こんにちは
広報チーム 今田です。
移転シリーズも今回で4回目となりましたが、最後までお付き合い頂けると幸いです。
移転日当日、東京支社に勤務する社員の皆様が通常業務に支障をきたさないよう、新しい事務所にいち早く出社し、オープンの準備を進めました。
新しい事務所に移転したことで、いつもより早く出社された方、通常通り9時少し前に到着された方、旧事務所に向かってしまい途中で気づいて新事務所に来られた方など、様々な出社スタイルがありました。それでも、皆さんが新しい事務所に到着された時の表情は、どこか嬉しそうで、私自身もその姿を見てとても嬉しく感じることができました。新しい環境でのスタートを、皆さんが前向きに受け止めてくださっていることが伝わってきました。
そんな中、以前、当社に勤務していた社員の方(現在は転職され他の会社で活躍されている方)が、朝一番で移転のお祝いの苗木を汗だくで担いで来社下さったり、お祝いの胡蝶蘭がたくさん届いたりと、思いがけない嬉しい出来事が続き、移転初日は慌ただしくも心温まる一日となりました。
今回、東京支社の事務所移転を機に、これまでと違う「働く環境」を目指し、チャレンジを試みる事にしました。新しくなったオフィスを如何に継続して綺麗に使用していくか、総務部で議論を重ねました。
・フリーデスクの採用:袖机廃止、個人の荷物は個人ロッカーで管理
・個別のゴミ箱廃止:ゴミは、パントリーの共用ゴミ箱へ分別して捨てる
・クリアーデスク:帰宅時は、個人の所有物はロッカーへしまい、デスクには何もない状態にする
・ファミレス席の設置:昼食等、社内で食事をする時は、極力ファミレス席を使用する
*ファミレス席 ゆったりと座れる対面のソファー席(下記写真手前)
上記の取り組みは、業務効率化、コミュニケーション促進、情報漏洩対策を目的とした意図もありました。しかし、当社にとっては初めての試みであった為、果たしてうまく運用できるのかという不安もありました。運用を進める中で、社員の皆様から多くのご意見をいただき、それらを踏まえてオフィスのより良い活用方法を検討していきました。その結果、非常にありがたいことに、現在では問題なく運用ができており、社員の皆様の柔軟な適応力には、ほんとうに感謝しかありません!
前回の投稿(東京支社移転ストーリー vol.3 ~葛藤~ | 株式会社グローバルエンジニアリング)で触れた、移転時に社内から寄せられた声(不満や指摘と感じてた声)も、今振り返ると社員の皆様がより良い環境で働きたいという思いからの発言だったのだと気づかされました。
嬉しい事に、お洒落なコーヒーマシンや素敵な香りのディフューザーなど、移転のお祝いとして多くの贈り物を頂きました。これらは、当社が多くの企業の皆様に支えていただいた結果として、今回の移転が実現したことを改めて実感させてくれるものであり、感慨深い気持ちになりました。
また、今回の事務所設計を担当してくださったスタイリッシュな社長からも、素敵な時計(上記写真)を頂きました。新しい事務所の環境をさらに良くしていただいたことで、周囲の方々のご協力なしには、今の環境は決して築けなかったのだと、改めて認識いたしました。
様々な方との出会いに恵まれ、東京支社の移転プロジェクトが無事完了いたしました。改めて、仕事は人とのご縁によって成り立っていることを実感致しました。「あの日、あの時、あの場所で、君に会えなかあったら、僕らは、いつまでも昔の事務所のまま」と某ベテラン歌手のメロディーが浮かび、今、この環境で仕事ができる事を心から噛みしめたいと強く思いました。
事務所の移転に携われたこと、多くの方々と出会い、移転という共通の目標に向かってプロジェクトを完遂できたこと、そして新しい事務所で働ける事に、自分自身、非常に恵まれている事を実感しました。
少し寂しいですが、今回が、移転プロジェクトに関する記事投稿の最終回となります。
社内にはこの記事(シリーズ)を「楽しみにしています」と言ってくださる方がいたり、取引先の方から「移転についての情報をWantedlyで知りました」と声をかけていただいたりと、嬉しいお言葉をいただくことがありました。
こうした反響を通じて、情報発信の大切さや、社内外とのつながりのありがたさを改めて実感致しました。このシリーズを通じて、少しでも私たちの取り組みや想いが伝わっていたら嬉しく思います。
THE END