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#6-1 遊具から、人と人との繋がりまで。2年間で築いたジャンルレスな「デザイン力」(前編)

こんにちは!株式会社パークの渡邉です。

前回は、私の幼馴染のハニーくんが辰巳の森緑道公園の「パンダの群れと赤パンダ」を紹介してくれましたね。(まだご覧になっていない方は、コチラ

本日は、パークグループで働く「ヒト」についてご紹介します!

今回は、新卒3年目の伊藤嘉穂さんが登場!伊藤さんの入社のきっかけや現在のお仕事について迫るインタビュー前半部分をお届けします。

※インタビュー内容、部署名、所属は取材当時のものです。

伊藤 嘉穂 Profile

2021年に新卒で入社。学生時代は、千葉大学大学院の環境デザインの研究室に所属。研究室では、「遊び環境」のデザインを中心に学んだ。開発部での経験を経て、現在は都市環境開発部で活躍中。

ー大学院の環境デザインの研究室では、どのようなことを学ばれていたんですか?

研究室では、家具やディスプレイなどを検討する空間デザインそのものから、空間をより良くするための運営方法など、環境(場所)と人間に関わるあらゆるもののデザイン検討をしていました。​​製品デザインにも興味はありましたが、当時はどちらかといえば、イベントやワークショップを含め、「場所」を作り出すことに惹かれていたんです。

子どもが好きだったこと、幼稚園の園庭を改修するプロジェクトに携われたことから、「遊び環境」のデザインを学ぶことに決めました。卒業論文は、園庭の中での子どもたちの動きを研究し、それを元に園庭にある遊具に必要な要素は何かについて考察しました。

ーパークグループと結びつきが強いテーマですね!この会社を選んだのは、大学院での学びを生かせることが大きかったのでしょうか。

そうですね。あとは、学生の頃、コトブキで1年間アルバイトをしていて、そのとき職場環境を見れたことも理由の1つです。アルバイトでは、お客様への遊具のプレゼンを作るチームで、お手伝いをしていました。それと、就職活動の際は、建設コンサルなどの業界の選考も受けていましたが、この会社はワークライフバランスを取ることができ、プライベートも充実できそうだったので入社を決めました。

ー入社後は、どの部署に配属されたのですか?

人事総務部です。(※現在は、人事部と総務部に分かれています)ジョブローテーションの一環で、1年目の6月〜8月の3ヶ月間という短い配属期間でしたが、採用関連の業務や管理系の事務作業を行っていました。また、全社員が参加する社員総会の企画や運営も行いました。当時コロナ禍だったので、開催方法について様々な案を考えて検討していましたね。

ー1年目から責任の大きいお仕事を任されたんですね。

そうなんです。同期には、1年目で新製品の企画やプロジェクトの管理をした人もいました。若手のうちから責任感を持って大きな仕事ができるのが、この会社の良いところでもあります。

1年目の9月からは、開発部(当時の部署名は、事業本部)に異動しました。開発部は、新製品の企画・開発や、既存製品の管理を行う部署です。異動してからすぐ、全ての新製品開発プロジェクトの進捗確認を行うことを任されました。

開発のプロジェクトは、複数のものが並行して進められるので、その全体を見て進捗状況を管理する必要があるんです。始めは開発のことは何もわからず、かなり戸惑った記憶があります...。ですが、プロジェクト管理に携わった期間に、先輩の作業の様子を見て、開発のプロセスや段階ごとに必要な作業など「開発の基礎」を理解することができました。

その後は、「ベッドジャンパー」という製品の開発に携わりました。開発は、企画→市場調査→設計→試作・試験→量産準備→リリースという流れで行われるのですが、ベッドジャンパーの開発では、3回目の「試作」からプロジェクトマネージャーを任せていただきました。

試作品修正と検証を何度も繰り返し、製造部、設計部の色々な方とすり合わせなど、膨大な業務量で、正直大変でした(笑)。ただ、新製品の販売のためには、多くの作業が必要であることを身をもって学べましたし、今色々な場所で子どもたちに遊んでもらえていることは、自分の自信に繋がっています!

その後は、新製品開発に企画資料作成段階から関わることができ、規格品の問い合わせ対応も担当しました。そのおかげで構造理解が深まり、コミュニケーション力を養うこともできました。

ー新製品の企画から製品化までというのは、長い道のりなんですね...!開発部ではいつ頃までお仕事をされていたんですか?

開発部には、1年目の9月から3年目の5月まで約2年在籍しました。今年の6月からは、都市環境開発部 関東 都市環境開発課に在籍しています。

都市環境開発部(以下、「都市環」)では、国や自治体などの施主が、公園や建築外構の設計業務を委託した「建設コンサルタント」や「設計事務所」に対し、製品を提案する業務をしています。

ー都市環で働いていて、どんな時にやりがいを感じますか?

これまでの開発部での経験や日々の事例視察など、自分の経験を生かして良い提案ができた時です。都市環では、専門的で幅広い知識が必要になる複雑な案件が多いですが、開発に携わった「ベッドジャンパー」の性能をお客様に詳しくお話でき、納入に繋げられたことがあります。

また、公園で実際に見た製品の使われ方を説明し、提案に納得していただいたこともあります。これまでの経験の1つ1つを、より良いオープンスペース作りのために活かすことができていると感じています。

今回はここまでです!

次回は、伊藤さんが働く上で大事にしていることやパークグループの良いところ、キャリアプランについてお届けします。ぜひ引き続きチェックしてください!

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