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【KiZUKAIインタビュー】マネージャーが語る、KiZUKAIデータサイエンス部の今!(後編)

こんにちは、KiZUKAI採用担当です。

前回の社員インタビューの続編として、「マネージャーが語る、KiZUKAIデータサイエンス部の今!(後編)」をお届けします。KiZUKAIのDS部門だからこそ身に付くスキルや、面白さ・難しさ、部門として今後目指すビジョンについてお伝えします。前回のインタビューはこちら

インタビュアー:2年前を振り返って一番伸びたと思うスキルはどこですか?

徳永:2年前は結構技術志向だったんですよね。データサイエンティスト(以下、DS)とかエンジニアの領域はそういう方も割と多いと思います。このアルゴリズムがいいとか、この手法がいいとか、あるいはエンジニアだと次はこの領域がくるとか、この言語がいいとか。逆に漠然とコンサルがいいとかも。その頃の自分は、点というか、わかりやすい情報に飛びついていたなと思います。そもそも、それくらいの解釈力しかなかったんだと思います。
今は全体を繋げて考えられるようになりました。ビジネスも理解した上で、データ解決策を提示しています。ありがちなのが「この手法を使いたい!」となると、それを顧客に当てはめて考えてしまうこと。本来は順序が逆で、クライアントが何か課題に悩んでいるとき、わざわざ難しいアルゴリズムを使わなくても済むのであれば簡単な解決策を使うべきです。手法や解決策ありきではありません。
また、先方が言っていることや、これを出して欲しいという要望があった時に、本当にそれで根っこの課題が解決するのかと言うのを常に考えています。
ただ言われたものを出すのではなく、そもそものアウトプットはこれでいいのか?と客観的に課題を捉え直して、アウトプットも精査しています。時には課題から疑うこともありますね。そういうのは、やはりコンサルをやってから分かったことで2年前は当然わかりませんでした。

また、数字(ビジネスインパクト)のところも強く意識するようになりました。
今取り組んでいる課題解決によって、クライアントに対してどれだけのインパクトを生むのかは必ず考えています。要は、すごい小さいことやってマイナーな改善にしかならないアウトプットをいくら出したところで、それって物事が進んだことにはならないし、もはや仕事ではないと思うんです。今もたまに陥りがちではあるんですけど、つい目の前の小さい課題ばかり気になっちゃうことって良くあって、なのでそこは常に意識するようになりました。KiZUKAIでも企業のLTV向上を行う上で、そのLTVの変化がどれだけクライアントの費用対効果を生むのかシミュレーションで提示しています。なので、その数字の意識はとても重要ですね。

開発側でいうと、2年前はとにかく手を動かして、ひたすらアルゴリズムを実装するという感じでした。今はPdMよりの仕事も増えてきて、より上流のレイヤーでビジネス課題をプロダクトに落とし込む為にはどうするべきか。プロダクトの方向性を決めるような全体感がついたと思います。

インタビュアー:とても濃密な2年間でしたね。他にも、KiZUKAIのDSの難しさ、面白さはありますか?

徳永:他業界にまたがっているプロダクトなので、クライアントごとに悩みがバラバラなのは難しい部分ですかね。とはいえ、一見バラバラに見えても実は共通項はあるんです。しかし、それを見出して、機能化するのも難しいですし、そもそもその機能をKiZUKAIとして提供すべきなのかというジャッジも難しい要素ですね。クライアントの悩みや課題、「こういうものが欲しい」「こういうアウトプットがいい」「こういうことを知りたい」等の要望を日々受けます。しかし、それを全て一度に機能化することも解決することもできません。なので、その中から優先順位をつけてKiZUKAIのプロダクトの方向性としても機能化すべきか否かをジャッジし、さらに洗練した形で出さなければなりません。そこがとても難しいですね。
特にクライアントからは、MAツールの機能等の要望もよくいただきますが、KiZUKAIのコア機能ではないので、優先順位は下げています。むしろ他社が作っているからこそ、そこをKiZUKAIが優先的に作るのではなく、他社のツールでは補えない部分をKiZUKAIがバリューとして提供できるプロダクト作りに専念しています。

一方、裏を返すといろんなデータに触れられるという楽しさは間違いなくありますね。最近では、データ内容を見ただけで業界や業種がわかるようになってきました。いろんなビジネスモデルをデータ側から知ることができるというのは、DSとしてもとても面白いです。いうなら単調な分析業務で終わらないので、各社ごとの課題に対して仮説を立ててデータコンサルタントとして分析を進めていけるのが面白いところですかね。

なので、そういった分析における技術的なスキルも得られますし、ビジネスやプロダクト開発の能力も向上します。両軸で経験を積める環境や条件がここまで揃うことはなかなかないと思いますね。そこがKiZUKAIならではの面白さなのではないかと思います。

インタビュアー:もしかすると会社や組織が大きくなればなるほど叶わない内容ですよね。
今のKiZUKAIだからこその面白さでもありますね。

徳永:そうですね。DS部は立ち上げ初期なので、今入社した方はコアメンバーであり、今後組織拡大をしていく上でもキーパーソンになると思います。
DS部自体ビジネスも開発もやれるような立ち位置なので、KiZUKAIの中でも重要なポジションで、さらにそこのコアメンバーになるということです。多分今のフェーズでジョインするのがDSとしての実力も経験も一番つくと思います。いろんなことに触れられるので、いい環境ですよ。というのは声を大にして伝えたいです!

インタビュアー:わかります。私も少しでも早く今のフェーズの内に入社したいと焦るくらいでした!KiZUKAIのキーパーソンとして、先日徳永さんもコミューンさんとの共催ウェビナーに初登壇されましたが、そちらはいかがでしたか?

徳永:とてもいい経験になりました。なかなか一度で多くの方にデータ活用についてのお話をする機会は今までなかったですし、事前にみなさんに伝わる形でアウトプットを深く考える時間を取れたのは、自分の思考整理の意味でもよかったです。もちろんKiZUKAIのPRとしてもありがたく、ぜひ今後も機会を増やしていきたいですね。

インタビュアー:最近ではKiZUKAI主催のセミナーもはじまったので、今後そこでの登壇も楽しみですね。KiZUKAIでこれから成し遂げたいことやどんなDS部門にしていきたいですか?

広く抽象的な内容でいうと、CXMツールの業界を牽引するコア機能を作るというのは成し遂げたいですね。より具体化すると、KiZUKAIのサービスメッセージとして「「適した顧客に」「適したタイミングで」「適したオファーを」LTVを最大化するデータドリブンマーケティング」と謳っているのですが、つまりは一人一人の行動をデータで把握し、アプローチを行うOne to Oneマーケティングですね。これはデータ活用の面で言ってもとても難しい課題です。だからこそめちゃくちゃ面白いんです。
One to Oneマーケティングといえばとか、「適した顧客に」「適したタイミングで」「適したオファーを」といえばKiZUKAIだよね!となるようなプロダクトのコア機能を作っていきたいです。最近では、ChatGPT等も出てきて、時代の潮流としても追い風になっているなと思います。

DS部門でいうと、ビジネスと開発を繋ぐハブになるという話もしましたが、運用チームが目指すのは、クライアントの課題解決のプロフェッショナル集団です。
一方開発側は、機能としても難しい分野にチャレンジしているのでデータを高度に扱うプロフェッショナル集団にしていきたいです。
開発側では、海外の技術書や論文を元にした定期的な勉強会を行っていて、それを元に機能開発も進めています。新しい技術に対してももちろんウェルカムな環境なので、チーム内でも発案して、どんどん取り入れています。
まさに今もその勉強会から取り入れた技術で新たな機能開発を進めているところです。

インタビュアー:では最後に、現在KiZUKAIでは新たにDSポジションで積極的に採用を行っていますが、どんな人にジョインしていただきたいですか?

徳永:主軸としてKiZUKAIというプロダクトを作っている会社なので、そこのビジネスや分野についての興味を持てるというのは大前提ですね。
あとは、コンサル事業も立ち上がり、案件も増えてきているので、KiZUKAIのビジネスモデルに共感しつつも、様々な業界のクライアントのビジネス課題を解決していくということに興味がある方ですね。
それをやる上で、クライアントとのコミュニケーションもとても重要です。技術一辺倒にならず、課題とデータを深掘り、クライアントにとっての最適解を見つけていく気概がある方がマッチすると思います。

あとは、とにかくビジネス側と開発側のハブになるには、自身で咀嚼した考えを持った上で、それぞれに伝播していくことが大切です。そこが好きな方には向いているし、KiZUKAIのフェーズとしても純粋に楽しめる環境だと思います。

インタビュアー:確かに開発側やビジネス側とで話すときの頭の使い方も全然違いそうですよね。そこを楽しめる方ですね。

徳永:そうですね。それで言うと、開発側と話すという環境は一般的にDSという職種には多いと思うので、ビジネス側の人とも話せる環境という点を楽しめる方が合いますね。今回募集している運用チーム側では特に重要です。
とはいえ、KiZUKAIはDS含むエンジニア全体を通して、ビジネス側と話すのが好きなメンバーばかりです。職種問わずディスカッションはアクティブですが、開発側のメンバーから「ビジネス側として、それはどういう意味がありますか?」というような質問もよく出ていて、ビジネスサイドにおいてのプロダクトや機能の意味をしっかり理解した上で開発に取り組めています。常にビジネス側での意味合いを理解して進めようという空気感があります。課題に向き合い、価値を出し、事を前に進めるということが求められる環境です。技術が好きだとしてもそこにちゃんと向き合える人とぜひ一緒に働きたいです。

本日は、DS部マネージャー徳永のインタビューをお届けしました。現在KiZUKAIではデータサイエンティスト含む多職種で絶賛採用中です!少しでもご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽に「話を聞きに行きたい」ボタンよりエントリーください。ご応募お待ちしております!

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