グローバルエンジニアリング 総務部の山本です。
全5回でお届けしてきた福岡本社リニューアルプロジェクトも、いよいよ最終回。前回のVol.4「〜 新オフィス - 社員を迎える日 〜」で、無事に社員を新オフィスへ迎え入れるところまでお話ししました。(その他の過去記事はこちら:(Vol.1、Vol.2、Vol.3)
今回は締めくくりとして、プロのカメラマンに撮影いただいた写真とともに、完成後の「オフィスツアー」(個人的こだわりポイント添え)をお届けします。
これまでの記事では工事中の慌ただしい写真が多めでしたが、そこで書いてきた「想い」や「苦労」が、最終的にどんな形になったのか…。完成した姿での最後のお披露目となります。ぜひご覧ください。
目次
1.事務所の顔:エントランス・受付
最初は、来客の皆さまを最初にお迎えするエントランスと受付から。福岡は入ってすぐに会議室3部屋と執務室への扉が並ぶ、堅実な構成です。東京とは違った方向性ですが、お越しいただいた方に「いい会社だな」と感じてもらえる“顔”になっていると思います。
●こだわりポイント:
1.全体が暗い印象にならないよう、ロゴ背面を少し光沢のある素材にし、そこをスポットライトで照らす仕様に。更に受付カウンターの足元を照らす間接照明も配置しました。
2.実はリニューアル前後でもっとも“物理的に狭く”なったのはこのエントランス。閉鎖的な雰囲気にならないよう、会議室の扉をガラスにして、閉塞感の軽減を目指しました。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
2.大人数会議+DNC見学用:大会議室
入口・正面ドアからアクセスできる会議室。WEB会議対応の壁掛けモニターを設置し、社内会議はもちろん、お客様がDNC見学に来られた際に対応する部屋にもなります。
●こだわりポイント:
3.「DNC見学」の為の部屋でもある関係上、ここからDNC室内が確認できる必要があります。そこでこの会議室には、DNC見学時に活用できるちょっとした工夫も取り入れています。詳細は公開できる範囲が限られますが、機会があればぜひ語らせてください。
4.WEB全盛の時代、それはそれとして物理的に書いたり消したりできるガラスボードも設置。意外に自分で書く事が好きな人は多く(私も)、その要望に沿っての設置です。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
3.社内会議・中人数会議用:中会議室×2部屋
入口・左右ドアからアクセスできる会議室。こちらにもWEB会議対応の壁掛けモニターを設置。福岡のこの2部屋は意図的に全く別の雰囲気の部屋にしてあります。
●こだわりポイント:
5.(大会議室共通)実はリニューアル前はエントランスから誰でも入室可能だった全ての会議室を、今回から“認証式”に変更。裏側では配線や設備の調整も多く発生しましたが、個人的には満足しています。
6.社内利用での利便性向上のため、中会議室の内の1部屋には出入り口を2つ設け、エントランス側からだけでなく、執務室側からもアクセス可能に。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
4.普段の勤務環境:執務室
社員が普段業務を行う執務スペースです。こちらでも開放感と、実際以上に広く感じられることを重視し、入室してそのまま部屋全体に視線が通るようにレイアウトしました。
●こだわりポイント
7.東京に倣い、袖机・ゴミ箱を廃止してすっきりした執務室を目指しました。その分、壁面のキャビネットを天井近くまで配置して収納量アップ+地震発生時の倒壊対策にも。
8.長く座って疲れない「良い椅子」は、どうしても少し大きめになりがち。ひじ掛けがあっても机の下に差し込めるだけの、机の高さ(天板下スペース)にこだわっています。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
5.1人参加 WEB会議用:WEBブース×2
東京支社で便利さを実感していたこともあり、福岡本社でもWEBブース(消防法対応済み)を2つ設置。周りの音を気にせずWEB会議に参加できる一人用の集中スペースです。
●こだわりポイント:
9.何といっても「台数」です。当初は、予算削減のために1台にする案もあったのですが、ここは予定通り2台でGO。結果、実際の利用者を見た“今”だとこれが正解でした。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
6.電力需給予測の心臓部:DNC室
当社の事業を支える重要な場所の一つであるDNC室。何といっても目玉はLEDビジョン(Vol.3参照)。ガラス壁や天井付近の窓により視界は以前より広がり、物理的セキュリティを保ちつつ、開放感⁺ゆとりを持って業務にあたれる環境を意識しました。
●こだわりポイント:
10.Tesla蓄電池を再設置し、以前同様、停電時に重要設備を一定程度フォローできる構成にしています。関係業者の方とも確認を重ね、安心して運用できる形に整えました。
11.この床…、お気づきだったでしょうか。実は「エネルギーが蓄えられていく様子」をイメージした床だったんです。今となっては床だけの状態をお見せすることはできないので、当時のイメージ画像もあわせてご紹介( ↓ )。
12.個人的に優先度が高かったのが「DNC内の空調改善」。セキュリティ上、物理的に仕切る必要がある場所だからこそ、以前から課題だった空調面も要改善点の一つでした。新しい環境では少しでも快適に業務へあたれる環境になっていれば嬉しく思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
7.お昼休み等に:休憩・給湯スペース
最後は休憩・給湯スペース。おそらくデザイン案の作成段階で一番頭を悩ませた場所(上から見ると三角になっている場所…)ではないかと思います。最終的には画像のように設計いただきましたが、社員の方の“毎日の使いやすさ”に繋がっていれば良いのですが。
●こだわりポイント:
13.このスペースを実現するため、頭を悩ませた“水道・ガス管移動”が発生した箇所。結果、休憩するための機能を集約するという意味で必要な作業だったと実感しています。
14.通常のテーブルのほかにカウンター席も導入。気分を変えて仕事する時にもいいかもと思っていたのですが、実際に出張者が使っていて、よしよしと思っている所です。
8.事務所 総評: 「この場所で進化したい」の答え合わせ
今回、「移転」ではなく「同じビル内でのリニューアル」という道を選び、計画段階であれよあれよと話が大きくなり、進み始めた本プロジェクト。
半年を経て完成したオフィスを見渡すと、あの時の「良い事務所にしたい」「慣れ親しんだ同じビルで、けれど中身は“これまでと違うな”と思ってもらえる場所にしたい」という想いは、確かに形になったと感じています。
とはいえ、これで終わりではなく、使っていての問題点や改善点も既に数多く意見があがっています。事前に考慮できなかった反省もしつつ、これからの総務部の仕事として、職場環境の維持と改善には、引き続き取り組んでいければと考えています。
9.最後に…
全5回にわたってお届けしてきた福岡本社リニューアルプロジェクトも、これでおしまいです。長い連載にお付き合いいただき、ありがとうございました。
振り返れば、計画の始動、広げ続けた風呂敷、現場での想定外、そして帰還とオープン。その一つひとつが、決して私たちだけの力では成し得なかったものでした。本気で向き合ってくださった協力業者の皆さん、自発的に動いてくれたプロジェクトメンバー、不便を受け入れ協力してくれた社員のみんなに、心から感謝しております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
私たちは、こうした職場環境づくりにも本気で向き合う会社です。
新しくなったこのオフィスで、これから一緒に働く方にも、そんな空気を感じていただければ嬉しく思います。