▼自己紹介:工事部所長 上野 大輔
18歳で初めて豊工事に入社し、1年ほど現場での仕事を経験しました。その後は父とともに建築関係の仕事に従事し、20代後半には独立。豊工事からも仕事を受けながら、自身の業務を進めてきました。
6年前、再び豊工事へ正式に戻るきっかけとなったのは、現社長からの声掛けです。もともと発注・受注の関係性もあり、社長とは日頃から近い距離で仕事をしていました。当時、自分の仕事に少しモヤモヤを感じていたこともあり、環境を変える良い機会と捉えて再入社を決意しました。
「社長に声をかけられたら断れない」と自然に思えるほど、信頼できる関係がそこにはありました。
現在の役割:工事部の所長として現場の最前線に立つ
現在は、工事部の所長として、主に現場での施工チームをまとめる立場にあります。社長が営業や受注を担う一方で、私は4〜5名の現場メンバーと共に、実際の工事を遂行する現場の責任者です。
日々の業務は、現場への人員配置や進捗管理、スケジュール調整、現場での作業指示など多岐にわたります。週初めには社内でミーティングを行い、各案件の動きをチームで共有。天候や急な予定変更にも柔軟に対応できる体制を整えています。
新人が入社した際には、適性を見ながら、最適な先輩に同行させる形で丁寧に現場に慣れてもらえるように工夫しています。現場での学びこそが最も実践的であると考え、実務を通じた成長を大切にしています。
今後の展望:若手が中心となる組織づくりを目指して
建築業界全体の課題として、年齢層の高齢化が進んでいます。当社も例外ではなく、現場の多くをベテランが支えていますが、10年後・20年後を見据えた時には、やはり若手の力が不可欠です。
私は、「若手を中心とした現場チーム」をつくることがこれからの使命だと感じています。今のうちにベテランの技術や経験を次の世代へとしっかりと受け渡す。そのためにも、若い世代が安心して学び、成長できる環境づくりを進めています。
もちろん、最初は年齢差や価値観の違いから難しさを感じることもあるかもしれません。でも、だからこそ私たちが変わらないといけないと思っています。新しいメンバーを受け入れる側も、変化し、寄り添い、育てていく覚悟を持つ。そうした柔軟な姿勢が組織全体に必要です。
豊工事の魅力:人を大切にする自由な空気感
この会社の魅力は、自由度の高さと人間関係のあたたかさです。厳しすぎず、無理のない関係性の中で、それぞれが責任を持ちながら働いています。急な休みが必要になったときも、互いにフォローし合う文化が根づいており、社長自身も「休みは多めに」と考えてくれています。
無理に背伸びせず、まずは「現場で頑張ってみたい」「手に職をつけたい」という気持ちがあれば大丈夫です。経験よりも人柄や姿勢を重視しています。
求職者の方へ:変わっていく覚悟、迎え入れる覚悟
「若い人の考え方はわからない」ではなく、「自分たちが変わらなければならない」。これは私自身が強く感じていることです。
未経験でも構いません。必要なのは、素直な気持ちと周囲の声に耳を傾ける柔軟さ。私たちもあなたに合わせて変化していきます。
一緒に現場をつくり、支え、未来の豊工事を担う存在へと育っていきましょう。