【代表インタビュー】株式会社Fivotのミッションと存在意義:なぜこの事業が必要なのか。(前編) | Fivot 会社紹介
はじめにこの記事では、私たちが掲げているミッションがどのようなものか、なぜ取り組んでいるのか、そしてどのように実現するのかを整理していきたいと思います。前提として、当社が実現しようとしている世界...
https://www.wantedly.com/companies/company_5203071/post_articles/498351
こんにちは、Fivot人事部です。
今回は、Fivotのインターンシップで実際にどのような社風の会社で、どんな業務に取り組み、どんなスキルや知識を身につけるのかを、実際のインターン生の体験をもとにお伝えします。
私が内定をいただいた会社の業務は、企業財務の分析に関係していて、業務において高いExcelスキルが必要となることも事前に知っていました。
ということで、実際の職場環境でそれらを入社前に経験して身に着けておきたいと思っていました。
当時の自分には財務の知識が十分あるとは思えず、Excelを業務で使いこなせる自信もありませんでした。そのため、インターン先についてのイメージは割と明確でした。
財務に関わる業務があり、Excelを活用してスキルアップできそうなインターン。
それを探していたところ、WantedlyでFivotの募集要項を見つけました。
そこに書かれていた「スタートアップ向けの融資」という言葉にまず「これは何だろう?」という興味を持ち、調べてみたくなりました。
「スタートアップに融資する」という意味は理解できましたが、「なぜスタートアップに融資をしているのか?エクイティではだめなのか?」という疑問が湧き、さらに調べる中で、代表安部さんの創業に関するの記事にたどり着きました。
さらに会社概要などに書かれている、「チャレンジャーバンク」という単語の響きがとても魅力的に感じられたことも、Fivotに興味を持った理由です。
財務やExcelというキーワードで企業を探している中で、「FinTech」や「データ分析」といった単語には何度も出会いましたが、「チャレンジャーバンク」という言葉を目にしたのはFivotの会社概要が初めてでした。
この言葉から、Fivotが唯一無二の存在に思われ、さらに興味を持ちました。
FivotがPR TIMESで発信していたプレスリリースを読んだことも、応募を決めるきっかけになりました。
プレスリリースのいいね数が約6,000件もついているものがあったたり、日経と金融庁が共催の「FIN/SUM 2024」審査員特別賞を受賞したことが報告されていたりと、注目度の高さを感じ、「すごい会社だ」と直感的に思いました。
経歴だけですべてを判断できるわけではありませんが、会社や人の信頼感や可能性の大きさを測るうえで、こうした実績は重要な指標の一つになると考えています。
このような理由から、最終的にFivotのインターンに参加したいと思うようになりました。
Fivotでのインターンを通じて、想像以上に多くの知識とスキルを得ることができました。
まず、実際の融資プロセスに関わることで、スタートアップの資金調達のニーズについて深く理解できました。
企業にとって大切なのは「ヒト・モノ・カネ」ですが、その中でも資金の流れを把握することは、どの企業で働くにしても重要になります。
一つのプロジェクトを実施するためには、どのタイミングで、どの程度の資金が必要なのか。
また、それをどれくらい前から準備すべきなのか、といった知識を学生のうちに得られたことは、大変有益な経験となりました。
また、Fivotにはさまざまな業界・ビジネスモデルの企業から融資の申し込みがあります。
インターンとして事業や業界の調査をすることで、それぞれの企業がどのような製品を提供し、どのように収益を上げているのかを学ぶことができました。
就職活動を進める中で、事業形態やビジネスモデルが分からない企業と出会うことも多かったのですが、Fivotで幅広い知識を得られたことで、企業に対する理解力が高まりより正確に企業を見ることができるようになりました。
「ガンガンいこうぜ」
「空気を読まない」
これらはFivotのバリューの一部です。この会社には、個人の挑戦を後押しする環境があります。
例えば、審査業務ではAIを活用した独自の審査モデルを開発・使用していますが、インターン生である私にも、重要な業務に関わる機会がありました。
業務に慣れ始めた頃、「モデルを理解できれば、より良い仕事ができるのでは?」と考え、代表の安部さんに「モデルの中身がどうなっているのか気になります」と何気なく話しました。
すると、2週間後に突然「このモデル作ってみない?」と声をかけていただきました。
その後、モデル構築に必要な環境の整備まで手配していただき、自分の興味を実際の業務に活かす機会を得ることができました。
このように、Fivotでは自分の関心ややりたいことを尊重し、挑戦できる環境が整っています。
また、Fivotには「誠実に」行動する文化が根付いています。お申し込みくださった企業の立場を考えるのはもちろんのこと、社内のコミュニケーションにおいても、相手の立場を尊重する姿勢が見られます。
インターン生の学業との両立を考慮してくれたり、どのような業務を経験したいのかを聞いてくれたりするなど、とても働きやすい環境でした。
Fivotにおける融資審査業務は独自開発の審査モデルにより進められます。これまでヒトの力で行っていた財務分析を可能な限りAI化することを開発のゴールとしていて、審査においてヒトがExcelを操作する手間を解消する「Excel撲滅運動」なるものも社内では叫ばれています。
しかし、実際には社外から頂く情報が、必ずしも社内のフォーマット通りに整っていないこともあり、そういったケースではExcelを活用した前処理が必要となります。私が主に担っていたのはこの業務でした。
インターンを始めた当初はマウスを使って操作していましたが、Excelをマウスだけで扱うと時間がかかることに気づき、より効率的に作業を進めるためにキーボード操作を意識し始めました。
そこで、社員のExcelの使い方を観察したり、過去の資料を見て、どのような表を作成し、どの関数を使用しているのかを学びました。
その結果、入社当初に比べて操作スピードは飛躍的に向上し、使えるショートカットや関数の種類も大幅に増えました。
内定当時に感じていたExcelの操作に対する不安は、ほぼ解消されました。あとこれは我ながらやり過ぎたと思いますが、ショートカットを使いすぎて、右手の人差し指と中指が痛くなったこともありました。でもそれは、スキルアップした証だと思っています。
Fivotでは、業務委託メンバーを含む会社全体で、隔週に一度「ナレッジシェア・ミーティング」を実施しています。
これは、Fivotならではのユニークな取り組みのひとつで、メンバーが持つ知識やノウハウをチーム全体で共有することを目的としています。
また、このミーティングを通じて、お互いの興味や関心を理解し合い、コミュニケーションがスムーズになります。
私はこのナレッジシェア・ミーティングが好きで、私自身もプレゼンをしました。
どの回も楽しみましたが、強く印象に残っているのは、代表安部さんの回でした。
モニターには1から7の数字だけが並んでいて、社員がランダムに指定した番号のパネルが開かれると、原稿なしで始まるプレゼンテーション。
テーマも「囲碁」、「価格と価値」、「なぜベストを尽くさないのか」、「ゲーム理論」とエンタメから経済学まで多岐にわたるものでした。
プレゼンを通じて、安部さんの子供の頃の話やものの考え方、人となりを知ることができて、とても貴重な機会でした。
何よりも私が幼少期から親しみお世話になった上田先生の書籍タイトル「なぜベストを尽くさないのか※」が出たときは同じ言葉を共有していたことに驚き、この言葉がこれからも私の道しるべになってくれることを確信しました。
※ドラマ「TRICK」の上田次郎の書籍タイトル。元米国大統領ジミー・カーターさんの自伝「なぜベストをつくさないのか(Why not the best?)」が元ネタだそうです。
Fivotのミッションである、
「新しい産業構造に、新しいお金の流れを作る。」
これに貢献できることは、言葉にできないほど嬉しいことでした。
実際に融資先の企業さまから感謝の言葉をいただくこともあり、「資金」という企業にとって重要な要素を通じて貢献できることに、大きなやりがいを感じていました。
そして、社員の皆さまの業務への取り組み方や考え方から多くを学ぶことができ、何気ない会話からも非常に有益な情報を得ることができました。
そんな素晴らしい方々のもとで働けたことで、「私もより多くの人のために貢献したい」と自然と思えるようになりました。
Fivotのインターンシップは、ただ単に業務を体験するだけでなく、社会人として必要なスキルや考え方を実践的に学べる貴重な機会です。
挑戦と成長を求める皆さん、ぜひFivotで新たな一歩を踏み出してみてください。
これからのキャリアの糧となる、かけがえのない経験が必ず得られるはずです!
以上、私の体験を通じたFivotインターンの魅力をお伝えしました。これが皆さんの今後の挑戦の参考になれば幸いです。
いかがでしたでしょうか?
Fivotのインターンシップに少しでも理解を深めていただけたなら嬉しく思います。