学びのきっかけは、COTENの音声コンテンツ
One Workは今回、コテンラジオを展開する株式会社COTENさんが提供する法人向け音声プログラム「Gender Inclusive Audio(女性と社会の関わりを"声"で学ぶ 女性社会参与への人文知)」を法人契約し、希望する社員メンバーで視聴しました。
このコンテンツは、社会学・生物学・法制度・歴史を横断的に調査し、女性社会参与の歴史を音声で学べるプログラム。「聴いて、理解して、動き出す」をコンセプトに、企業がジェンダー課題の構造を深く理解し、対症療法ではなくクリティカルな解決に向けて連帯して動くことを目指して設計されています。
契約を決めたのは、代表の私、大須賀です。普段からコテンラジオや、コテン代表の深井さんのPodCastはよく聞いていました。One Workはソーシャルインパクトをミッションに掲げており、ジェンダーはその中でも特に関心の高いテーマの一つ。社員にはワーキングペアレンツや女性メンバーが多く、私自身も子育てをしている中で、「自分の会社経営・マネジメント、そしてメンバー全員の幸福をより高めるためにも、このテーマを構造から理解したい」という想いがありました。
ランチをしながら、ゆるく・でも本音で語り合う
2026年2月20日(金)の昼12時、オンラインでランチセッションを開催しました。参加は任意で、事前準備は不要。ランチ代(1,500円)を会社が支給し、それぞれ好きな食事を手元に、自由に感想をシェアし合う場です。
この日参加したのは7名。それぞれが視聴したコンテンツの感想と、自分自身のリアルな経験を語ってくれました。
「意識していないだけで、壁はそこにある」
セッションを通じて浮かび上がったのは、社会規範という名の「見えない壁」が、いかに多くの場面で女性の前に立ちはだかっているか、という現実でした。
子を持つあるメンバーは、育児をしながら正社員として働き続けることの難しさを語りました。「リモートワークに切り替えてようやく、夕方に子どもに『おかえり』と言えるようになった。そうじゃなければ続けられなかったかもしれない」という言葉は、働く環境がまだ十分に整っていないことをリアルに伝えていました。
あるメンバーは幼少期、祖父母の家で男性が先に食事をし、女性が別で食べるという場面を当たり前のように見てきたと話しました。就職活動では「女は事務でしょ」と面接で言われた経験もあり、社会の「あるべき論」が個人の選択肢をどれほど狭めているかを語ってくれました。
「女の子なのにね」という言葉を職場で向けられた経験、地方では女性が頑張りすぎることを否定的に見る風潮、重要な意思決定をしようとするたびに「女性としての役割」を問われてしまう構造——それぞれの体験は異なりながら、「ふとした瞬間に壁にぶつかる」という共通の感覚を持っていました。
「男性の耳には入りづらい話」が、聴こえた場
コンテンツの内容として参加者に共鳴したのが、「男性はこうあるべき、女性はこうあるべき」という現代的な価値観が、歴史的には比較的近代になって形成されたものだという視点でした。規範は時代とともに変わり続けており、「あるべき論」に縛られすぎないスタンスを持つことの大切さを感じたという声が複数上がりました。
選択的夫婦別姓についても意見が交わされ、参加したほぼ全員が「賛成」を表明。姓の選択をお互いが自由にできるべきだという意見とともに、現状で男性の姓が選ばれがちな構造への問いかけがありました。
セッションの最後、私はこう振り返りました。
「今回の議論を通じて、普段なかなか聞けない本音の意見交換ができました。男性である私にとっては、普段耳に入りづらいメンバーの経験談を直接聞けたことが、何より大きかったです。自分自身のマネジメントや会社づくりを見直すきっかけになりましたし、1時間があっという間に感じるほど、中身の濃い時間でした。」
学びを、組織の文化に
今回のセッションは、One Workが「ソーシャルインパクト活動」の一環として継続的に取り組む試みの一つです。社会課題をテーマにしたランチセッションは今後も続けていく予定で、「ゆるく、でも本音で」語れる場をチーム内に育てていきたいと考えています。
学んだことをただ「知識」として終わらせるのではなく、日々のマネジメントや働き方、お互いの関わり方に少しずつ活かしていくこと。それが、One Workが目指す「メンバー全員が幸福に働ける組織」への道だと信じています。
COTENのコンテンツは、その第一歩を踏み出すための、確かな地図になりました。
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