元リクルート営業マンが、介護×テクノロジーのコンサル営業で見つけた新たな成長の場
はじめに
「マニュアルを守らなかったラーメンと、ちゃんと守って作ったラーメンを食べ比べてみたら、麺の出来上がりが全然違ったんです」
そう語るのは、株式会社CyXenに入社して2週間の侑香里 光石(みついし ゆかり)さん。福岡から大阪、そして東京へと移り住み、貴金属買取営業、リクルートでの飛び込み営業を経て、介護・医療・福祉業界向けのコンサル営業という新たなフィールドに飛び込んだ。
大学時代のラーメン屋でのアルバイトで培った「実験して確かめる」という姿勢。それは一見、営業という仕事とは無関係に思えるかもしれない。しかし彼女は今、その検証魂を武器に、過去の失敗を言語化し、新たな営業スタイルを身につけようとしている。
実験好きな性格が導いた、予想外のキャリアパス
━━ 大学時代はどんな学生だったんですか?
「アルバイト活動に結構熱中してました。特にラーメン屋のバイトが面白くて」
━━ ラーメン屋?どんなところが面白かったんですか?
「マニュアルがすごく厳格で、『これを守らないと味が変わる』みたいな。でも本当にそうなのかなって思って、実際にマニュアルを守らなかった時のラーメンと、ちゃんと守った時のラーメンを食べ比べてみたんです」
その結果は歴然だった。スープの温度が1度違うだけで味が変わり、麺の出来上がりも全く異なったという。この「実験体質」は、その後の営業キャリアでも活きることになる。
新卒で入社したのは貴金属の買取営業の会社。そこでの彼女のやりがいは、知識をしっかり持っているお客様との商談だった。
「自分より詳しいと思っているお客様と対等に話せて、最終的に納得して買取していただけた瞬間が一番嬉しかったです。プロフェッショナルとして認められた気がして」
その後、リクルートに転職。飛び込み営業では、なんとラップで自己紹介をしていたという。
━━ ラップで自己紹介?お客様の反応は?
「一応許可を取ってやるんですけど、自己紹介シートを作って回ってて。『ラップしていいですか?』って聞いて、OKだったらラップするみたいな。響かない場合は持ち歌を歌ってました(笑)」
契約は取れなかったが、アポは取れたという。しかし、結果が出せない時期が続き、上司から「キャリアチェンジした方がいいんじゃない?」と言われるまでになった。
メリット・デメリットでは人は動かない ー 朝会で学んだ衝撃の事実
━━ CyXenへの転職の決め手は何だったんですか?
「コンサルの営業っていうのをやったことがなかったんですけど、一社目と二社目を比べた時に、そもそも話を聞いてもらえる段階で商談しに行くっていうのが自分に向いてるんじゃないかなって。あとは1次面接の時の石井さんの印象がめちゃくちゃ良くて」
明るく、話を聞いてくれて、褒めてくれる。話しやすい雰囲気を作ってくれる石井さんの姿に「この会社ってこういう方がいっぱいいるのかな」と期待を抱いた。前職の上司とのギャップも大きかったという。
入社して2週間。彼女にとって最も印象的だったのは、毎朝の朝会で見る動画だった。
「一番印象に残ったのが『メリット・デメリットで合意形成しない』っていう内容でした。一社目の時によくメリット・デメリットでトークしてお客さんに訴えかけることがあったんですけど、なんかそれじゃ意味がないんだなって」
以前は「なんでわかんないんだろう」で終わらせていた営業の失敗。それが今では「こういうことでダメなんだ」と構造として理解できるようになった。過去の失敗体験を言語化できるようになったのだ。
現在の1日は、朝会への参加、動画視聴とアウトプット、一次対応、実際のコンサルタントがクライアントと商談している動画の視聴などで構成されている。まさにインプットの時期だ。
テクノロジーで変える、介護現場の「紙」問題
━━ CyXenのミッションである「介護・医療・福祉業界にテクノロジーで価値向上を実現する」についてどう思いますか?
「記事で見たんですけど、現場の方々が書類を紙で申請したり、本部と連携を取るときも紙でやってたりして、大事な判断がすぐできなかったりするみたいで」
彼女は続ける。
「でもテクノロジーが進んでいけば、そういった大事な判断もすぐできるようになって。そういう面ですごくいいなって思います」
━━ 入社前と後でイメージと違った部分はありますか?
「若い方が多いので、もっとワイワイしてるのかなって思ってたんですけど、結構皆さん仕事に対しての意識がすごい高くて。同じ2年目の人でも『こんなに仕事できる人がいるんだ』って。アウトプットの仕方とかも全然自分と違って、本当に同じ2年目なのかなって」
これは彼女にとって驚きであると同時に、大きな刺激になっているようだ。
「経験が浅い人にこそ来てほしい」ー 根本から学べる環境の価値
━━ どんな人にCyXenをおすすめしたいですか?
「私の経験から言うと、短期離職とか、なかなか思ってたような会社に入れなかったとか、長く続かなかった人で経験が浅い人にお勧めしたいなって思ってて」
その理由は明確だ。
「一から考え方から学ぶことができる。根本から学ぶことができて、それを実践していけばきっと力になると思うので」
研修体制についても満足度は高い。前職は分からないことを聞く瞬間があまりなく、分からないままやっていたこともあった。しかしCyXenでは「もちろん自分で考えないといけないところはあるけど、ちゃんと聞いたことに対して教えてくれたり、アウトプットの仕方についても色々教えてくれたりする」という。
先輩社員とのコミュニケーションも活発だ。同じ九州出身の上野さんや横山さんとランチに行ったり、上司の橘薗さんとは気軽に質問や相談ができる関係を築いている。お昼時間には世間話をすることもあるとのこと。
数字を出せる人になりたい ー いつかはユニット長を目指して
━━ 今後の目標は?
「今はまだできないことがいっぱいあるんですけど、やっぱり数字をちゃんと出せるような人になりたいなって思ってます。本当にいつになるか分かんないですけど、いつかはユニット長を目指したいなとかはあります」
━━ 友人にCyXenを勧めますか?
「今は勧めないですけど、自分がある程度仕事ができるようになったら勧めたいなと」
その理由を聞くと、「自分のことをよく知ってる友人だったら、自分がどういう人っていうのは分かってると思うんですけど、そこから『ここまでこういうことができるようになった』っていう成長具合が分かるから」と答えた。
転職をやり直しても、もう一度CyXenを選ぶかという質問には「もちろんです。選びます」と即答した。
株式会社CyXenでは、一緒に介護・医療・福祉業界の未来を変える仲間を募集しています
経験の浅さは問題ではありません。むしろ、素直に学ぶ姿勢と、自分なりの「実験魂」を持っている方を歓迎します。メリット・デメリットではなく、本質的な価値で人を動かす営業を、根本から学んでみませんか?