「2,000万円の自己投資。あなたなら、そのリターンに何を期待しますか?」
こんにちは。株式会社ダイリーの坂野です。
もしあなたが、今の仕事やキャリアに何かしらのモヤモヤを抱えているとしたら、一度は「自己投資」という言葉を考えたことがあるかもしれません。
かつての私もそうでした。
大手損害保険会社に勤め、海外駐在も経験し、傍から見れば「安定したレール」の上を歩んでいた私ですが、心のどこかでは常に問い続けていました。
「このままで、自分の人生は本当に輝くのだろうか?」
その問いへの答えを求め、私は全てを懸けて、海外MBAの門を叩くことを決意します。
今回は、私のキャリアの最大の転換点となったMBAでの経験と、そこで得た学びが、いかにしてダイリーの創業、そして「保険に、笑顔を」というミッションに繋がっていったのか。そのリアルな道のりをお話ししたいと思います。
「勉強は身につかなかった」— “異世界”で知った本当の価値
私が飛び込んだのは、フランスとシンガポールにキャンパスを持つ、「INSEAD」というビジネススクールでした。
世界100カ国以上から、多様なバックグラウンドを持つ人間が集まり、「誰もがマイノリティである」という環境。それは、これまでの私の常識が全く通用しない“異世界”でした。
1年という凝縮された時間の中で、膨大な課題に追われる日々。
正直に告白すると、詰め込み式の勉強で学んだ経営学の知識は、ほとんど記憶に残っていません。
では、2,000万円という大金を投じて何を得たのか?
それは、学問的な知識(ハードスキル)よりも遥かに価値のある、人間的な学び(ソフトスキル)でした。
異なる文化、異なる価値観を持つ仲間たちとの対話。リーダーシップの在り方、コミュニケーションの難しさ。そして、その中で感じる自分自身の感情の変化…。
教科書には決して書かれていない、生身の人間とぶつかり合うことでしか得られない学びが、そこにはありました。
「なぜ起業?」エリート街道を外れた“珍しい”選択
MBAを卒業した学生の多くは、コンサルティングファームや投資銀行など、いわゆる「エリート街道」へと進んでいきます。それが王道であり、高額な学費を回収するための、最も合理的な選択だと考えられています。
実際、MBA卒業直後に起業する人間は、非常に「珍しい」存在です。
そんな中、なぜ私は、その珍しい道を選んだのか。
MBA在学中、私は多くの時間を、日本とシンガポールのスタートアップ界隈で活躍する起業家や、投資家の方々と対話することに費やしました。そこで得た、大きな気づきがあります。
仮にうまくいかなくても、「挑戦をした人が評価される時代」が来ている。
今、日本で起業するリスクは、私が思っていたよりもずっと低い。国の制度も変わり、挑戦する者へのセーフティネットが整いつつある。
そして何より、失敗を恐れずに行動した経験そのものが、次のキャリアを拓く「資産」になると確信できたのです。
この確信が、私の背中を強く押してくれました。
ダイリーが生まれなかったかもしれない、一つの理由
「もし、MBAに行っていなかったら、株式会社ダイリーは生まれていましたか?」
この問いに、私は迷わずこう答えます。
生まれていなかったと思います。MBAに行ったことによる、人のご縁が大きいです。
これは紛れもない事実です。
現在のダイリーの開発チームも、法務をサポートしてくれている弁護士も、その始まりは全てMBAで得た「ご縁」でした。
もちろん、キャリアを金銭的な投資対効果(ROI)だけで測るなら、MBAは最適な選択ではないかもしれません。しかし、人生を豊かにするのは、お金では買えない「無形資産」ではないでしょうか。
同じ志を持って苦しい受験を乗り越え、共に学んだ仲間との強固なネットワーク。
多様な価値観に触れ、自分自身の未熟さと向き合った経験。
それら全てが、今の私と、ダイリーという会社を形作っています。
あなたのキャリアに、「やらない後悔」はありませんか?
この記事を読んでくれているあなたも、きっと今の場所で懸命に働きながら、未来への選択肢を模索しているのだと思います。
「MBAは必要か?」という問いの答えは、人それぞれです。
しかし、私自身の経験から、一つだけ言えることがあります。
それは、「やらなかった後悔は、一生残る」ということです。
私にとって、MBAでの1年間は人生で最高の時間でした。そこで得たご縁がなければ、「保険に、笑顔を」というミッションを掲げて、業界の変革に挑むという今の私も存在しなかったでしょう。
ダイリーは、単にAIで保険業界をアップデートするだけの会社ではありません。
業界の大きな課題に、同じ志を持つ仲間たちと共に挑戦していく一つの大きなコミュニティです。
もし、あなたが今のキャリアに、少しでもモヤモヤを抱えているのなら。
もし、安定したレールを外れることに、期待と不安を感じているのなら。
一度、私たちと話してみませんか?
あなたのその一歩が、未来を大きく変えるきっかけになるかもしれません。