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ただのポンコツ大学生だったボクが、大手広告代理店から内定をいただくまで

はじめに

はじめまして!
株式会社MakeCultureで長期インターンシップをしている、りっきーと申します。

このストーリーを読んでいただき、ありがとうございます!
私はいま大学4年生で、東京のとある私立大学に通っています。

実は大学に入学した当初、多くの人が同じ悩みを抱えているであろう、とあるコンプレックスに悩んでいました。



…そう、学歴コンプレックスです。

大学受験では大失敗し、行きたかった大学よりも数ランク下の大学に入りました。

「でも、学歴がすべてじゃないから。」

そう、何度も言い訳していました。
しかし、諦めていたわけではありません。

コンプレックスをバネに、大学でどう挽回しようかと野心に満ち溢れていました。

そんなときに出会ったのが、フリーランスという働き方です。

TikTokで怪しげなビジネス系インフルエンサーの発信を見ていたボクは、フリーランスになって死ぬほどお金を稼ぎ、周りを見返してやろうと誓いました。

「ま、自分なら楽勝でしょ。」

未熟だった当時のボクは、自分でお金を稼ぐ大変さを知らないまま、傲慢なキモチで目を輝かせていたと思います。

そして、情弱でもあった当時のボクは、いつのまにか情報商材をポチッと購入していました。

大学1年:泥臭いフリーランス時代。ポンコツを自覚する。

フリーランスといえど、働き方はたくさんあります。

プログラミング、動画編集、物販、Webデザイン、ライター...など。

クリエイティブが好きだったボクは、高校のときにスマホで動画編集を嗜んでいたこともあり、動画編集を仕事にしようと決めました。

そこで、動画編集の怪しげな情報商材(オンライン講座)を購入し、本格的に勉強をはじめます。



「動画編集、意外とむずかしい...。」

最初はツールの操作がむずかしくて大変でした。

動画編集者は、こんなに大変な職業だったのかと若干後悔したことを覚えています。

しかし、なんだかんだ1ヶ月くらいで基本操作を習得。

今度は動画編集の案件を探しに、クラウドソーシングサイトへ登録します。

当時、案件を探していて思ったのが、初心者向けの案件はおどろくほど安く買い叩かれているということです。

1本200〜500円の案件がほとんどで、動画編集者を舐めているのかと憤りたくなる単価感でした。



それでも実績がなかったボクは、選り好みはできないと思い、何とか1本500円の案件を受注。

1本編集するのに10時間かかりながら、やっとの思いで初案件を完遂しました。

時給換算すると、たったの50円でした。

「フリーランス、こんなにしんどいの...?」

時給50円で働きつづけるのは、本当に苦痛です。

死ぬほど安い時給で働いていたボクは、もう辞めたくなりました。

…だから、フリーランスを辞めることにしました。


根性のかけらもなかったボクは、2ヶ月くらいでフリーランスを挫折し、ラーメン屋でアルバイトを始めたのです。



「時給1,000円ってサイコー!」

当時、最低賃金が設けられている現代に感謝しながら、アルバイトをせっせと嗜んでいました。
しかし、アルバイト先ではミスを連発。

店長に怒られて萎えていたボクは、3日でラーメン屋のアルバイトを辞めることになります。

そこでボクは、やっと、ある事実に気づきました。

「もしかして、自分ってポンコツ...?」

大学受験で失敗し、フリーランスも続かず、アルバイトも3日で辞める。

そんなどうしようもない自分は、誰がどう見ても、ただのポンコツ大学生だったのです。



2ヶ月続いたフリーランス、3日で辞めたアルバイト。

やるならどっち...?

まだフリーランスのほうが合っているなと思い、フリーランスに復帰しました。

そして、当時、たった1つだけ誓いました。

「自分はポンコツだから、誰よりも泥臭くやってみせる。」

そこから本格的に営業しようと思い、Twitterアカウントを開設。

Twitterでつながった人から1本4,000円の案件を受注し、4ヶ月目で月収5万円を達成。


馬車馬のように案件をこなし、クライアントから信頼を獲得。

1本8,000円の案件を任せてもらえることになり、7ヶ月目で月収10万円を達成。


さらに案件を拡大するため、死ぬほど緊張しながらも異業種交流会へ参加。

そこでつながった人から1本1万円の案件を紹介され、11ヶ月目で月収15万円を達成。



泥臭い、1年間でした。

フリーランスをはじめて1年間、自分のポンコツさと向き合いながら、全力で足掻いてきました。


結果、ある程度の成果は出せたんじゃないかと思います。

しかし、能力に限界を感じていたボクは、なにか他に成長できる機会はないかと探していました。

そこで見つけたのが、「長期インターンシップ」という制度です。


大学2年:激動の長期インターン時代。泥臭さを武器に。

「長期インターンシップ」というのは、数ヶ月から数年にわたる期間で行われるインターンシップのことです。

一般的には、大学生が実務経験を積むために企業へ参加し、業務やプロジェクトに携わります。


後に、ボクは4社の長期インターンシップを経験することになります。

ひとまず、当時のボクはWantedlyというサイトで長期インターンシップ先を探し、YouTube運用が経験できる長期インターンシップに参加することができました。



1社目は、本当にThe ベンチャーという雰囲気。

実際に企業で働いてみて感じたのは、チームとして働く楽しさです。


フリーランス時代は孤独な作業が多かったので、オフィスで働くことはこんなに暖かいのだと、心が満たされていきました。

仕事おわりにみんなでご飯を食べにいく尊さが、そこにはありました。


また、その会社はセクシー系の商品を扱っており、当時のボクは早生まれで18歳だったので、なんと「18歳でR18に携わる」ことに。それが言いたかっただけです...。

セクシー系で興味を持たれやすいということもあり、運用していたYouTubeチャンネルでは、4ヶ月で登録者が7万人まで伸びました。



「マーケティングって、ヒトを動かすって、楽しい。」

当時のボクはマーケティングに対する楽しさを知り、より幅広いジャンルに携わりたいと思うようになります。

そこで、長期インターンシップ2社目として、幅広いジャンルの案件に携わることができる、SNS系の広告代理店へ移動することにしました。

2社目の印象としては、基礎的な能力が高いエリート集団というイメージ。

高学歴のインターン生が多く、ポンコツな自分がやっていけるのか少し不安でした。



「会社のメンバーは、競争する敵ではなく、一緒に協力する仲間。」

広告代理店に対して、はじめはクリエイターがすごいアイデアを閃き、すごい広告をつくるという個人主義のイメージが先行していました。

しかし、実際は各部署と連携をとって進行することが多いチーム主義という印象です。


優秀なメンバーと肩を並べて連携をとることに気後れすることもありましたが、持ち前の泥臭さを発揮し、3ヶ月目には社内の表彰式で新人賞を受賞することができました。

地頭だけを見れば自分よりも優秀なメンバーがたくさんいたなかで、なぜ自分が評価されたのか。



「どれだけ小さく細かいことでも、絶対にやり切る」

これを意識していたからです。


たとえば、上司から「この仕事、暇なときにやっておいてね」とボソッと曖昧に言われたことを、サボろうと思えばサボれる仕事を、絶対にやり切ることを意識していました。

「このヒトは、ボソッと言ったことを必ずやってくれる。」


上司にそう信頼してもらえたことで、どんなことでもやり切る泥臭さと実行力が評価され、社内で表彰されるに至りました。

そうして8ヶ月ほど経ったころ、エンタメに興味をもち、3社目としてIPをプロデュースするエンタメ会社に移動しました。


大学3年:燃え尽きた就活生時代。やりたいコトはなにか。

3社目は、穏やかで優しいヒトが多いイメージ。

正直、2社目で発揮していた熱量が、燃え尽きるように冷めつつありました。


エンタメがやりたいと入った会社では、自分の好きなことを思う存分に楽しめると思っていました。

実際、想定していた業務とギャップは少なかったものの、「なんか違う」感がありました。


なぜかモチベーションは下がりつづけ、仕事に対してアタマが働かなくなっていました。

何がやりたいのか、分からなくなってきたからです。



そんな思いをよそに、はじまるのは、一生に一度の就活。

自分のやりたいコトを考える、とても大事なイベントです。


「こんな状態で、大丈夫...?」


不安が募ってきたなか、自分で解決しないコトは他人に相談しようと考え、2社目でお世話になった先輩に連絡しました。


「OB・OG訪問させていただいてもいいですか?」


30分ほどお時間をいただき、大手広告代理店で働いている優秀な先輩に話を聞くことに。

その先輩は「他者貢献」を軸にしており、他者に貢献して感謝されることに自分なりのやりがいを感じていました。



「自分が感じるやりがいって、何だろう...?」

今までの経験を振り返り、やりがいについて考えることに。

そこで、2社目の広告代理店(広告業界)と、3社目のエンタメ会社(エンタメ業界)の違いについて考えてみました。

実際に2つの業界で長期インターンシップを経験してみて、

広告業界は、「他者の課題を解決すること」にやりがいを感じるヒトが多い

エンタメ業界は、「オモシロイものを創ること」にやりがいを感じるヒトが多い


ということに気づきました。


おそらく自分は前者の「他者の課題を解決すること」にやりがいを感じるタイプで、他者貢献することがやりがいに繋がるのだと思いました。


ようやく自分のなかで納得感を得ることができ、興味のあるクリエイティブという手段で、他者貢献することができる機会の多い広告業界にしぼり、就活に力を入れていきます。

大学4年:第一志望から納得内定。将来に向けて、なにができる?

本腰を入れてはじめた就活では、うまく自分の本音を話すことができ、結果的には大手広告代理店から内定をいただくことができました。

広告業界のなかでは最も志望度が高かった広告代理店で、就活は成功したと自信をもって言えるでしょう。



ボクみたいなポンコツ大学生が大手広告代理店に受かったのは、長期インターンシップでさまざまなスキルや価値観を得られたことが大きいと思います。

これからも将来に向けてマーケティングに携わりたいと思い、4社目の株式会社MakeCultureに参加しました。

いまも長期インターンシップを活用して、将来に活きる学びが得られています。


「自分は何がやりたいのか分からない」

「自分はポンコツだから何をやってもダメ」


そう思っているヒトは、ぜひ長期インターンシップでさまざまな経験に触れてみることをおすすめします。

おわりに

ここまで、長々とお付き合いいただきありがとうございました!

ボクの経験を読んでみて、何かしらの気づきや発見があれば幸いです。

大学時代は貴重な時間なので、やりたいコトを見つけることや、やりたいコトを叶えるための時間にしていただければと思います。

改めて、ありがとうございました!

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