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佐藤咲/BDR(ビジネスディベロップメントリプレゼンタティブ)
新卒で人材業界からキャリアをスタートし、その後IT系のSaaS企業へ転職。IS(インサイドセールス)や新卒育成プログラムの立ち上げ、セールスイネーブルメントなど幅広い業務を経験。その後、新たな挑戦を求め、immedioにBDRとしてジョイン。
キャリアの原点と燃え尽き症候群
── 現在までのキャリアを教えてください。
新卒で入社した人材紹介会社では、6年半ほど医療系の有資格者向け人材紹介の営業やキャリアアドバイザーを経験しました。看護師や薬剤師といった専門職の方々の転職をサポートする中で、単なる求人紹介ではなく、その人の人生に深く関わる仕事の面白さを知りました。
当時は、法人営業として病院やクリニックを回り、人材ニーズをヒアリングしていました。同時に、キャリアアドバイザーとして、転職を希望する方々の相談に乗り、最適なキャリアプランを一緒に考える日々でした。この経験を通じて、「人のキャリア」というものに強い関心を持つようになりました。
しかし、6年半が過ぎた頃、この業界だけで通用する人間になってしまうのではないかという漠然とした不安が芽生えました。新しい環境に身を置き、自身のスキルを広げたいと考えるようになったのが、最初のキャリアチェンジのきっかけです。
人材業界からの転職先として選んだのは、IT系のSaaS企業でした。ここで、インサイドセールス(IS)という職種に出会い、魅力を感じました。この仕事は、直接顧客と対面することはありませんが、電話やメールを通じて顧客の課題を深く掘り下げ、フィールドセールスに質の高い商談をパスするという重要な役割を担います。
このISの仕事が、私のキャリアにおいて大きなターニングポイントとなりました。自分のパスが営業の受注につながった時に大きな達成感を感じました。
その後、新卒の教育・育成プログラムの立ち上げを任され、セールス・イネーブルメントや採用チームに所属しリクルーター業務にも関わりました。新卒の教育、育成の一貫で、毎週のように出張して営業活動を行ったり、、40〜50人の新卒メンバーと向き合う日々は、体力的、精神的に大変な日々でしたが、非常に充実していました。
しかし、このプロジェクトで2年間が終わったときに、私は燃え尽き症候群のようになってしまったんです。目標を失い、「次に何をしたらいいんだろう」と、何もやる気が起きなくなってしまいました。
このとき、私の性格的に、安定した環境が苦手で、常に壁を登り続ける方が自分に合っていると実感し、その環境に違和感を覚えるようになったんです。
さらに、業務過多で体調を崩したことで「私は仕事をするために人生を送っているわけじゃない」と強く思いました。仕事は人生を豊かにするための手段のひとつであるはずなのに、いつの間にか仕事が中心になってしまっていた。このままではいけないと、私は再び転職を決意しました。