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【アガルートの講師紹介】渥美講師Vol.1~自分でもやれることを~

アガルートの人事がお送りする「アガルートの講師紹介」シリーズ第2弾。

今回は、アガルート2人目の司法試験講師として入社しました渥美講師を紹介いたします。

オフィスに姿を現せば、100%の確率で会社の雰囲気を明るくする渥美講師。

そんな渥美講師の過去から今までを是非ご覧ください。

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【自己紹介をお願いします】

渥美雅大と申します。昭和63年2月生まれなので、記事になっている頃には34歳です。

2017年の司法試験後、1年間の司法修習の後そのまま入社したので、2018年末頃の入社ですね。

テレビを観る、YouTubeを観る、ゲーム、読書といったことが好きな典型的なインドア派です(笑)。

テレビは、バラエティから映画・ドラマ、アニメなど、何でも観ます。
ドラマやアニメは、3か月前後で新しくなる「クール」というものがあって、クールが変わるたびに、「全ドラマ録画!」、「全アニメ録画!」、「初回は全部観る!!」の精神です(笑)。

映画は、ハマったものは何度も繰り返し観るので、セリフを覚えていたりします。
例えば、ジブリであれば、「天空の城ラピュタ」の「バルス!」は有名ですが、「30秒で支度しな!」、「小鬼じゃ、小鬼がおる」といったセリフもありますね。
ご存知の方も多いかと思います。

YouTubeは、ゲームが好きというのもあって、ゲームの実況動画を観ることが多いです。
なんとなく興味を持ったゲームを実況している動画がないかなと探し、観てみて、おもしろそうと思って実際に購入といったこともあります。

ゲームは、なんといっても、「ドラゴンクエスト」シリーズ、「ポケットモンスター」シリーズが好きですね。
特に、「ドラゴンクエストⅥ~幻の大地」、「ドラゴンクエストⅦ~エデンの戦士たち」、「ポケットモンスター赤・緑」、「ポケットモンスター金・銀」あたりが子供の時にハマりにハマったシリーズになります。
どちらのシリーズもいまだに続編が発売され続けていますね。
ちなみに、いわゆるポケモン廃人というところまでやり込んではいません(笑)。

読書は、小説といったものはあまり読まず、専らビジネス書系ばかり読んでいます。
「こういう風にやっていこう!」みたいな本を読むと、やる気が起こるので好んで読んでいます。
今の仕事のメインが個別指導なので、そこに還元できないかなという目線で読んでいたりもします。

最近の趣味としては、グルメを開拓できたらなと思っています。
ただ、同僚たちからは舌バカと言われたりするので、まずは「味が分かる!」を目指そうと思っています(笑)。

【いつから法曹の世界を志すようになったのですか?】

中学生くらいの頃、「カバチタレ!」という行政書士のドラマがあり、それを観て法曹に興味をもったという感じです。
「カバチタレ!」は漫画が原作になりますね。
「カバチタレ!」に始まり、司法修習生を描いた「ビギナー」、検察官が主人公の「HERO」と観ていく中で、「司法試験を受けてみたい」と思うようになっていきました。
ドラマを観て、「法曹カッコいい!」、「最難関試験という響きカッコいい!(笑)」というのが一番のきっかけということになりますね。

【法曹を目指す前はどのような人生を送っていたのですか?】

前述のとおり、中学生くらいの頃からずっと司法試験と思って、高校、大学、法科大学院ときたので、法曹を目指す以外のことは特に考えてなかったというのが正直なところです。

逆に、小学生、中学生の間は、ただただ漠然と生きていましたね(笑)。
ただ、そろばんを習っていたので、そろばんには夢中でした。
その影響もあってか、算数、数学なんかも好きだったので、その勉強はめっちゃする、それ以外の国語、社会、理科、英語はボロボロでした。
国語の勉強をしてこなかったことは、大学に入って法律を勉強し始めた際、読解力がなさすぎて教科書類が読めないという形で後悔しました(笑)。

【なぜ弁護士資格を取得して、なお予備校での指導を選択したんですか?】

漠然と「何か困っている人の力になることができれば」と考えてはいましたが、「法曹の世界でこれがしたかった」というほどの明確なものは特にありませんでしたね。
ただ、法律の勉強をしていく中で、「法律の勉強をしていけばいくほど、法律問題は難しい」、「法律の勉強をしていない人であれば、なおさらわけが分からない」、「それなら、そんな法律問題で困っている人の力になることができれば」との考えは強くなっていったという感じです。

一方で、以前から「人に教えること」は好きでした。
中学、高校時代も、得意な数学を友達に教えたりしていて、その中で「よく分かった」、「すごく分かりやすかった」と言ってもらえることが非常に嬉しかったです。
そこで、「法律の勉強をしていけばいくほど、法律は難しい」のだから、「法律の勉強をしている受験生の力になることができる」というのも良いのではないかと思うようになり、予備校での指導を選択しようと思いました。

【アガルートとの出会いはどのようなものだったのでしょうか?】

就職や社会人といった過程を経ていないので、大学から法科大学院へ、法科大学院から司法試験合格へ、司法試験合格から司法修習へ、司法修習からアガルートへという寄り道のないコースになりますね。

出会ったきっかけは、司法修習中の就活の際ということになります。
詳細は後ほどということになりますが、いざ就活ということになって「弁護士よりももっと楽しいこと、やりたいことないのかなぁ」と思い始め、「教えることが好きだし楽しいし、予備校で働いてみるのもいいかも」と思い検索して、アガルート発見という感じです。

【実際にアガルートにジョインした決め手は?】

面接の際、岩瀬さんから「そろそろ腹割って話そう」とのお言葉をいただいたのに、うまく話すこともできずここまで来てしまったので、当時、抱いていた心情や葛藤など、「弁護士よりももっと楽しいこと、やりたいことないのかなぁ」という文字通りの表現でよいのかと思えるようなことを、この場をお借りしてお話させていただければと思います(笑)。

私は、中学生くらいの頃からずっと司法試験と思って、高校、大学、法科大学院ときたので、法曹を目指す以外のことは特に考えてなかったというのは前述のとおりです。
しかし、司法試験に3回不合格となり、自分の中では「3回も落ちた自分は法曹に向いていない、撤退すべきなのでは」と思うようになりました。
その後、周りの応援もあり、4回目の受験、そして合格となるわけですが、司法修習に行った際には圧倒的に優秀な合格者たちと出会いました。
そうすると、そこでも「あぁ・・・3回も落ちてる自分がこんな優秀な人たちと同じ仕事なんてできないよなぁ、やっぱり法曹に向いていなかったんじゃないか」と思う日々でした。
そのため、就活をする気もあまり起きないまま時間だけが経過していきました。

その後、「それならいっそのこと、弁護士ではなく、司法試験予備校で働くのもありなのではないか」と思うようになりました。
「結局、それは法曹という仕事からの逃げとして、司法試験講師を選んだのでは」と言われれば、否定はできないと思います。
そこで、司法試験講師の道を考えるわけですが、やはりそこでも、「あんなに周りから応援されたのに、弁護士やらないって、それはそれで申し訳ないんじゃないか」、「予備校で働くって、司法試験の成績・順位が良いならまだしも、3回も不合格の自分は予備校で役に立つんだろうか」といったように、「どのような道を選んだとしても、上手く行く気がしない、出来る気がしない」と悩み続ける日々でした。

そのような中、岩瀬さんから「成績や順位がすべてではない」、「あなたにもやれることはある」とお話しいただき、「自分でもやれることをやろう」と思ったのが決め手となったと思います。

もちろん、そうはいっても不安は尽きなかったわけですが、今現在思うのは、「優秀すぎる人にはできなくて、失敗に失敗を重ねた自分にはできることがある」ということです。
これが今の自分の仕事内容、働き方、モチベーションといった仕事面の全てを支えているのかなと思っています。

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いかがでしたでしょうか。

普段明るい渥美先生も、こんなに苦労した過去があったのかと私も初めて知ることができました。

同時に、司法試験を取ったうえで、この仕事をしている背景について、私自身も考えさせられました。

さて、後半はそんな渥美先生の今から今後について見ていきましょう。

それにしても岩瀬さんは誰の記事にも出てくるな。

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