こんにちは。株式会社SELEO 森です。
今日は、ビジネスマン、特にコンサルタントにとって切っても切り離せない「会食」という場について、少し真面目に、でも本音でお話ししたいと思います。
「コンサルタントはデスクワークが全て」
そんなイメージをお持ちの方もいるかもしれません。しかし、実態は違います。コンサルも立派な営業マンです。クライアントとの信頼関係を築き、次の案件へ繋げるためには、夜の会食もそれなりにあるのが現実です。
「会食が嫌い」
という方もいるかもしれませんが、今日の話は、その乗り越え方ではありません。
あくまで、良い会食を行うためのコツを話したいと思います。
口は災いのもと、でも沈黙は金ではない
会食の場において、コンサルタントには絶対に侵してはならない鉄の掟があります。
それは、「他のクライアント名を出すこと」です。
「いや、さすがにそれは言わないでしょう」と思うかもしれませんが、お酒が入るとつい口が滑りそうになる瞬間があるものです。「あの〇〇社さんも実は...」なんて言おうものなら、もってのほか。クライアントからの信頼は一瞬で地に落ちますし、同席している他のコンサルタントからも冷ややかな目で見られることでしょう。守秘義務は私たちの生命線なのです。
しかし、だからといって「今日はいいお天気ですね」「この料理美味しいですね」といった、当たり障りのないことばかり話していても、相手の心には何も残りません。
「この人と仕事がしたい」「この人なら面白い視点をくれそうだ」
そう思ってもらうためには、ただの「良い人」で終わってはいけないのです。
「ギリギリをつく」という高度な力量
ここで必要になるのが、「余計なこと(守秘義務や不適切な発言、誰かを傷つけること)を言わずに、面白い」というスキルです。
これは非常に高度なバランス感覚を要します。安全地帯に留まっていては退屈だと思われ、危険地帯(暴露話や悪口)に踏み込めばプロ失格。その境界線、ギリギリをつく力量が求められるのです。
この力量は一朝一夕で身につくものではありません。
- 日々のコミュニケーションの絶対量や、コミュニケーション相手の多様性
- 「あの時の発言はもっとこう言えば良かった」という深い内省
この繰り返しからしか生まれない、一種のアートのようなものです。
自分を下げずに、場を上げる
場を盛り上げる安易な方法として「自虐」があります。自分を下げて笑いを取れば、その場は簡単にクリアできるかもしれません。
しかし、コンサルタントという職業上、あまりに自分を卑下するのは避けるべきだと私は考えます。クライアントは「プロフェッショナル」にお金を払っているのですから、頼りなさや軽薄さを感じさせてはいけません。
「頼れるパートナー」としての威厳を保ちつつ、かつ「人間味があって面白い」と思わせる。
そこで効果的なのが、ユーモアのある言葉遣いや言い回しです。
例えば、落語や漫才の間(ま)や言葉選びは非常に参考になります。誰も傷つけず、秘密も漏らさず、日常の些細な出来事をドラマチックに、かつコミカルに話す技術。
他にも、歴史の引用、ちょっとした教養を絡めた比喩、あるいは業界の動向を抽象化してウィットに富んだ表現で語ること。これらは「知的な面白さ」として相手に伝わり、信頼と親近感を同時に獲得できる強力な武器になります。
会食はただの食事ではありません。知性と人間力が試される、真剣勝負のプレゼンテーションなのです。本題とは少しずれますが、会食とは相手に話して頂く場です。如何に相手が雰囲気よく心地よくお話頂けるかを意識することが大切です。
他にもいくつか自分が考えるコツがありますが、それはまたの機会に...
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「余計なことを言わずに面白い」。
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まずは「話を聞きに行きたい」を気軽にお待ちしています! ☕️