こんにちは!Dexallの寺島です!
7月5日に夏の懇親会が開催されました!🙌
なんと今回は、コンサルティング事業部のエグゼクティブパートナー・和田さんをゲストにお迎えし、特別対談が行われました✨
その内容を一部レポート形式でお届けします!
社長、エグゼクティブパートナー和田さん、CTO倉本さんによる対談の様子。
今後のSIビジネスの未来、AIの進化が業界に与える影響、そしてエンジニアに求められるスキルなど、多岐にわたるテーマが語られました。
AI時代、SIerはどう変わる?
現在、多くの企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させる中、ソフトウェアへの投資が大幅に増加しています。
一方で、AIの進化により、ユーザー企業自身が簡易的なアプリケーションを内製できる時代が到来。
こうした変化は、下請けが中心の中小IT企業にとっては厳しい現実となる可能性もあると語られました。
それでも、SIerはただの「受託開発会社」ではなく、テクノロジーを伝える教育機関としての役割を担うことが重要だという意見が一致しました。
世界中の最新知見を取り入れ、自社内にナレッジを蓄積し、クライアントへ価値ある提案を行う。
このように「ナレッジトランスファー(知の共有)」の意識が今後ますます求められていくそうです。
エンジニアのキャリア、なくならないポジションとは?
対談の中で印象的だったのが、「エンジニア職でもなくならないポジションとは何か」という問い。
これからの時代に求められるのは、単なるコーディングスキルだけではなく、
- ステークホルダー(特に経営層)との調整力
- 現場に深く入り込み、ビジネス全体を理解する視点
- クラウド化できない現場を支える“泥臭さ”
といった、多面的な能力だと語られました。
特に、エンタープライズアーキテクト(EA)や、ビジネスや現場に寄り添う「現場密着型SE」などは、AIが進化しても人間ならではの価値が残る分野です。
営業やカスタマーサクセスに近い役割を担いながら、困っている顧客に寄り添い、複数の選択肢を提案できるエンジニアは、これからも必要とされ続けるでしょう。
「ただ言われたことをこなすだけのプログラマやテスター」ではなく、自分から学び、動き、提案できる人材が生き残っていく。
そんなメッセージが強く響きました。
「VIBE CODING」の可能性
今回の対談では、倉本CTOが最近注目している「VIBE CODING」という新しい考え方についても話がありました。
VIBE CODINGとは、「感性」を大事にした新しい開発スタイル。
今や、非エンジニアでもAIを活用してシステムを作れる時代に突入しています。
そうした中で求められるのは、単なる技術力だけでなく、人間としての感性や共感力、そしてシステムを安全にコントロールするマネジメント能力だといいます。
AIは便利な反面、暴走や予期しない動作をするリスクもあります。
だからこそ、人間の「感性」と「判断」がこれまで以上に重要になるのです。
倉本さんは、VIBE CODINGの体験版を実際に試してみた感想も共有してくれ、参加者からも「面白い」「新しい視点が持てた」と好評でした。
キャリア形成のカギは「10年後を描くこと」
最後に登壇者3名が共通して強調していたのが、「キャリアの長期ビジョンを持つこと」。
「上流工程に携わりたい」「技術を磨きたい」など、将来像は人それぞれですが、
10年後、20年後にどうなっていたいかを明確に描き、それを基に日々の選択を重ねていくことが重要だといいます。
そして、その実現には「言語化できない暗黙知を自ら学び取りにいく姿勢」や、「インプットを惜しまない習慣」が不可欠だと語られました。
まとめ
今回の対談は、参加者にとって「今後どうキャリアを築くべきか」を考える貴重な機会になりました。
Dexallは、これからも「イキイキと働く」ための多様な学びと挑戦の場を提供し、社員一人ひとりの成長を支えていきます☺️
懇親会で深まるチームの絆
白熱した対談の後は、お楽しみの懇親会タイム!👏
仕事中はなかなか直接話せないことも、こうした場だからこそ話せるのが懇親会の醍醐味です。
今回は少人数ながら、和やかで笑いの絶えない時間が流れました!
そしてテーブルには、思わず手が伸びる絶品料理の数々が…!
特に人気だったのは、とろけるような生ハム!🤤
美味しい料理を囲みながら、これからの働き方やキャリアの話、最近の趣味まで…話題は尽きませんでした。
仕事の枠を超えた交流が、信頼関係やチーム力の強化につながる…!
そんなDexallらしさを改めて感じられる一夜となりました🍷
技術も人も、まだまだ語り足りないことばかり。
これからも新しい挑戦やリアルな声をお届けしていきますので、次回もぜひお楽しみに!✨