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【役員インタビュー:取締役CFO】まだまだ成長余地はあるし、ガンガン伸ばしていけばいいー

ー経歴のご紹介をお願いします。

大学を卒業してから当時の松下電器産業、今のパナソニックに就職しました。大学時代には結構ベンチャーに興味があったんですよ。卒業論文でもベンチャーを研究したんです。自分が慶応SFCっていう比較的起業家が多い学部だったので、大学時代語り合った人が今は上場一部の社長になっていたりします。なんですけど、色んないきさつがあって大手企業に就職しました。そこで7~8年居て、職種は経理ですね。

生まれは大阪なんです。で、大阪の会社に就職したつもりだったんですけど、結局大阪にいたのは最初の3か月の研修だけで、そこから6年間福井の工場にいて、最後は豊岡っていう兵庫のちょっと鳥取に近い工場にいました。

地方が長くてそれなりに楽しかったんですけど、このままじゃいかんなって思って会計士の勉強を始めて、働きながらですけど会計士の資格に受かって、プライスウォーターハウスクーパース(PwC)という会計事務所に転職しました。

メインは会計コンサルタントをやってて、比較的大きな会社のクライアントが多かったんですけど、色んな会社を見れて面白かったですね。

転職する予定はなかったけど、SNS目的で登録していたLinked-Inで「CFOやってみませんか」っていうお話をいただいて、たまたま社長の横山さんが高校の先輩で、お話ししたらすごく誠実な方で信頼してやっていけると思って転職したのが2年前になります。

ー入社理由を教えてください。

転職するつもりはなかったので転職活動もしていなかったのですが、大学のときからベンチャーに興味があり、CFOも興味あったので話だけ聞いてみようかな、と。

当時はまだ38歳で年齢的にも若すぎるし、いきなり上場企業のCFOってできるかなっていうのは若干あったんですけど、横山さんとお話して、横山さんとならやっていけそうかなと思い、入ってきたって感じです。

どこでもよかった訳でも無くて、ベンチャーに行くなら業種はITかヘルスケアにしようと思ってたんです。ITはSaaSとかソフトウェアもいろんな会社が出てきて世の中を便利にしていけるし、ヘルスケアは人の命を救えるとか、病気の人のQOLを上げるとかそういう志があるじゃないですか。そういうのに共感してて、理系だったら医者になりたかったんです。単にお金を稼ぐだけじゃなくて人の役に立ちたいと思って。

リプロセルの再生医療って大きく言うと、ある種、人類の新しい進歩の道を推し進めているので、そういうところが面白いと思うんです。最終的には人の命救うとかそういうやりがいを感じた所が大きいですね。

ー入社後にチャレンジしたことは何ですか?

自分が良いと思うことをやるようにしてます。良くも悪くも社内では嫌われてもいいと思ってて、実際嫌われてるところあると思うんですけど、役員だったらそれくらいしなきゃだめだと思うんですよね。失敗もしてると思うんですけど、やっぱりある程度こういう方向で行くって決めたら例え文句が出ようが推し進めていかないと変わらないので。そこで短期的には確かに居心地悪くなったり、働きにくくなったりすると思うんですけど、もちろん長期的に見たら会社のためになると思って全てやっているので。

ーシステムが会社に合う・合わないはどうやって判断しているんですか?

それはもうベンダーの話を聞いて比較衡量してって感じですね。僕がシステムを入れるときに検討しているのがまず意思決定者である社長に合理的に説明できるかどうかですね。自分で説明できないとそこで引っかかるのでまずそこですね。

誤解を恐れずに言うと、従業員の皆さんのITリテラシーを考えると複雑なシステムはちょっと厳しい部分があって、そこはボトムを考えるようにしています。

例えば、僕がシステムを導入するときは機械が苦手そうな方をイメージしてるんです。その人たちでもできるくらいシンプルかどうか。例えば労務管理システムは、アシスタントやアルバイトもやらなきゃいけないじゃないですか。できるかなって想像しながら、検討します。逆に、マネーフォワードは経理しか使わないから、ある程度複雑でも使う人が使えるぐらいだったら良いと判断します。今は定着しましたけど、当初揉めたのがGPSの勤怠管理。スマホのGPSって最初すごく皆さん抵抗があったと思います。

やっぱり変えていくことの抵抗感っていうのは承知してるし、そこでどれだけメリットがあるかで、例えば従業員の個人的な働きやすさというより、会社が成長できるかできないかに着目しているので、皆さんの不満を買っても気にしないようにしています。

ー今後取り組みたいことはありますか?

リプロセルとしてはまだまだ成長余地はあるし、ガンガン伸ばしていけばいいと思うのでそのために必要なことをやっていくってことですね。

それは自分でもやるし、もっと会社一丸となってやれるのが一番。ベンチャーってそういうもんだと思うんですよね。皆さん会社の事を思って、なんで自分はここで働いてるのか、何のためにここで働くのかを考えて、会社の成長を願ってくれる人が増えて良いドライブに入っていくと最高ですね。

意見は言いやすいですね。リプロセルの良い所は意思決定が速い所と、提案したらある程度受け入れてくれる所、そこが良い点。

意思決定が早く、どんどん新しいことをやる。システムの変更もリプロセルでなかったらここまでスピーディーにできなかったので、そういう土壌があったっていうのはリプロセルの良い点だと思うんです。別の会社だと入れたいって言っても、じゃあ一年後にとかざらにありますからね。大きい企業になればなるほどそういう傾向が強いので。そこはいいベンチャー感、スピード感を持っているので、ぜひそこを活かしながらやっていきたいですね。

ーありがとうございました。

リプロセルの代表取締役社長のインタビューや取締役COOからのメッセージも掲載していますので、ぜひ合わせて読んでみてくださいね。

・【社長インタビュー:前編】もう「未来の医療」ではない。iPS細胞と再生医療が一般に広がる世界―

【社長インタビュー:後編】もう「未来の医療」ではない。iPS細胞と再生医療が一般に広がる世界―

取締役COO臼井からのメッセージ

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