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デバイス収集癖から見つけた“やる気トリガー”

こんにちは、株式会社LiNewの黒子です。
現在はCTOとして長野を拠点にほぼフルリモートで働いています。
この記事では、私のデバイス収集の沼っぷりを公開しつつ、社内にはこんな人間もいるんだと知っていただければと思います。

デバイス収集にハマった経緯

そもそも高校生の頃(18歳くらい)からPCゲームにのめり込んでいました。主にFPSを中心にやっていたんですが、1つのミスで試合の流れが大きく変わるスリルにハマってしまったんですよね。
FPSって、本当に些細な違いが勝敗を分けるんです。その中でもマウスやキーボードは“ゲームの命綱”みたいなもの。キャラクターの挙動やエイムの正確さがダイレクトに影響されるので、いろいろ買って試すうちに「こだわりたい欲」が爆発しました。
最初に購入したのはRazer社のDiamondBack。
(発売が2004年でした、20年前....
そこからどっぷりコレクション沼へ。気づいたら家にマウスが50個くらい転がっていた時期もありました。


“仕事効率向上”の名を借りた収集

FPSの世界から始まったデバイス収集ですが、プログラマーとして働き出してからはデバイス収集の対象がゲーミングデバイスだけでは留まらず、仕事用キーボード・マウスにも広がっていきました。
「ゲーム用」と「仕事用」の住み分けがあるとはいえ、“より快適に”“より効率的に”操作できるデバイス探しは共通のテーマ。
「仕事効率が上がるなら仕方ない」という大義名分を盾に、財布の紐が緩む緩む。各メーカーが出す新モデルは見逃せず、様々な形状のデバイスを使ってみたい欲が止まりませんでした。


トラックボールもいいですよね


自作キーボードという世界

特にキーボードは奥が深い世界で配列、スイッチ、キーキャップの素材……気にし始めたら沼しかありません。
そんなある日、自作キーボードというヤバい世界に足を突っ込みました。
キットを買ってスイッチをハンダ付けして、配列やキーキャップまで自分好みのものを揃えて組み立てる……僕の理想郷はここにあったんだ...。そう感じました。
その頃はとにかくいろんな形状のキーボードやスイッチ、キーキャップを試してみたくて、また散財。
正直、どこまで行くんだろうと自分でも思いながら楽しんでいます。


こんな感じのものが作れます。


そしてもう一つ気づいたこと。新しいキーボードが手に入ると、「仕事に対して乗り気じゃないけど、キーボードは試したい」→「とりあえず手を動かす」という流れができているんです。一度キーを叩き始めてしまえば不思議とノッてきて、そのまま集中モードに入れる。これはゲームの時と同じで、「新しいマウス届いたし、エイム練習してみよう」みたいな心理と似ています。
仕事をしていて“何となく気が乗らない”時って、どうしてもありますよね。そんなときもお気に入りのキーボードやマウスを触ると「ちょっとだけ使ってみようかな」という気分になれる。その「ちょっと」がきっかけで一気にエンジンがかかるので、デバイス収集は自分なりのモチベーション起動スイッチになっていると思います。


モチベーション以外の“トリガー”を持つということ

プログラミングに限らず、仕事を長く続けていくうえで“やる気スイッチ”というか“トリガー”を複数持っておくのは大事だと感じています。モチベーションなんて常にMAXにはならないし、気分が乗らない日は必ずある。そんなときにパッと行動を起こせるボタンを自分の中に仕込んでおくと、割と生産性が保てるんですよね。
僕の場合はそれが「新しいデバイスを試してみたい」という物欲+好奇心。もちろんデバイス収集だけが答えじゃなくて、人によっては好きな音楽を流すとか、散歩しながらアイデアを練るとか、いろんな方法があると思います。
ただ、ちょっとでも気分を変えたいときにすぐ使える“物理的なトリガー”があると、行動へのハードルがグッと下がるのは事実あると思います。長い仕事人生を見据えた時、自分を動かすための引き出しは多いに越したことはないと思っています。

もし「デバイス収集にハマってるエンジニアって面白そうかも?」と感じていただけたら、ぜひ当社の採用媒体から応募してみてください。僕みたいに好奇心のまま突っ走るタイプも大歓迎。新しいガジェットやデバイスで盛り上がれる仲間が増えたら楽しそうだし、一緒に“やる気のトリガー”を研究していきましょう。


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