こんにちは!データグリッド採用担当です。 2回にわたり、弊社代表岡田のインタビューをお届けしています。 前編では、岡田の幼少期から学生時代、創業に関してインタビューしました。
後編では、データグリッドが今後何をやろうとしているのか、どのような仲間を求めているのかについてより深く皆様に知って頂きたいと思います!
【Profile】
代表取締役CEO
岡田 侑貴(おかだ ゆうき)
京都大学にて機械学習分野を専攻し、京都のAIベンチャーにて金融分野のデータ解析業務に従事。その後、AIの研究領域において急速な発展を遂げていたGANに注目し、 GANの技術開発及び社会実装を行うべく当社を設立。「AIが自然と溶け込むプロダクトを共創する」という当社ミッションの実現に向けて、様々な大手企業との共同プロジェクトを組成し、プロジェクトの事業化に尽力している。株式会社ジーンアイドル取締役を兼務
データ社会における土台、基盤となるような会社に
ーー前編では創業までのストーリーをお伺いしました。後編ではより深くデータグリッドについて探っていきたいと思います!まずは社名の由来を教えて下さい。
データグリッドの「グリッド」は、直訳すると「格子」という意味です。そこから派生して「基盤」「土台」という意味も持ちます。「未来のデータ社会における基盤、土台となるような会社にしたい」という想いで名付けました!
実は候補が10個くらいあって...。当初「時空」という名前のアパートを借りてオフィスにする予定だったので、アパート名を取って「ジクー」が有力候補でした(笑)結局、京都大学内の施設に入居させて頂くことになったので、その案はなくなりました。
京のまちに貢献を
ーー本社を京都に置き続ける理由はありますか?
私たちは創業以来、日々京都のみなさんにサポート頂いています。そのため、何らかの形で恩返しをしたいという想いがあり、京都に対してこれからも貢献したいと考えています。
また、良い意味で京都は都会の流行に流されないため、自分たちのやりたいことに集中できる良い環境だと思います。
強みは、人材・ノウハウ
ーーご自身が感じる、データグリッドの強みは何ですか?
大きく分けて2つあります。
1つ目は、一緒に働く仲間です。大学院で生成AI領域の研究をしてきて、この領域を発展させるために一緒に賭けてくれている優秀なエンジニア陣。また、AIに関わらず新規事業開発の経験者やコンサル経験者など、様々なバックグラウンドを持つ優秀なメンバーが揃っています。
2つ目は、ノウハウです。この領域において4年以上取り組んできた中で溜まってきた知見、開発してきたアセットには自信があります。
これらの強みによって、組織として他の会社に対して優位性を生み出せるような状態になってきています。
データの潜在的な価値を高める生成AI
ーーデータグリッドが創り出す生成AIの今後の可能性について伺いたいです。
今後はデータが重要性を増す社会になってくると考えていて、そのような社会においてはデータの価値をもっと高めることが期待されており、既存のデータだけでは満たせないニーズがこれから出てくると思います。データグリッドの生成AIを使うと、既存のデータだけでは発揮できない価値を解放することができると考えています。
例えば、弊社が実証実験中の「Kitemiru」は、元は自分の全身の画像と服の画像だけ。そこに我々の生成AI技術を通すことで、オンラインで試着した自分の姿(=新しく価値を持ったデータ)が見えるようになり、人のイマジネーションを駆り立て、服を買うプロセスを楽しくすることができます。既に見えているデータの価値だけではなく、潜在的なデータの価値を解放し、最大化していると言えます。
データグリッドの仲間には価値のある時間と環境を提供したい
ーー一緒に働く仲間への想いをお聞かせ下さい。
一言で言えば、とにかく日々感謝しかありません!ここでなくても活躍できそうな人材ばかりで、色々なキャリアの選択肢がある中で、データグリッドに時間を費やしてくれていることが本当に嬉しいと思っています。
一方で、データグリッドで過ごした時間を価値のあるものにしなければというプレッシャーも感じています。仮に社員がここを去る時に(もちろんずっと居て欲しいですが)、ここでの時間が本当に有意義なものだった、学びがあったと思って欲しいと考えて環境づくりに取り組んでいます。
日本はアメリカ等に比べてエンジニアの賃金が低いという問題があります。その問題を解決するロールモデルになるような会社にしたい、という想いから、「データグリッドのエンジニアの平均年収を2,000万円にする」ということを中長期の目標の一つとして掲げています。ただ、2,000万円という数字に意味がある訳ではなく、テクノロジーへの深い理解・実践とアントレプレナーシップを発揮することでそれだけの価値のあるエンジニアを輩出し、会社としてもその報酬体系を支えることができるビジネスモデルを作っていくという覚悟を持っているということです。
データグリッドの4つの行動指針
ーー今後どんな方に入社してもらいたいですか?
GANを使ってグローバルにチャレンジをしたい人、アーリーフェーズのベンチャーでAIを使った新しいサービス開発に挑戦したい人ですね。そして弊社の行動指針に合うかどうかもとても重要です。行動指針は、「利他主義」「起業家主義」「行動・成果主義」「学習主義」の4つです。
「利他主義」は、社会や一緒に働く仲間に対してプラスの影響を与える為に、何ができるか常に思考するという考え方です。
「起業家主義」は、顧客・ユーザーの課題を見つけて、解決しようとするマインドセットを常に持つという考え方です。技術者はどうしても技術を作ることばかりに集中してしまう。そうすると、技術を作ることが目的化してしまう。作った技術を、誰が何の為に使うのかというところまで考える。単なる技術集団ではなく、主体性、当事者意識、顧客思考を持って欲しいと願っています。
「行動・成果主義」は、個々人が自分の仕事にこだわり、アウトプットの品質を高めるという考え方です。データグリッドはまだまだ若いベンチャーなので壁にぶつかることが多いですが、そんな時でも、常に成果にこだわって思考し、行動して欲しいと考えています。
「学習主義」は、変化が激しい時代の中で、学び続ける姿勢が重要であるという考え方です。現代では、常に知識がアップデートされ続けているので、つい最近発表された技術でもすぐに陳腐化してしまう時代です。謙虚さ、素直さを土台にして、僕自身皆さんと一緒に学んでいきたいです。
データグリッドは、仲間と同じ想いを持って何かを生み出すという素晴らしい経験ができる場です。自分たちが提供する技術・サービスの価値が、世の中で認められた時に、本当の意味で喜べる瞬間が来ると思います。そんな瞬間を、一緒に作っていける仲間を募集しています!
いかがでしたでしょうか?CEOインタビュー前編・後編を通して、少しでもデータグリッドに興味を持って頂けましたら幸いです!
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