高卒、片親、貧困。選択肢が狭かった過去が教えてくれた「突き抜けるために必要なこと」
はじめに
「お金がなくても楽しかったっていうのがまずあって。家族もみんな前向きでしたし、友達もできたので、思ってたよりお金がなくても生きていけるなみたいなところはあった」
そう語るのは、CyXenに入社して約1ヶ月の𠮷澤一紗さん。小学4年生で両親が離婚し、豪華な家からボロボロなアパートへの転居を経験。兄弟3人を抱えた母子家庭で育ち、経済的な理由から大学進学を諦めた彼だが、その言葉からは不思議なほどの明るさと前向きさが伝わってくる。
高校卒業後、アディダスジャパンで販売員として3年弱、その後人材派遣営業、食べログ営業を経て、現在は医療・介護業界のベンチャー企業で新たな挑戦を始めた吉沢さん。「高卒だけど稼ぎたい。じゃあ何をしないといけないみたいなところの向上心ってところは常にあった」と語る彼の目には、確かな成長への意欲が宿っている。
「自分の興味関心があるものに対して、リスクとか考えずに一歩踏み出す前足の力が強い」。そんな行動力の源泉と、入社1ヶ月で実感している成長環境について、率直に語ってもらった。
小4の転機「選択肢が狭かった」経験が生んだ向上心
━━ これまでの経歴を教えてください。
千葉県の高校を卒業して、大学には行かず、アディダスジャパン株式会社っていう会社に入って、そこで3年弱販売員をやった上で、営業をやりたいなっていう気持が出てきたので、人材派遣の営業を3年弱やりまして。で前職で食べログの営業ってところを1年ぐらいやってます。
━━ 自分自身をどういう人間だと捉えていますか?
そうですね。未来に向けて何したいなみたいなところは常に持ってはいたんですけど、その長期的な視点っていったところで全然見れてなかったなと思ってて。
もう「今これだから今」、例えば、それこそ年収上げたいから営業に行くとか、ソリューション営業のスキルを上げたいからみたいなので、環境を変えたり。なんか長期的なところはうまく、しっかり考えられてなかったんだなっていうふうに思ってます。
━━ それは裏を返すと、興味関心があるものに対して一歩踏み出す力が強いということですよね。
そうですね。そこは強いのかなと思ってます。
━━ これまでで一番の挫折経験を教えてください。
家庭環境が結構複雑だったんで。僕が小学校4年生の時に親が離婚して、片親になったんですね。でお母さんが育ててくれたんですけど、兄弟3人いたので、すごいなんだろう、お金がずっとない日々っていうところで。
結構豪華な家に住んでたのが、いきなりすごいボロボロなアパートになったりとか。小学校とかも全部もう全く知らないところに飛ばされてっていうところで、今までの何だったんだろう?みたいな。今後どうなっちゃうんだろうみたいなところはすごい不安だったりとか、そういうのはありました。
━━ その不遇な環境をどう乗り越えていったんですか?
お金がなくても楽しかったっていうのがまずあって。それこそその家族もみんな前向きでしたし、あとなくても別に友達はできたので。なんか別にそんなに思ってたよりお金がなくても生きていけるなみたいなところはあったかなと思います。
━━ その経験は今の自分の強みにどう活きていますか?
逆にやっぱりなかったので選択肢がすごい狭かったんですね。それこそ高校卒業後、大学に行けなかったりとか、金銭面の問題があったので。
ってなった時にやっぱりお金がある人って、もう大学行くのが当たり前の人とかも入れたりして選択肢が多いなっていうところは感じるので、今はもうそういう選択肢を増やしたいなっていう気持ちがすごい強いので、なんで稼ぎたいなって気持ちが今強いです。
━━ その環境だからこそ鍛えられたものは何ですか?
向上心かなと思ってて。やっぱりもうその底辺、お金がないだったりとか、それこそ高校卒業っていうところのレッテルがあったので。それこそ高卒だけど稼ぎたい。じゃあ何をしないといけないみたいなところの向上心ってところは常にあったかなと思ってます。
「向き合ってくれた」面接と、入社1ヶ月での成長実感
━━ 面接で印象に残っていることはありますか?
やっぱりなんかすごい自分にアドバイスをいただけたってところで。それこそ自分甘いよっていうのもしっかりと伝えてくれたっていうところ。
今までの面接官とかってそういうのなく、なんかなるほどね、で終わりみたいな。すごい向かい合ってくれてない感がすごい強かったんですけど、新原さんに関してはしっかりと向き合ってくれて、自分の足りない部分、その上でどうしたらいいのかっていうその道をしっかりと示してくれたなっていうのが、そこがすごい印象的ですね。
━━ 入社して約1ヶ月、どんな成長を感じていますか?
そうですね。まずその熱量、仕事に対する熱量っていうところ。今まではそれこそもう定時に来て定時に帰る、それが当たり前の世界だったりもしたので、そこがもうなんか全然違うなと思ってて。
なんかもうしっかり成果を出すためにっていうところをもう最大限考えてる人たちがいるので、そこの熱量っていうところはすごい自分の中でプラスになってるっていうところと。
あとは営業能力のところ、スキルの部分もそうで。もう今までは大手だったので誰でもできる仕組みっていうのがしっかりできてたので、自分で考えずともうまくやれば売れてたっていうところの環境から、自分でしっかり考えた上で、相手に何が刺さるのかとか、相手が何を求めててこういうふうに伝えたら、うまく相手のニーズに伝えられるみたいなところの。
考える能力とか、そういったところは今すごい磨けてるなって思うので、まだまだなんですけど、そういったところでは営業スキルもしっかりと身につけられてるんだろうなと思ってます。
ロールモデルと具体的な目標
━━ 今、1年から3年のスパンで一番チャレンジしたいことは何ですか?
そうですね。で言うと、石井さんみたいな存在になりたいなとは思っていて。というのも、やっぱりその27歳っていうところで、もうみんなにすごい頼りにされていて、誰にでもアドバイスができる存在っていうところを、すごい自分のなりたいゾーンにすごいフィットしてたので、そういったところに今目指してます。
━━ この会社の成長環境はどう感じていますか?
すごいあると思います。まず環境で言うと、周りってすごい大事だなと自分思っていて。周りがすごい成長したいっていうところをしっかりと感情の部分で持ってる人が多いなっていうところと。
あとはそこに対するプロセスっていうところもしっかりと降りてくるので、なんかしっかりなんだろう、自分の中で計画が立てやすい。で、日々一日一日何をしないといけないっていうところまで落とし込めるので。
なんかすごい成長はしやすいし、やったらやった分絶対に成長できる環境だなとは思ってます。
まだ見ぬ自分への挑戦「やるしかない」
━━ 同世代で突き抜けたい、仕事頑張りたいと思う人に対してメッセージをお願いします。
そうですね。突き抜けたいって思うならもうやるしかないっていうところで。でも、もうそのためにはまずなんでそう思ってるのかとか、どうなりたいのかっていうその具体的なところに落とし込む必要が絶対にあると思うので。
そこをしっかりと考えた上で、もうそこを明確にして、もうその上でやりたいって思うなら、やった方がいいと思うし。そこでちょっと、これきついな、考えた上で、ここきつそうだなみたいなネックの部分があるようであれば、なんかそれはまた別のやりたいこととかがあると思うので。
なんだろう、頑張れ、でももう人それぞれだよっていうところですかね。
━━ 最後に、この記事を見ている方へのメッセージを。
学歴の高い人に負けたくないっていう気持ちは常にあります。選択肢が狭かった分、何をしないといけないかを常に考える向上心は、むしろ強みになると思ってます。
環境は選べなかったけど、お金がなくても楽しかった経験があるから、今は逆に選択肢を増やすために稼ぎたい。その目標が明確だからこそ、前に進める。
学歴じゃなくて、自分が何をしたいか、どうなりたいか。それを明確にして、あとはもうやるしかない。
最善では、一緒に「選択肢を増やす」挑戦をする仲間を募集しています
入社1ヶ月で「定時に来て定時に帰る環境」から「成果を出すために最大限考える環境」への変化を実感している吉澤さん。「周りが成長したい感情を持っていて、プロセスがしっかり降りてくる。やった分だけ成長できる環境」がここにはあります。
学歴や過去の環境に関係なく、「突き抜けたい」「選択肢を増やしたい」という強い意志を持つあなたを待っています。向き合ってくれる先輩、明確なロールモデル、そして自分で考えて成長できる環境が、ここにはあります。