メンタル不調が増えている社会で、私たちは何と向き合うべきか
心の不調に関する話題を目にする機会は、この数年で確実に増えました。ニュースや統計だけでなく、身近な人の体験談として耳にすることも珍しくありません。以前はどこか遠い出来事のように感じていたテーマが、いまは「誰にとっても起こり得ること」として語られるようになっています。この状況を考えるとき、私は単に個人の体質や性格の問題として片づけることはできないと感じています。もちろん個人差はありますが、それだけでは説明がつかない広がり方をしているからです。心の不調の増加は、個人の弱さではなく、社会構造の変化と深く結びついているのではないか。 そう考えるようになりました。たとえば、働き方の変化があります。...