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「物理学×要素技術開発×コンサル」幅広いキャリアを歩む川村さんの挑戦【社員インタビューVol.09】

こんにちは!

今回は、アジリスで活躍する川村啓太さんにお話を伺いました。
物理学の研究から車載部品の開発、そしてコンサルタントへとキャリアを進めた川村さん。
そのユニークな経歴や仕事に対する想いについて、じっくりお聞きしたいと思います!


本日はよろしくお願いいたします。まずは、自己紹介をお願いします。

川村啓太、27歳です。
趣味は体を動かすこととPCゲームで、どちらも休日の良いリフレッシュになっています。高校まで野球、大学ではバドミントンをしていて、今年からはゴルフにも挑戦中。ランニングも好きでよく走っていたのですが、最近は少しサボりがちなのでまた再開したいですね(笑)。
それから、お酒(特にビール)とコーヒーが大好きです!自然の中で過ごすのも好きで、気分転換に旅行へ出かけることもあります。



スポーツもゲームも楽しんでいるんですね!それでは、これまでの経歴について教えてください。

大学では物性物理学を専攻し、半導体材料の電子特性を研究していました。
具体的には、「逆光電子分光」という手法を用いて、物質に電子を照射し、そこから放出される微弱な光を観測することで電子特性を測定するというものです。
この実験は超高真空環境(大気圧の1億分の1程度)が必要で、研究室で独自の装置を使用していました。
私自身も装置の図面設計を担当し、この経験を通じて「設計」に対する興味を持つようになりました。
新卒では車載部品の設計開発職に進み、要素技術開発に携わりました。
特に次世代車載カメラの筐体に使用する材料接合技術の開発を担当し、実験を通じて新たな技術を模索していました。
また、国内外のクライアントに向けた実機デモや品質向上のための工場監査にも関わり、技術的な知識だけでなく、クライアントのニーズを理解し、それに応じた製品開発の重要性を実感しました。


では、アジリスに入社したきっかけを教えてください。

アジリスに惹かれた理由は、システム導入を単なる目的ではなく、実務部門の現状課題を見極めた上での手段として捉えている点です。
多くの企業が「システムを入れること」をゴールにしがちですが、アジリスは「本当に必要な解決策は何か?」を徹底的に考え、クライアントに寄り添った支援をしています。
この姿勢に共感し、ここでならより濃い学びと成長ができると感じ、入社を決めました。


確かに、システム導入が目的化してしまうケースは多いですよね。実際に入社してみて、どのような経験をされましたか?

昨年8月に入社し、まずは2週間の社内研修を受けました。
ベンチャー企業なので研修はないと思っていましたが、実際にはとても丁寧に作り込まれていて、会社の価値観やコンサルタントとしての基礎を学ぶことができました。

その後、国関連のシステムの現状調査プロジェクトに参画し、システム利用者へのヒアリングや現状分析、改善提案を行いました。
続いて生成AI関連のプロジェクトに関わり、業務のヒアリングからユースケース策定、プロンプトエンジニアリング、効果測定まで短期間で実施するプロジェクトを複数担当しました。
短期間で成果を出す難しさと同時に、クライアントと密に連携することの重要性を実感しました。



短期間で多くのプロジェクトに関わられているんですね!スピード感のある環境の中で、特にやりがいを感じた瞬間はありましたか?

保守的なクライアントの幹部に対し、データを根拠にTo-Be像を提示できたことです。
新しい提案に慎重なクライアントでしたが、実際のデータを基に論理的に説明することで納得してもらえた瞬間は、とても達成感がありました。


逆に、難しかったことはありましたか?

保守的なクライアントに新しいTo-Be像を受け入れてもらうことでした。
長年の業務プロセスや意思決定の慣習があり、変革の必要性を理解してもらうのに時間がかかりました。
データをどの順番でどのように伝えるかを慎重に設計し、クライアントの懸念に寄り添うことで最終的には受け入れてもらいました。

どんな学びがありましたか?

大きく2つの学びがありました。

1つ目は、データを活用した提案の重要性です。
保守的なクライアントに新しいTo-Be像を示すには、感覚や理論だけでなく、実際のデータに基づく説得力が不可欠でした。
データを根拠にすることで、相手の意思決定を支援できる実感を得ました。

2つ目は、相手の立場を理解したコミュニケーションの重要性です。
上位レイヤーは現場と異なる視点で意思決定を行うため、その視点を踏まえて伝え方を工夫することで、より効果的な提案ができると実感しました。

論理的思考と共に、相手に合わせた伝え方が大切だと学びました。



ありがとうございます。ではアジリスの働きやすさについてもお聞きできればと思います。

アジリスの魅力は、柔軟な働き方ができることと、経営陣との距離が近いことです。
リモートワークやフレックス制を活用し、自分のペースで仕事が進められます。
さらに、経営陣から直接アドバイスをもらう機会が多く、視座を高めることができる環境です。
自由度が高い分、自分で判断して進める力が求められますが、それが成長の機会にもなっています。


では最後にアジリスに興味がある方にメッセージをお願いします!

スタートアップ企業なので、入社前は不安もありましたが、今は本当に良い選択だったと感じています。
自由度が高く、自分で考えて仕事を進める楽しさがあり、サポート体制もしっかりしています。
「新しいことに挑戦したい」「成長できる環境に身を置きたい」という方には、とても魅力的な職場だと思います。
少しでも興味があれば、ぜひ一度話を聞いてみてください!


今回はアジリスでのキャリアや成長について詳しくお話を伺うことができました。
異業種からコンサルタントへの転身を果たした方の実際の体験に基づくアドバイスや、アジリスの自由で柔軟な働き方がどれほど成長を促すかがよく伝わってきました。
次回もお楽しみに!

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