「行くしかない」──未知への飛び込みが、1年でトップセールスを作った
ベトナム留学一期生。大号泣の末に掴んだ覚悟が、介護業界を変える力になる
「行くしかない」と決めた、あの夏
「学校で大号泣して、『もう無理』ってなっちゃって」
CYXenの採用コンサルリーダー牧野聡美。
ベトナム留学の1年目と2年目の間の夏休み、日本に帰国していた。そして、もう戻りたくなくなっていた。
━━ なぜ戻りたくなかったんですか?
「友達がいなくなるんです。みんな大体1年間なので。また一から始めなきゃいけないっていうのが、もう本当に無理で」
昭和女子大学のベトナム語コース、一期生として飛び込んだハノイでの生活。洗濯機もない、キッチンもない、言葉も通じない。生きていくのに必死だった1年目を、やっと乗り越えたところだった。
飛び級制度を使って進学し、2年間の留学で卒業できるという特別枠。大学同士の協定で取ってもらった枠だったから、簡単には中断できない。
━━ それでも、行ったんですね。
「行くしかないかなって。マインドセットとかではなく、もう行くしかないって。自分で決めた、行くしかねえと」
留学希望者2人を、12人に増やしたプレゼン
2年目、牧野は違う挑戦を始めた。インターンだ。
そして、もう一つ。ベトナム語コースの後輩を増やすためのプレゼンをリモートで実施した。
「二期生以降がすごく少なかったんです。このままじゃ存続が危ういって。本当は帰ってきた先輩がやるんですけど、帰った人が一人もいないので、リモートでやらせてもらって」
━━ どうなりましたか?
「最初、希望が2人とかだったんですけど、12人ぐらいまで増やせました」
━━ それは何が楽しかったんですか?
「自分で魅力を話せるんだなって思ったし、一歩踏み出すことで何か変わることがあるんだなっていうのを実感できました」
この経験が、牧野の原動力になった。
「面白くないことばっかり」だった前職
大学卒業後、牧野が選んだのは建設系企業でのベトナム語通訳の仕事だった。技能実習生100〜200人を担当し、北海道から岐阜まで、各地の営業所を飛び回る日々。
「めちゃくちゃやりたいこととかもなかったので、とりあえずお金が稼げて、言語を生かせるならいいなと思って」
しかし、上司が2回変わり、状況は一変した。
━━ 何が変わったんですか?
「出張が全然できなくなったんです。飛び回っていろんな営業所に行くのが楽しかったのに、上司の意向で『なるべく出ないでやろう』ってことになって。そうすると、ほとんど普通の事務職と変わらなくなっちゃって」
━━ それは辛かったですね。
「面白くないことばっかりでした。事務職で細かいことが求められたり、作業みたいなのが多かったり。本当に自分には向いてないなって。得意じゃないことをずっとやらされてる感がありました」
文化的にも、同い年の女性以外は全員40〜50代のおじさんばかり。お堅い文化に馴染めなかった。
「ここで続ける意味がないなって思って、やめました」
「何でもできそう」なベンチャーへ
━━ CyXenを選んだんですか?
「何でもできそうだなっていうところと、がむしゃらに頑張れそうだなっていうところ。それに、若い人が多いっていう、この3つです」
入社して半年ぐらいから、牧野の成果は急上昇する。そして1年で、トップセールス、リーダー昇格を果たした。
━━ なぜ成果が出たと思いますか?
「カルチャーフィットです」
━━ 具体的には?
「正直、そんなに無理をして頑張ってるとは思ってないんです。無理してなくて、ちゃんと売上が立ってる。それはやっぱりカルチャーフィットしてるからかなと」
牧野が挙げるフィットのポイントは3つ。
「数字が好きなところ。とにかくやってみることが評価されるところ。とりあえず失敗しても、上司が『じゃあ次はこうしようね』って言ってくれる文化。とりあえずやってみようができるんです。あと、みんないい人。楽しくやれてます(笑)」
苦手なことから逃げない、リーダーの覚悟
リーダーになった今、牧野は新たな挑戦に直面している。
━━ 自己変革しなきゃいけないポイントは?
「タスク管理ですね。苦手なんです。でも、ゆくゆくは売上を立てるとか教育をしていくために大事なので、そういう苦手なことに向き合うのが大事だなと」
━━ どうやって取り組んでいますか?
「コツコツやるしかないです。それも一人でやってるわけじゃなくて、若菜さん(上司)に相談して、『じゃあここは一緒にやろう』とか。リーダーになりたいって言ってる時から、『自分の案件を持ちながら教育しなきゃいけないのは大変』って再三言われてたので。上司の理解がすごくあって、苦手なところをカバーしたり、やり方を提案してくれたりするので、すごくやりやすいです」
テクノロジーを、業界の未来につなぐ
CyXenのミッションは「介護・医療・福祉の現場とテクノロジーを繋げ、業界価値を最大化する」こと。
━━ この業界に対して、どんな想いがありますか?
「テクノロジーにアレルギーがあるお客さんが多いんです。そういった方にどう必要性を伝えられるかが、コンサルの腕の見せどころだと思います」
━━ 業界の課題をどう捉えていますか?
「新しい考えを受け入れていかないと、今後難しいんじゃないかなと思います。みんながお客さんたちが幸せになるために、厳しいことも言わなきゃいけない。その思いが伝わるように頑張ってます」
牧野の笑顔には、確かな覚悟があった。
「挑戦することを応援してくれる」環境
━━ この会社の成長環境について、どう思いますか?
「成長環境は絶対あります。私が入って1年ぐらいでリーダーになれたっていうところ。自分でリーダーになりたいですって言ってたらなれる環境だし、挑戦することをやっぱり応援してくれる社風だと思います」
━━ どんな人に来てほしいですか?
「恥ずかしがらずにがむしゃらにできて、素直に頑張れる人は絶対成長すると思います」
未知への飛び込みが、可能性を広げる
世田谷で生まれ、昭和女子で育ち、ベトナムに飛び込んだ。洗濯機もキッチンもない生活に、大号泣したこともあった。でも、「行くしかない」と決めた。
前職では事務作業に苦しみ、「面白くないことばっかり」だった。でも、CyXenでは無理せず成果を出せた。カルチャーフィットだから。
リーダーになった今、苦手なタスク管理に向き合っている。でも、上司のサポートがあるから、やれている。
「一歩踏み出すことで、何か変わる」
ベトナムで学んだその哲学が、今も牧野を突き動かしている。
CyXenでは、介護・医療・福祉の未来を共に創る仲間を募集しています
未知の世界に飛び込む勇気。挫折しても「行くしかない」と決める覚悟。がむしゃらに、素直に頑張れる姿勢──そんなあなたを、私たちは待っています。
牧野のように、カルチャーフィットする環境で、無理せず成果を出す。挑戦を応援される環境で、1年でリーダーになる。そんなキャリアを歩みたい方、ぜひ一度お話ししましょう。