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【アガルートの講師紹介】渥美講師Vol.2~よく働きながらよく休む~

アガルート人事の鹿沼がお送りする講師紹介の第2弾。
今回は渥美講師の後編です。

前編では渥美講師の今までについて語って頂きました。

今回はそんな渥美講師の今とこれからについて、です。
気づけば2番目のベテラン講師である渥美講師は、今後のアガルート、そして自分自身をどのように展望しているのでしょうか。

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【アガルートについての印象について教えてください】

私が入社したばかりの頃は、まだ社員の数も少なく、「この仕事はこの社員」という印象でした。
そのため、「その仕事を担当するその社員が忙しなく動いている」という形で、「常に動くことを止めない職場」という印象でした。

今は、社員の数も当時の何倍にもなり、「この仕事はこの社員」という印象ではなくなっています。
しかし、「この仕事をこのように分散する、分散した後のこの部分はこの社員へ、残りの部分は別の社員へ」、そして、「社員みんなで仕事をこなしていく」、その意味ではやはり、「常に動くことを止めない職場」という印象であることに変わりありません。
「自身の担当する仕事が全体の中でどのような位置づけを担っているのか」という点を考えることができ、やりがいを感じることのできる職場なのではないかと思います。

【渥美先生が感じる、「良い所」と「改善すべき所」を教えてください】

「変化し続ける」というのが、良い所であると同時に悪い所ではないかと思っています。

「今ある状況をより良くする」ために、変化が必要なのはもちろんだと思います。
私自身は、変化も必要と思う一方で、変化することに抵抗を感じやすいタイプなので、「変化し続けよう」とする姿勢はすごいと思っています。

しかし、その一方で、「変化させることなくより良くする」ということはできないのだろうかと思うシーンもあります。
私も担当する「マネージメントオプション」は、受講生の数も、担当講師の数も増え、まさに「変化させた後の姿を想像する」のか「変化させずにより良くする方法を想像する」のか、まさに問われる時期なのかなと思っています。

【アガルートでの仕事のについて教えてください】


まず、予備試験・司法試験との関係では、「マネージメントオプション」、「個別指導」、「耳で覚える1問1答」シリーズ、「絶対合格!短答スキル習得講座」、「重要判例解説解析講座」「法科大学院入試過去問解析講座」、「事例でわかる伝聞法則解析講座」「エクササイズ刑事訴訟法解析講座」、「基礎演習行政法解析講座」などのレジュメ・教材制作から解説講義の収録まで担当しています。

また、司法試験講師ではありますが、他の資格試験も含め手広く関わらせていただいております。
司法書士試験との関係では「総合講義」のうち憲法を、弁理士試験との関係では「選択科目民法対策講座」を、国家総合職との関係では「専門記述対策講座」をそれぞれレジュメ・教材制作から解説講義の収録まで担当しています。

今後も、予備試験・司法試験以外含め、様々なことにチャレンジできればと思っています。

【仕事をしていくなかでのやりがいは?】

やはり、「自分が分かればそれで良い」のではなく、「受講生さんが分かるように、しかも分かりやすいと思ってもらえるように指導・講義する」、そして、「分かった」、「分かりやすかった」と言ってもらえる、最終的には、「合格できました!」と言ってもらえるというのが、何にも代えがたいやりがいかなと思っています。

予備試験・司法試験との関係では、「マネージメントオプション」や「個別指導」といった、受講生と直接接する機会があるため、「何が、どのように、なぜ分からないのか」という点を把握しやすい状況にあります。
そのため、受講生と接する中で受講生の「悩み」を推測し、そこに的確に答えていくことで受講生が「分かった」という反応を示してくれるのが一番のやりがいだと感じています。

一方、他の資格試験を含む受講生と直接接する機会がない講座の場合、「この講座を受講する受講生はどのような受講生なのか、何を、どのように求めているのか」という点を推測する力が問われるのかなと思っています。
ただ、その際も、マネージメントオプションや個別指導で受講生と直接接した際の経験が役立つと思っています。
「直接指導を受けている受講生の悩みがどうだったのか」から推測していくイメージです。
さらには、これが「予備試験・司法試験以外の資格試験の受講生ならば、さらにどんな悩みを持つだろうか」と推測していきます。
このように推測することがメインになってくる直接接することのない講座との関係で、「分かりやすかった」、「合格できた」というお声をいただけると、非常に嬉しいなと思います。

【逆にどんなところが組織として課題だと感じますか?】

前述のとおり、様々な講座などを担当しておりますが、メインとなってくるのは「マネージメントオプション」です。
これは、予備試験・司法試験を目指して勉強する受講生について、週1回程度のペースで答案の添削指導などを行うものですが、その指導は複数の司法試験講師によって行われます。
実際、アガルートではすでに数十名以上の講師が担当しております。
数十名以上の講師が担当する以上、どの講師が担当しても一定の水準が保たれるべきところですが、なかなかうまくいかない、そしてそれをどうやって実現していくのかという点が課題なのではないかと思っています。

また、今回、谷山講師の次にこの記事を担当させていただくにあたり、アガルートに入社した順序を意識していると聞かされ、自分もいつの間にか新人からベテラン側になってしまったのだなと思いつつ、一方で、課題だと感じるだけで自分は何もしないというポジションではいけないのではないか、各講師が自分のポジションを意識して課題を設定し、取り組んでいくことが求められるようになってきているのではないかと思うようになりました。

【将来はどのような仕事・働き方を理想としていますか?】

「アガルートでやりたいこと」は、自分自身の経験を活かした仕事の実践・確立ですね。
司法試験、特に論文式試験に苦戦した経験がある以上、「どんな人でも、これを意識すれば大丈夫」という勉強方法を確立し、それをお伝えすることができればと思っています。
そのため、日々の指導では、「この受講生は何について、どのように悩んでいるんだろう」という点を正確に推し測ろうとする姿勢を忘れないようにしていきたいと思っています。
また、その経験も活かしつつ、予備試験・司法試験以外の資格試験対策といった様々な分野にどんどんチャレンジしていきたいと思っています。

「渥美先生ご自身としての理想」は、これまでの経緯からも分かるとおり、「自分のしていることに自信を持てるようになる」ことですね(笑)。
常に「本当にこれでいいんだろうか、不安」という形で自信を持つことのできないままに生きてきたので、もっと自信をもっていいんだと思えるように、日々研鑽を積むことができればと思っています。
また、同僚からは、働きすぎではないかとの心配の声もいただくので、よく働くけれども「よく休む」ということも全力で取り組んでいければと思っています。

【どのような方と一緒に働きたいですか?】

「一緒に働く仲間・同僚への思いやりをもつことのできる人、それが想像できる人」といったところでしょうか。
単に気にかけているという形での思いやりはできると思いますが、ふとした拍子に、「今このタイミングで、この発言をすることは相手に過度の負担をかけてしまわないか」ということを想像できるかどうかが大事だと思っています。
自分自身も「自分はこんな資格試験に受かったんだ、こんなに働いているんだ」となってしまわないよう意識していますが、難しいんですよね。
でも、そのようなことを考えようとする方が一人でも多く、一緒に働く環境にいていただければと思っています。

【最後にこちらをご覧いただいている方に一言】

面と向かって話そうとすると、上手く伝えられないようなことをつらつらと書いてみました。
文章作成能力が問われる仕事をしながらも、拙い文章になってしまったかと思います。
また、アガルート関係者の方からは「そんなこと思ってたのか」と思われたりすることもあるでしょう(笑)。

しかし、「上手く行く気がしない」という不安な気持ちでアガルートに参画した頃に比べ、自身のしていることに自身を少しでも持つことができるようになったのは、アガルートのおかげかなと思っています。今後も、アガルート並みの変化のスピードとはいきませんが(笑)、自分自身もより良い方向で変化していくことができればと思っております。

最後までご覧いただき、本当にありがとうざいました!!

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いかがでしたでしょうか?

前編から通じて渥美講師「らしさ」が全開のストーリーでしたね。

まだまだ若い弊社ですが、ベテラン講師の方々が作ってきた歴史は深く、今のアガルートに欠かせません。

アガルートには歴史の生き証人がまだまだたくさんいます。

是非皆さんにもストーリーを語って頂きたいですね!

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