私たち株式会社リプロセルは、2003年に京都大学・東京大学発のバイオベンチャー企業として設立された会社です。
研究支援事業・メディカル事業の2つの事業を支柱とし、多方面に事業を展開しています。
■事業内容
◎研究支援事業 https://reprocell.co.jp/
研究支援事業では、大学/公的研究機関及び製薬企業等の研究所を顧客として、培養液、試薬、細胞診断機器などの研究用製品及びiPS細胞作製受託などの研究サービスを提供しています。
アメリカ、イギリス、インドに子会社を持っており、グローバルにiPS細胞の研究を支援します。
当社の培養液は、世界で初めてヒトiPS細胞を樹立した山中教授(2012年 ノーベル生理学・医学賞)の実験に使用されました。その後、ヒトiPS細胞由来心筋細胞の上市に成功するなど、iPS細胞の分野で最先端のビジネスを展開しています。
◎メディカル事業
・臨床検査 https://reprocell.co.jp/hla
臓器移植の前後に実施する抗HLA抗体検査、クロスマッチ検査を始めとする様々な種類の臨床検査を実施しています。
2021年からはコロナウイルスのPCR検査事業を開始し、企業・医療機関・個人のお客様に広く販売普及しております。(PCR検査のウェブサイト https://pcr-reprocell.com/)
・再生医療等製品開発 https://reprocell.co.jp/regenerative_medicine
再生医療等製品の創薬をビジネスの中心として推進しており、①脊髄小脳変性症を対象とした間葉系幹細胞の細胞医薬品ステムカイマル、②ALSを対象としたiPS細胞由来の神経グリア細胞の2つのパイプラインの承認申請を目指しています。
・臨床用iPS細胞の受託作製サービス
製薬企業向けとして、「GMP-iPS細胞マスターセルバンク」、個人向けとして「パーソナルiPS」の二つを提供しています。
「GMP-iPS細胞マスターセルバンク」https://reprocell.co.jp/gmp-ips
医薬品製造の規制であるGMP(Good Manufacturing Practice)に準拠してiPS細胞を大量製造し、再生医療製品の出発材料として製薬企業等に提供します。当社のiPS細胞は、日米欧の3極の規制に準拠しているため、日米欧で幅広く使用できることが強みになります。
「パーソナルiPS」https://personalips.com/
将来の疾患に備え、個人のiPS細胞を作製し保管するサービスです。個人のiPS細胞をあらかじめ作製することで、治療までの期間を短縮でき、さらに免疫拒絶のリスクを最小化した移植治療を実現します。