「人の人生に関わる仕事がしたい。」
人材業界を志望する方から、よく聞く言葉です。
誰かの役に立ちたい。人の成長を支えたい。人生の転機に関わりたい。
もちろん、どれも素敵な志望動機だと思います。
ただ、人材紹介という仕事を10年続け、
5,000名以上のキャリア支援に携わってきた立場からすると、
伝えておきたいことがあります。
人材紹介は、誰かを幸せにするだけの仕事ではありません。
むしろ、相手の人生に関わるからこそ、簡単には答えを出せない仕事です。
そして私は、そこにこそ、この仕事の本当の面白さがあると思っています。
◆ ① 求人を紹介するだけなら私たちでなくてもいい。
人材紹介会社の仕事と聞くと、どんな業務を想像しますか?
✓ 求職者と面談する
✓ 希望に合う求人を紹介する
✓ 履歴書や職務経歴書を添削する
✓ 面接対策をする
✓ 企業との選考調整を行う
✓ 内定・入社までサポートする
もちろん、どれも大切な仕事です。
ただ、これはあくまで業務の一部。
私たちが本当に向き合っているのは、
「その人にとって、どんな選択が良いのか」という問いです。
例えば、年収500万円を希望している方がいたとします。
A社:年収550万円。希望条件に近いものの、仕事内容には少し懸念がある。
B社:年収480万円。希望年収には届かないものの、本人が望む経験を積める可能性が高い。
このとき、どちらを勧めるべきでしょうか。
答えは、簡単には決まりません。
今の生活を優先するのか。
将来のキャリアを優先するのか。
本人が何に価値を感じるのか。
求人票の条件だけでは、その人にとっての正解は分からない。
だからこそ、私たちは一人ひとりの背景まで理解する必要があります。
◆ ② 「転職しない方がいい」と伝えることも仕事の一つ。
人材紹介会社は、求職者が企業へ入社することで報酬をいただくビジネスです。
つまり、転職が決まらなければ売上にはつながりません。
では、相談に来た方全員に転職を勧めるべきでしょうか。
私は、そうは思いません。
例えば、
・現職で改善できる可能性が残っている。
・転職理由が一時的な感情に偏っている。
・希望する仕事への理解が十分ではない。
・転職によって、かえって希望から遠ざかる可能性がある。
こうした場合には、転職活動を急がない選択肢も一緒に考えるべきだと思っています。
目先の売上と、相手にとっての最善が一致しないこともある。
だから難しい。
でも、だからこそ専門性が問われる仕事でもあります。
Lervanでは、単に転職を成立させるだけではなく、
求職者が納得して意思決定できる支援を大切にしています。
◆ ③ 実は、キャリアアドバイザーは「営業力」も問われる。
人材紹介という仕事は優しさや傾聴力だけでは成り立ちません。
相手の希望を聞くだけではなく、
その希望を実現するための提案力が必要です。
例えば、
【求職者に対して】
✔ 本人も気づいていない強みを見つける
✔ 希望と市場の現実を整理する
✔ 選択肢を比較できる情報を提供する
✔ 面接で魅力が伝わるように支援する
【採用企業に対して】
✔ 採用背景や事業課題を理解する
✔ 求める人物像を具体化する
✔ 候補者の経験や可能性を伝える
✔ 採用における懸念点を整理する
どちらか一方の希望を聞くだけでは、良いマッチングは生まれません。
求職者と企業。
それぞれの立場を理解し、双方にとって納得できる接点を探していく。
人材紹介は、対人支援であると同時に、高度な提案営業でもある。
私はそう考えています。
◆ ④ Lervanで働く面白さは、目の前の支援だけで終わらないこと。
ここからは、Lervanという会社についてお話しします。
私たちは、人材紹介事業だけを行っている会社ではありません。
人材紹介会社向けのコンサルティングや、
キャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザー育成支援にも取り組んでいます。
つまり、目の前の求職者を支援するだけではなく、
人材紹介という仕事そのものの品質向上にも関わっているということです。
例えば、こんな課題があります。
「面談の質が担当者によって違う。」
「求職者の希望を十分に深掘りできていない。」
「企業理解が浅く、求人の魅力を伝えきれない。」
「選考通過率を上げるための改善方法が分からない。」
こうした課題に向き合い、支援方法や育成の仕組みを考えることも、
私たちの事業領域です。
一人の転職を支援することと、より良い転職支援ができる人を増やすこと。
この両方に関われることが、Lervanの事業の特徴だと思っています。
◆ ⑤ 仕事の成果が、数字だけでは終わらない。
人材紹介には、売上や決定人数などの明確な数字があります。
営業として成果を追いかけることは、当然重要です。
ただ、数字には表れない価値もあります。
例えば、
「自分にこんな選択肢があるとは思いませんでした。」
「面接が苦手だったけれど、自信を持てるようになりました。」
「転職するかどうか、ようやく整理できました。」
そんな言葉をいただけることがあります。
もちろん、すべての支援が思いどおりに進むわけではありません。
選考に通過できないこともある。
内定を辞退されることもある。
希望に合う求人が見つからないこともある。
それでも、相手の未来について真剣に考え続ける。
数字に責任を持ちながら、人に対しても誠実であること。
簡単ではありませんが、私がこの仕事を続けている理由の一つです。
◆ ⑥ Lervanで、こんな仕事をしてみませんか?
私たちは現在、事業拡大に向けて新しい仲間との出会いを求めています。
特に、次のような仕事に興味がある方とは、ぜひ一度お話ししたいと思っています。
【キャリアアドバイザーに興味がある方】
✓ 人の話を聞くだけでなく、課題解決まで関わりたい。
✓ 営業経験を活かして、提案の幅を広げたい。
✓ キャリアや採用に関する専門知識を身につけたい。
✓ 数字も、人への貢献も大切にしたい。
【法人営業・リクルーティングアドバイザーに興味がある方】
✓ 企業の採用課題に深く関わりたい。
✓ 単なる商品販売ではなく、課題解決型の営業がしたい。
✓ 経営や事業成長に近い領域で経験を積みたい。
✓ 人材業界で営業としての専門性を高めたい。
もちろん、興味があることと、実際に向いていることは必ずしも同じではありません。
だからこそ、まずは仕事の実態を知っていただきたいと思っています。
◆ 最後に。「人の役に立ちたい」の、その先へ。
人材紹介の仕事は、決して華やかなことばかりではありません。
地道な面談準備もあります。
企業との調整もあります。
数字に向き合う厳しさもあります。
それでも、この仕事には大きな可能性があると思っています。
一人の意思決定が変われば、その人の働き方が変わるかもしれない。
企業が必要な人材と出会えれば、新しい事業が動き出すかもしれない。
そして、より良いキャリア支援が広がれば、
働くことに前向きになれる人も増えるかもしれない。
Lervanの社名には、Learn(学ぶ)× Advance(前進する)という意味を込めています。
私たち自身が学び続け、求職者も、企業も、社会も前進できる仕事をしていきたい。
そんな想いで事業に取り組んでいます。
「人材業界って、実際どんな仕事なんだろう?」
「営業経験を、もっと違う形で活かせないだろうか?」
「Lervanの事業について、もう少し知りたい。」
そう感じていただけたなら、
ぜひWantedlyの募集ページから「話を聞きに行きたい」を押してみてください。
応募を決める前の情報収集でも構いません。
仕事内容も、難しさも、やりがいも。
できる限り具体的にお伝えしたいと思っています。
あなたが次に挑戦する仕事として、人材紹介という選択肢が加わったら嬉しいです。