Fさん:僕は産休・育休は取得していないのですが、入社するときに、妻も仕事をしているので子どものお迎えのために時間操上勤務で働きたいと会社に相談しました。今は17時半に退勤して18時までのお迎えに間に合うように心がけています。
―夫婦でコアに勤務しているDさんはどうですか?
Dさん:子どもが保育園に通っていて、よく体調を崩してしまうんですけど、うちの場合は仕事の状況を見て余裕がある方が看護休を取ったり早退したりしています。お迎えに行けない、どうしようというプレッシャーはほぼ無いですね。
互いにサポートし合える職場
―復帰後もキャリアは積めますか?
Aさん:上司と将来キャリアをどのように積みたいかという話をするのですが、その時に子どもがいるから難しいという話になったことは無いですね。自分が頑張れば積めると思います。
本人の希望も尊重してくれます。
―会社や周りの社員のサポートはどうですか?
Eさん:時間操上勤務をしていますが、突発的な業務も入りやすいので、対応できないときは他のメンバーにお願いすることもあります。その分、自分ができる時には率先して対応するようにもしています。サブ担当の話につながりますが、引き継ぎをすれば課内でみんなが同じ作業が出来る体制になっているので助かっています。
Dさん:復帰後はいかに時間内に効率よく働くかということを考えているのですが、私は事務仕事でルーティンワークが多いので、業務自動化ツールを学ぶための研修としてオンラインスクールに通う予定にしています。
業務効率化は子どもが産まれてから強くなった課題で、会社が研修の機会を与えてくれるのはとてもありがたいことですね。社員の資格取得や研修参加の費用は会社が負担してくれるので成長できる環境だと思います。
男性も積極的に育児参加を
―男性の育休取得について教えてください。
Eさん:僕は妻が産後の入院期間に出生届を出したり、マイナンバーカードの手続きをしたりと、必要な手続きをするために取得しました。3日間取得し、有休を組み合わせて約1週間休暇を取ったのですが、まとまった時間子どもと触れ合えたこともよかったですね。
―女性の皆さんは夫が育休を取得すると助かりますか?
Bさん:出産後は体力やメンタルも不安定で、子どもを連れて外出するのも一苦労だったので、夫が育児休暇で家にいてくれたら助かるなぁ…と思いました。産後2週間検診は辛かった思い出です。笑 人間、一人でできることは限られていますからね。女性のみならず、男性の育休も必要とされていますよね。
産休育休や子育てに関わる福利厚生
・完全週休2日制 <2023.4月導入>
・時間単位有休 <2023.4月導入>
・出産祝金の増額改定 <2023.1月改定>(第1子3万円・第2子5万円・第3子以上10万円)
・男性の育児休業取得実績有(実績;R4年1名2回)
・法定範囲内看護休暇と別に育児休暇年間5日有(子満1歳まで)(実績;該当者3名中2名取得)<2021.8月導入>
・子育て世代の柔軟な働き方対応(時短勤務・勤務時間繰上等)
・キューピット休暇(不妊治療に係る休暇)<2022.11月導入>
導入状況
育休実績:9名
時短勤務:3名
時間繰り上げ勤務:9名
※2024年6月時点