今は現在、就労継続支援B型の珈琲焙煎作業所SRMで支援員として働いています。でも…実は福祉業界は完全未経験!
これまでスポーツ業界、建設業界をはじめ、いろんな仕事を経験してきました。その中で気づいたのは、自分の得意分野は「みんなが活躍できるようにサポートし、チームに調和と安定をもたらすこと」。
そんな私がなぜこの仕事に飛び込んで、楽しく働けているのか?
福祉ってなに?福祉のTPOを知らなかったため、夏は短パンとサンダルで働いていたこともあります。
※今は、サンダルは就業規則(スタッフ本人と利用者さんの安全を担保のため)で禁止となっています👍️
1. 「未経験でも大丈夫?」→意外と今までの経験が活きる!
最初は「福祉業界って、資格とか専門知識が必要なのでは?」と不安でした。でも実際に働いてみると、これまでやってきたことが意外と役立つ場面が多いんです。
例えば、シュライカー大阪でやっていたように、
- スケジュール管理や調整スキル → 利用者さんの作業進捗管理や支援計画の調整に活用
- コミュニケーションスキル → 利用者さんとの関わりや、チームスタッフとの連携に活用
- なんとかするパワー → 突発的な対応やトラブル処理に活用
「この仕事、やったことないし無理かも…」と思っていても、実はどこかで自分の経験がつながるんです。
まさしく、スティーブ・ジョブズ氏の有名なスピーチ「点と点をつなぐ(Connecting the dots)」!!!
2. 「福祉=特別なスキルが必要」じゃなかった
福祉業界って、専門知識がないとできない仕事だと思っていました。でも、実際は “まずは利用者さんを知ること” が一番大事!!その中で、珈琲焙煎作業所SRMでは利用者さんとは必ず1日4回は「名前を呼んで挨拶をしよう」と方針があります。挨拶だけでなく、必ず名前を呼ぶがポイントです!
珈琲焙煎作業所SRMでは、
- 利用者さんの特性を理解し、一緒に考えること
- 「どうやったらもっとやりやすくなる?」を考えること
これが求められる仕事なんです。
もちろん福祉の知識は学ぶ必要がありますが、最初から全部知っている必要はなし。現場で働きながら、『知らない言葉や分からないことをそのままにしないこと、知らないことを調べる・聞く』を日頃から行っていれば、必要な知識はついていきます!
3. 「なんとかするパワー」があれば、なんとかなる
スポーツ業界で働いていた頃、選手やチームスケジュール管理や突発的な対応は日常茶飯事。
宿泊先ホテル出発後にホテルのルームキーを持って試合会場に到着したから何とかしてと連絡が入ること。ホテルに手配した夕食がまさか紙皿で提供され、チームから非難を受けたこと。大分からの帰阪中に大雨で特急列車が止まり、小倉駅での乗り換えを通常5分かかる所を1分以内で乗り換えないといけない状況等。想定外のことが起こるのは当たり前でした。そのたびに「どうしたらできるか?」を考え続けていました。
福祉の仕事も同じで、利用者さん一人ひとりに合わせた支援が必要。そのため、「決められたやり方」だけではなく、
・どうしたらもっと楽しく作業ができるか?
・どうしたら利用者さんが自信を持てるか?
・どうやったらもっとスムーズに支援できるか?
こんな風に考えながら仕事をするのが大事なんです。
その結果、未経験でも「なんとかする力、どうやったできるかを考える」があれば、なんとかなる! ということを実感しました。
4. 「楽しく働ける」ことが何より大切
この仕事の魅力は、利用者さんと一緒に成長し、喜びを共有できること。
例えば、
- 「できた!」と利用者さんが笑顔になる瞬間
- 一緒に工夫しながら進めた作業がうまくいったときの達成感
- コーヒーのことを利用者さんと一緒に学び、語り合う時間
こうした瞬間に立ち会えるのが、何よりのやりがいです。
業界未経験でも大歓迎!
就労継続支援B型の支援員の仕事は、特別な経験がなくてもできる仕事です。
むしろ、 『これまでの経験を活かして新しいチャレンジをしたい人!未経験だけど、福祉の仕事に興味がある人!能動的に動き、考えることが好きな人!』
こんな人にこそ、ぜひチャレンジしてほしい!
私も最初は「未経験だけど大丈夫かな?」と思っていましたが、今では「この仕事、めちゃくちゃ楽しい!」と思っています。
一緒に楽しく働きましょう!