株式会社リプロセルでは半期に一回、「成果報告会」を開催しています。
リプロセルの取り組みのご紹介として、2022年12月に開催された成果報告会の様子をレポートします。
成果報告会では新横浜本社の社員が一堂に会するので、社外の会場を借りています。今回は、新横浜駅前のホテルの宴会場をお借りしました。
成果報告会では社長、役員、全ての部署の社員数名が順に半期の報告を行います。全ての部署から発表が行われることで、普段は関わりが少ない部署や職務の方の相互理解に繋げることができます。発表後には質疑応答の時間が設けられますが、休憩時間にも質問や感想、時には白熱した議論が見られることもあります。
一番手は、代表取締役社長の横山が発表を行います。現在のリプロセルの状況や今後の計画・見通しが社員に共有されます。ここでも質疑応答時間は設けられますので、会社の状況として気になることがあれば直接社長に聞くことができます。
社長、COOの役員陣の発表が終われば次はメディカル部です。
メディカル部には、臨床検査室のほか、再生医療等製品の開発や新規事業を行うチームがあります。
まず、再生医療等製品の開発に関する発表が行われました。社員はもちろん、患者様も心待ちにしているこの事業、多くの質問がでました。
続く営業部の発表では、試薬や受託サービス、機器等の販売状況だけではなく、どのような施策でどのような成果が得られたのか、あるいは得られなかったのかが共有されます。営業部は社内でも特に元気のよいメンバーが多いので、聴講者がくすりと笑ってしまうこともよくあります。
この日、営業部の後は検査室の発表が続きました。
コロナウイルス検査やHLAタイピングなどの検査実績報告のほか、最近の検査室ラボのアップデート情報などがありました。
新規事業開発グループからは、今後の新規事業の構想が発表されました。
その名の通りこれまで社内になかった事業を導入するグループということで、新鮮な話が多く、多くの社員が興味津々で聞いていました。
続く技術部の発表では、受託サービスや研究成果についての報告など、専門的な話も多くなりますが、分かりやすくかみ砕いて説明してくれます。リプロセルは本社の他に、殿町(神奈川県川崎市)にも臨床向け細胞製品の製造施設を持っていますが、本社から距離があることもあり、その運用の詳細をこの会で初めて知った社員も多かったようです。
通常はリプロセルの社員のみで行われる成果報告会ですが、今回はゲストスピーカーとしてリプロセルの社外コンサルタントの方をお招きしました。
これまでのご経験や業界の状況も踏まえてお話いただき、社員一同大変勉強になりました。
丸一日かけて行われた成果報告会ですが、様々な部署からの発表は非常に興味深く、お互いに良い刺激を与え合うきっかけになっているのではないでしょうか。
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