みなさんこんにちは、株式会社SALES ASSETです!
今回は、弊社代表の吉武利起にインタビューを行い、これまでの人生経験、創業への想い、そして会社の未来について詳しく語っていただきました。
一人の青年がどのようにして会社を立ち上げ、困難を乗り越え、今もなお成長し続けているのか。その生の声をお届けします。
【吉武 利起さんの紹介】
名前: 吉武 利起(よしたけ りき)さん
役職: 代表取締役CEO
出身: 熊本県
年齢: 27歳(1998年生まれ)
自然豊かな熊本で育った少年時代
<まずは、これまでの人生について簡単に聞かせてください!>
幼少の頃からのお話をすると、祖母の家が自然豊かな場所にあったこともあり、のびのびとした環境で育ちました。両親は公務員で、どちらかというと「お堅い職業を目指そう!」みたいな風潮がある家庭でした。
英才教育に力を入れている家庭だったので、正直自由がなかったんです。習い事も勉強も、全部親が決めたことをやらされていて。「なんで生きているんだろう?」って、子どもながらに思っていました。決められたことをやる人生に疑問を感じていたんですよね。
そんな中で、ラグビーを始めたことが僕にとって初めての意思決定だったと思います。これは本当に人生のターニングポイントでした。
<ラグビーはどのくらい続けられたんですか?>
中学から大学まで10年間、ずっとラグビー一筋でした。中学・高校では県選抜にも選ばれて、ベスト15にも選出していただきました。九州学院高校では全国大会にも出場できて、大学は國學院大学に進学してそこでは主将を務めていました。
ラグビーを通じて、初めて自分で選択する喜びを知ったし、チームスポーツの素晴らしさも学びました。でも、そこには大きな挫折も待っていたんです。
<学生時代で一番印象に残っている出来事について教えてください>
高校3年生の全国大会決勝ですね。ラスト2分で負けてしまったんです。でも、その経験が今の僕の基盤になっていると心から思います。
その敗戦をきっかけに「なぜ負けたのか?」「チームをもっと良くするにはどうすればよかったのか?」を徹底的に考えるようになりました。それで心理学やマネジメント、チームビルディングを学ぶようになったんです。
今でも技術的には負けていなかったと思うんです。でも、メンタル面やチームとしての結束力、戦略的な部分で何かが足りなかった。それを分析して、改善していく過程で、人間の心理やチームダイナミクスに興味を持つようになりました。
<大学時代にも大きな困難があったと伺いましたが...>
はい。大学入学してすぐに大怪我をして、全治10ヶ月になってしまいました。相手とバッティングして、一時は本気で死を覚悟するような状況でした。
その時に、世の中の冷たさにも敏感になったんです。身体が不自由になると、人からの扱いが変わることを実感しました。
その経験があったからこそ、人の痛みがわかるようになったし、チームを支える側の気持ちも理解できるようになったと思います。リーダーシップというのは、単に前に立つことじゃなくて、チーム全体を支えることなんだと学びました。
起業への想い
<「起業したい」と思ったのはいつ頃からですか?>
大学1年生の時ですね。それまでは両親の影響もあって、公務員的な安定した道を考えていました。でも、大学時代に経営者の方と出会って、ビジネスの世界を知ったんです。
その方が語るビジネスの可能性、社会に与える影響の大きさ、そして何より「自分で未来を創っていく」という考え方に衝撃を受けました。「これだ!」と思って、その瞬間からビジネスの道に飛び込むことを決意しました。
起業を目指してから、今年で8年目になります。長い道のりでしたが、その間にたくさんのことを学びました。
営業の現場で学んだこと
<起業前のご経験について教えてください>
20卒で、一社目は「株式会社next Beat」という300名規模の会社に入社しました。そこで営業の基礎を徹底的に学びました。その後、二社目の「セールスギルド株式会社」に第一号正社員として入社したんです。実は面白いことに「2年で辞める!」と最初から決めて入社したんです(笑)その会社で本当に多くのことを学ばせていただきました。営業のスキルだけでなく、ビジネスモデルの作り方、マーケティングの考え方なども身につけることができました。
営業を通じて気づいたのは、「良いサービスを正しく世の中に広めていく」ことの重要性です。どんなに素晴らしい商品やサービスがあっても、それが適切に伝わらなければ、お客様にとって価値を発揮できない。そこに大きな課題を感じていました。
SALES ASSET創業
<SALES ASSETを創業されたきっかけについて詳しく教えてください>
営業を長くやってきた中で感じた課題を解決したいと思ったのが一番のきっかけです。多くの会社が良い商品やサービスを持っているのに、それを適切に市場に伝えられていない。そのギャップを埋めたいと思ったんです。
ある時に知人から「参謀っぽいよね」と言われたことで、「営業参謀」という言葉を思いついたんです。お客様の事業に深く入り込んで、戦略から実行まで一緒に考える。そんなパートナーとしての役割を目指しています。
創業初期の困難
<創業してから一番苦労されたことについて詳しく教えてください>
創業から3ヶ月以内に、本当に大変なことが一気に起きました。役員解任、訴訟を起こされそうになる、社員が鬱になる...正直、「会社が潰れるかもしれない」と思いました。
でも、不思議とあまり考える暇がなかったんです。とにかく目の前のお客様のことだけを考えて、全力で取り組みました。
僕はハードワークで折れることはないんですが、お客さんの期待に応えられないとか、迷惑をかけるとか、そういう時に一番ストレスを感じるんです。だからこそ、どんなに大変でも、お客様第一で行動することを心がけました。
<その困難をどうやって乗り越えられましたか?>
体力とメンタルはラグビーで鍛えられていたので、それが本当に役立ちました。10年間のラグビー経験で、どんなに厳しい状況でも諦めない精神力を身につけていたんです。
それと、お客様の声が支えになりました。困難な時期でも、お客様から「ありがとう」と言っていただけることがあって、それが何よりの原動力になりました。
結果的に、その困難を乗り越えたことで、会社としても個人としても大きく成長できたと思います。危機をチャンスに変える経験ができました。
経営者としてのやりがい
<現在の1日のスケジュールを教えてください>
朝会でチーム全体の状況を確認して、9:00〜18:00は基本的に打ち合わせを中心にしています。お客様との戦略会議、プロジェクトの進捗確認、チームメンバーとの1on1など、合間で作業時間を取っています。夕会ではその日の振り返りと翌日の準備をします。
毎日業務が変わっていくのが面白くて、会社の成長とともに自分も成長できていると実感しています。役員として参画している複数の会社で、それぞれ異なる業界の悩みに触れることで、経営のリアルを多角的に見ることができています。
<お客様から印象的な反応をいただいたエピソードがあれば教えてください>
実際にいただいた生の声で印象的だったのは、「これまで10社に営業支援を依頼していたけど、今はSALES ASSETだけ」とか、「営業支援に批判的な意見を持っていたけど、それを覆す提案をもらえてワクワクした!」といったお言葉です。
これらの声をいただけるのは、参謀としての役割を果たしているからだと思います。お客様の事業に本気で向き合って、一緒に未来を創っているからこそ、こうした関係性を築けるんだと思います。
個人の成長と価値観の変化
<創業前と今の自分を比べて、どう変わりましたか?>
大きく変化を遂げていると思います。ビジネス戦闘力もそうだし、心の余裕もそうです。
一番大きな変化は、個人的な欲求の質が変わったことですね。「欲しいもの」はもうなくて、いかに周りを引き上げるか、役員として入っている会社の上場を目指すとか、そういう「何かを実現する」ことに意識が向くようになりました。
組織文化と理念の体現
<SALES ASSETの組織文化をどのように築いてこられましたか?>
人じゃなくて「こと」を見ることを大切にしています。受け売りの言葉にはなりますが、「人ではなくて仕組みを責めよう」という考え方ですね。
「見る、待つ、信じて任せる、関与しない」これは本当に大切だと思っています。マイクロマネジメントではなく、メンバーを信頼して任せることで、自主性と責任感を育てたいんです。
<「いい会社を作れている」と実感する瞬間は?>
営業参謀としてのメソッドや文化を、自分がいなくても社員が体現してくれている時ですね。お客様先にもそれが伝わっていて、みんながお客さんを大切にしてくれている。
私たちは「SAD(Sales Asset DNA)」として、お客さんや社員を驚かせよう!という発明・進化の精神を大切にしています。支援の内容も生き物のように進化していっているのを
今後のビジョンと新しい挑戦
<今後のSALES ASSETのビジョンについて詳しく教えてください>
1年後、3年後を考えると、まず今の営業参謀事業をもっと強固な仕組みにしたいと思っています。仕組み化をより強化して、より多くのお客様により高い価値を提供できるようにしたい。
そして「購買者がどんな意思決定をするのか、心理などのデータを日本一持っている会社」を目指しています。年齢、業界、企業規模によって商慣習が全く違うので、お客さんが言語化できていない部分をデータで支援したい。
具体的には「Sales Tech Saas」の開発を進めています。営業活動のデータを蓄積・分析して、より効果的な営業戦略を提案できるプラットフォームを作りたいんです。
<SALES ASSETをどんな会社に成長させたいですか?>
業界や社会に対して、営業という分野でイノベーションを起こす会社にしたいですね。営業というと、まだまだ根性論や属人的なスキルに依存している部分が多いですが、そこをテクノロジーとデータで変革したい。
もちろんテクノロジーありきではなく、あくまでもお客様のことを本気で考える、人間らしい温かさは大切にしたいと思っています。効率化と人間性の両立、それがSALES ASSETらしさだと思います。
<「これだけは実現したい」という夢や目標があれば教えてください>
1000億を生み出すことですね。単なる数字ではなく、それだけの価値を社会に提供するということです。1000億の価値を生み出すということは、それだけ多くの会社の成長を支援し、結果的に社会全体に貢献できるということだと思います。
一緒に働きたい人材像
<どんな人がSALES ASSETに向いていると思いますか?>
まず、お客様のことを本気で考えられる人ですね。
営業のスキルに関しては「売れる、売れない」「得意、不得意」ではなくて、お客様のことを考えて行動した結果売れることが大切だと思っています。
あとは「理を紡ぐ」ことができる人。徹底的に考えて、論理的に筋道を立てられる人と一緒に働きたいです。感情だけでなく、理性的に物事を判断できることは、お客様により良い提案をするために必要な能力だと思います。
<最後に、応募を検討している方へメッセージをお願いします>
気軽に話を聞いてみる感じで来てほしいです。採用は価値観のすり合わせだと思うし、人生を変えることだから、会社としても真摯に向き合います。
SALES ASSETは、まだまだ成長途中の会社です。自分の成長と会社の成長を同時に実現したい方、お客様のことを本気で考えられる方、新しいことにチャレンジしたい方、ぜひフランクにメッセージをください。
7月からは新御徒町駅から徒歩30秒の新オフィスに移転予定です!新しい環境で、新しいメンバーをお迎えできることを楽しみにしています!
おわりに
いかがでしたか?
一人の青年がラグビーで学んだチームワークの大切さを胸に、挫折を乗り越えながら会社を成長させてきた軌跡。そして、今もなお高い目標に向かって挑戦し続ける姿勢。
SALES ASSETには、そんな代表の想いが体現された温かくも挑戦的な文化があります。
他の社員についてのインタビュー記事も、今後どんどん配信していきます!
SALES ASSETのリアルをもっと知りたい方は、ぜひお気軽にお声がけください!