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私たちMETA GAMESは、ゲームやAIなど最先端技術に特化した技術サービスを手がける会社です。「技術革新とエンターテイメントの融合」をビジョンに掲げ、ユーザー視点を大切に、便利で使いやすいサービスの開発に取り組んでいます。
今回は代表取締役の酒井社長にインタビューを実施。META GAMESのビジョンや今後の展望などをうかがいました。
【プロフィール】
酒井 芳徳:代表取締役社長。さまざまな業界の営業職を経て30歳を機にIT業界に飛び込み、2020年にMETA GAMESを創業。
一人ひとりがやりたいことを実現し、夢を叶えられる会社を作りたい
――まずは酒井さんのこれまでのキャリアを教えてください。
酒類の卸会社の営業職や、保険の営業職などを経て、今から12年ほど前にIT業界に飛び込みました。ベンチャーのIT企業に入社したのですが、未経験エンジニアを採用し、教育したうえでマネジメントを行うビジネスモデルを採用しており、1年でエンジニアの数が約5倍に。一人ひとりの「人」を大事にしながら育成していく姿勢が、自分の性にも合っているなと感じました。
その後、子会社の代表に就き、同じようなモデルで組織を拡大。さらに新たな子会社の立ち上げに携わる過程で、いつまで経ってもグループ会社の立ち位置ではなく、自ら会社を興したいと考えるようになり、META GAMESを創業しました。
――創業にあたって、どのようなビジョンを描いていましたか?
創業時も今も「人々の夢を叶え、絆を深めるサービスの提供」を信念に掲げています。特に「夢を叶える」という部分にこだわりがあって。僕自身が「やりたいことは絶対にやる」というポリシーを大切にしていますし、当社のメンバーたちにもやりたいことを実現してもらえる会社にしたいと考えているんです。
僕もIT業界未経験で挑戦した最初の会社でさまざまなチャンスをいただき、大きく成長することができました。当社で働くメンバーにも、同じような思いを感じてもらえたら嬉しいなと思っています。
AIコンサルティングの領域で固有の価値を提供できる会社へ
――現在のMETA GAMESはどのような組織ですか?
姉妹会社などを含めると、1,300名の正規雇用エンジニアと150名の営業で構成されている会社です。
当社に関しては社名に「ゲーム」が含まれますが、ゲームのみを扱っているわけではありません。エンジニアについても、開発系やインフラ系、デザイン系などそれぞれの領域に価値を発揮できる体制が整っています。また、上流工程から下流工程まですべてに対応できるため、エンジニア個々のキャリアプランに沿ったプロジェクトに携われる点も特徴的です。
その背景には、高い技術力もさることながら、大手SIerとのパイプを築きあげた営業力も大きいでしょう。ありがたいことに、当社にお任せいただければ「上流から下流まで一気通貫で対応してもらえる」という認知が高まってきていると実感しています。
――事業の特徴を教えていただけますか?
現在はお客様先常駐での開発スタイルが中心ですが、一部自社開発サービスの展開にも取り組みはじめています。
例えば、営業支援システム「BERRY」がその1つ。主にSES企業の営業担当者に向けて、エンジニアの経歴・スキルや稼働状況をデータベース化し、案件とのマッチング効率を高めるためのシステムです。今後は他業種への展開なども検討していきたいと考えています。
※BERRYのサービスURL埋め込み予定
――そのほかに、今後の事業展開として検討されていることはありますか?
最も大きな取り組みが「AIコンサルタント」集団へのシフトです。安定的に案件を確保し、自分たちでハンドリングしながら進めていくためにも、コンサルティング領域に強みを持つことが必要不可欠だからです。なおかつ、AIやDXはお客様のニーズが高いものの、そのコンサルティング領域までしっかりとしたサービスを提供できている会社は少ないように感じます。
AIに関して、正しい知見とソリューションを持ちながら、世の中に影響力を与えられる会社になりたい。そのためにも、AI関連業務の上流から下流まですべて対応できる状態を目指すべく、今は社員の教育に力を入れているところです。
具体的には、現在作成中のAIやDX関連の初級・中級・上級の教育コンテンツを2年間かけて社内に浸透させること。各自の希望やレベル感に応じて知識をインプットしてもらうような体制を整えています。
一方で、各メンバーに対して「やりたいことをやってほしい」という思いは常にありますから、強制的に学びを押し付けるつもりはありません。ただ、エンジニアのみなさんに必須の各言語のように、1つの”言語”としてAIの技術を取り入れてもらうことで、ご自身のキャリアの可能性が広がるのではないかと考えています。同時に、現場においても他のエンジニアとの差別化が図れますし、ご自身の市場価値も高まるでしょう。
実際に、若手メンバーたちを中心に、興味を持ってAI関連の学習を進めてもらうことができています。今や多くのサービスにAIが搭載されていますので、日常生活で使っているシステムを「作る」側になる面白さを感じてもらえているようです。
――なるほど、事業の大きな転換期を迎えているのですね!
そうですね。今後はAIの領域で固有の価値を提供できる会社を目指したいな、と。
ただ、そのためにはAI分野に関わらず、今以上にエンジニアの教育体制を充実させていく必要があると考えています。もちろん現状でもさまざまなカリキュラムを用意していますが、さらにメンバー一人ひとりが能動的かつ楽しみながらスキルアップできるしかけを取り入れていく予定です。
ありのままの姿を伝えてほしい
――新たな事業展開を踏まえ、META GAMESが求める人材像を教えてください。
できれば、AI分野への興味やスキルをお持ちの方に来ていただきたいですね。ただ、もっと大切なのは気持ちの部分だと思っています。
「金の卵」だけでなく、「銀の卵」でも「銅の卵」でもいいんです。輝かせるのは自分自身の努力と、僕ら会社ですから。だからこそ、「輝きたいという気持ちがあるか」が重要だと思いますし、面接などでもそのような思いを引き出すようにしています。
例えば、これまでの人生経験のなかで、つまずいた際にどう対応したかなどをお聞きしています。完璧な答えは求めていませんし、綺麗ごとも必要ありません。ご自身の弱みや苦手な部分も含めて、ありのままを伝えてほしいと思っています。同時に、僕も会社のありのままの状況を伝えますので、なんでも聞いていただきたいですね。
ちなみに僕自身の人生を振り返ると、華やかな経歴があるわけでもなく、ひたすら泥臭く取り組んできました。ただ、努力をすればどうにかなると思っていますし、僕は人一倍「運」が良いほうだと感じています。視点を少し変えるだけでより良い人生を送れることを身をもって知ったので、運のつかみ方や人生の楽しみ方などもお伝えできたらいいですね。
――今後、META GAMESをどのような会社にしていきたいですか?
当社では「IT×成長×未来」をミッションに掲げています。サービスを作るのも使うのも「人」ですので、人の思いや力がサービスに影響すると考えています。受け入れ体制や教育も含めて、働くメンバーたちの力を最大限に活かしながら、柔軟に対応できる会社でありつづけたいですね。
その結果、お客様やパートナーに「良い会社」だと思ってもらうこと。さらには、社員一人ひとりが安心して働ける会社になることを目指しています。特に、社員の家族や大切な人から「いい会社だね」と間接的に褒めていただけるような会社にしていきたいんです。
少しでもITに興味を持ち、自分を高めたい、夢を叶えたいと願う方は、一度当社にお越しください。目指す姿やキャリア像を踏まえ、どのような道を選択できるかなど、ぜひざっくばらんにお話しできたら嬉しいです!