【代表インタビュー 前半】引きこもりからすべてが始まった | Misfits株式会社
はじめまして!2023年9月に入社した、5期生の鈴木です!今回は、弊社Misfits株式会社の代表である神谷にこれまでの経歴や会社への想いなどを赤裸々に語っていただき、あなたがいまご覧いただいて...
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こんにちは!
2023年9月に入社したばかりの鈴木聡一郎です。
前回のインタビュー記事の、後半になります。
前半をまだ読んでいない方は、以下の記事をお読みください。
▍前回の記事
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今回は、Misfits代表・神谷の「現在」と「未来」を深堀りしました。
遠藤:前半では、「過去」についてのお話を伺いました。
引き続き「現在」のお話を伺っていきたいのですが、そもそも、ここまで事業を拡大させることができた要因は何だとお考えですか?
神谷:一番は、さまざまな人たちの協力のおかげだと思っています。それに、変化を怖れず、とにかく行動してきたことも大きいかもしれません。初めの頃は、まったくやったことがないことでも「できます!」ってハッタリをかましながら、なんとか形にしようと、粘りながらと頑張ってきました。でも、そうやっていくうちに、自分自身も成長できたし、少しずつ仲間も増えてきました。
蓑原:そうだったんですね。
神谷:上京して数年間は「お金がすべて」だと本気で思っていました。とにかくお金を稼ぎたかったし、そのためにすべての時間を使ってたくさん稼ごうって思ってました。そして、なんとなく、30歳過ぎたら、いつか会社を立ち上げて、年商を数百億とかに持っていけたらいいなと漠然と思っていました。
鈴木:「お金がすべて」ですか…。いまの翔也さんからは、想像ができない考え方ですね。
神谷:そうだよね。もちろんMisfitsのビジョンである「誰ひとり“自分を諦めない”社会の実現」を達成するために、膨大なお金が必要なことは重々承知していて、お金も大事だと考えています。
鈴木:そうなんですね
神谷:Misfitsのメンバーは、一人ひとりが役割は違えど事業を創るプロフェッショナルだし、一人ひとりが頑張ったからこそいまがあると思うから、仲間の大切さをずっと感じていますし、いまこの瞬間もすごく感じています。
蓑原:具体的に、メンバーの大切さを実感したエピソードはありますか?
神谷:大切さは、毎日のように感じているんだけど、うちのメンバーはすごいなって感じたエピソードならたくさんあります。例えば、1年前までキーボードを人差し指でポチポチ打っていたような子が、たった1年で僕よりできることが多くなっていて、いろんなシステムやツールの使い方を教えてくれたり、あげくに「こうやったら業務がもっと楽になりますよ」ってアドバイスをされたりして、さすがにちょっとビビりましたよ。成長のスピードすごいなって。
蓑原:たしかに、それはびっくりしますね。
神谷:本当にみんな成長意欲が高いので、ありえないスピードで成長してるし、僕も見習わないとなって思うことがたくさんあります。ときには、事業を作ってそれが伸び悩むときもあるんだけど、そういうときこそ、成長意欲の高い仲間と一緒だと「絶対やりきれる」って思えるし、信頼できる仲間としびれるような挑戦ができるこの環境は本当に良いなっていつも思っています。
いまでは、そんな仲間が50人を超えたし、これからどんどん楽しくなりそうだなってワクワクしています。
蓑原:Misfitsって、いるだけでなんだか元気になりますよね。
神谷:なんか不思議とね(笑)
だからいまは、お金稼ぎ以上に、メンバーと挑戦し続ける日々を送りながらどれだけその事業を通して価値を創り出せたかを大切にしています。貪欲なタイプなので、もっともっと結果を求めたいんですよね。
蓑原:少し前のお話に戻りますが、医者になることを考え直した理由の1つに、「社会貢献をしていきたい」っていう話があったかと思います。いまおっしゃっていた、事業でどれだけ価値を創り出したかを大切にされているというのは、いまも社会貢献したいという思いがあるということですか?
神谷:そうだね。「世界を変えたい!」っていう思いは18歳の頃からずっともってます。
蓑原:日本に限らず、世界中で社会貢献したいという気持ちを大切にされてるんですね。
神谷:3年前ぐらいの(Misfits内での)合宿で、社会貢献について改めて考え直したときがあって。世界が変わるほどのたくさんの人の幸せを創ろうと思いました。
遠藤:ありがとうございます。5億人を幸せにすると言っても、幸せの定義は人類の永遠のテーマだと思います。翔也さん的には、その答えは何だと思いますか?
神谷:僕は、生きていることができていれば幸せだと思います。
世の中には、課題点やつらいこともあるじゃないですか。でも、そんなの僕はどうにでもなるのかなって思っちゃう部分があって、生きていれば何度でもやり直せるので、東南アジアやアフリカとかで、医療的な側面で事業展開できないかなという思いは、いまもちょっとだけあったりします。
鈴木:なるほど。
神谷:そこにあるけど気づけていないだけで、足りないって思えば足りないものしか目につかないし…
幸せって何だろうね。いまでもそういったことを考えるし、みんなも考えたほうがいいよねって思います。
遠藤:たしかにあまり考えることってないので、この機会に考えてみます。
神谷:幸せって、案外すぐそこにあると思うんだよね。幸せに気づけるか気づけないかってだけかもしれない。
蓑原:うんうん。
神谷:あるとき、茂木健一郎さんと本田圭佑さんが対談してるYouTubeを観たことがあるんだけど、本田さんの考え方がとても良いなと思っていました。
蓑原:どんな考え方だったんですか?
神谷:茂木さんが「シュートを外したときってどう思うんですか」って質問してたんですよ。そしたら、本田さんは「めっちゃラッキーだなって思う」って答えてて、本田さんが、シュートを外したことがラッキーだとおっしゃってて、その考え方がとてもいいなと思ったんですね。 その失敗からどうすればいいか見えるから、ラッキーだと。
鈴木:へぇ~。
神谷:ようするに、捉え方だと思うんですよね。
人は間違いなく死ぬし、怪我もするし病気にもなります。すべて自然に物事は起こっていて、それをどう捉えるかってだけだと思うんですよね。
蓑原:そうですよね。翔也さんは、おそらく「自分はなんて不幸なんだ!」って思ったことがある人だから、幸せに気づけたんじゃないかと思うのですが、どうですか?
神谷:そうだね。 生きてたら何でもやり直せるって素直に思います。いまではMisfitsの将来に向けて、いまを一生懸命生きていくことに幸せを感じています。未来は描くけど、不確定。だからこそ、いまをしっかり生きることが大切。10年で考えたら、1週間なんて怠けてもいい。ずっと頑張ることもできないから、たまには怠けてもいい。でも、理想通りにできなかったときに、いかに戻すかが大事だと思います。そのため、大事なことは、リセットする時間ではなく切り替えることだと思うのです。
蓑原:いまを一生懸命生きることが幸せっていうフレーズ、とても胸に刺さりました。きっと、翔也さんは常に会社の今後のことを考えて行動されていると思いますが、”現在”にフォーカスして幸せを定義している理由をもう少し詳しくお聞きしたいです。
神谷:幸せの定義はいくつかあるけど、時系列で考えたときに5年、10年先は正直、分からないっていうのが本音です。でも、ひとつだけいえるのは、ちゃんと生きていけば、明るい未来へ近づいていくと思うんです。誰かに勝ちたいと思ったって、多分良い人生にはならないし、みんなには何かこういうことしたいなって思いをそれぞれもってもらって、自分の可能性を見い出してほしいです。ゆくゆくは、みんなに起業家になってもらいたいし、いまをちゃんと生きて一瞬一瞬を大事にして、喜怒哀楽をめっちゃ噛みしめて、良い思いをもって日々生きていくと、きっと良くなっていくと思うんです。
鈴木:なるほど。
神谷:だから、いまをちゃんと生きるということを大切にしたいです。これは、本当にみんなにもそうしてほしいなって思います。そしたら、たぶん人生が楽しくなります。日々やり切っていたら充実するし、でもやり切れない日があってもいいし、そういうときにちゃんとリセットするような自分なりの習慣があったりしたらもっといいし。なので、完璧主義にならずにちゃんといまを大事にしていってほしいです。
遠藤:たしかに1週間だけ考えるとすごく長く感じるけど、10年で見たらほんの一部ですよね。今をしっかり生きるって、簡単なようで難しいですよね。
神谷:そうだね。自分なりに計画を立てて頑張るんだけどうまくいかなくて、それに絶望してやめて、とりあえず無難なことしてみたいなことが続くわけじゃない?それは僕もそうやってるときがあったし、それって意味ないっていうのは自分が生きてきて一番理解してるわけじゃん。
遠藤:うんうん。
神谷:考えてみると意外にシンプルで10年20年っていうスパンで見たときに、別にできなくてもいい。でも、できなかったときにいかに戻すかみたいなことが一番大事。できないのなんて当たり前だし、僕もできなくなるし、みんなできなくなる。たぶん、いま成功してる人たちもできないこといっぱいあったと思う。でも、そのたびに戻せる力が強いんだと思う。落ち込んでも頑張り続けられる状態まで戻す力が、僕は大事だと思います。
蓑原:それって難しいですよね…
神谷:難しいよ、とくに完璧主義だとね。
でも、10年という長いスパンで見たらさ本当に、うまくいかない日なんてマジで数日じゃん。その点だけにフォーカスして、その先の何年かを捨てるのって超もったいないってすごく思います。
遠藤:たしかに、長期的な視点で見ることで一瞬うまくいかないことも良い捉え方で良い方向へ押し戻せる気がします。
最後に、Misfitsへの入社を考えている人たちに向けて一言お願いします。
神谷:極論すると、どんな人でもよいと思っていて。世間への違和感とかをすごい感じたりしていながら、自分の無力さも感じているみたいな、でもなんとなく頑張りたいと思ってる人。そういう何かふつふつとしたものがある人はすごく合うんじゃないかなと思います。
僕は、引きこもってたことがあるから。同じように、引きこもってたけどなんか頑張りたいなって思ってるような人には、ぜひ来てほしいなと思います。
僕の境遇と重なるし、そういう人こそ頑張る価値があると思うし、頑張れないツラさも知ってるだろうし。自分で絶望してどうしたらいいか分からなくなって、でも諦めきれなくてみたいな人がMisfitsきたら、何かを得られるんじゃないのかなと思います。
鈴木:なるほど。挫けそうになったときは、またお話を聞かせてください。本日は、貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。
私たちが日々生活する中で、つらい経験や挫折してしまう経験が何度もあると思います。
そのときに、いまだけを見るのではなく、1年や10年など長期的な目線で物事を捉えることが大切なのだと強く感じました。
そして、挑戦し続けながら「"いま"を一生懸命生きる」こと。
Misfitsはこれからも、最高の仲間とかけがえない時間をともに過ごしていきます。
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鈴木 聡一郎