このタイトル、死語に近いかも知れないけど、誤用も散見される言葉なのでピックアップしてみました。※特定の業種をイメージされにくくするため多少抽象度を上げて進めて行きます。
あるサービスまたは商品が以下のように流れているとします。
・サービスまたは商品の流れ:A社→X社→B社
・お金の流れ:B社→X社→A社
「中抜き」とは、AがXを通さずBと直接取引することです。Aに言わせるとXはただ間に入っているだけで手数料をとる(つまり「ピンハネ」する)なんて納得行かない。だからXを外してAと直接取引をするという論理です。Xが「ただ間に入っているだけ」が事実なのであればAの主張は分からんでもないですね。
インターネットが登場してからの30年は特に、Aの主張を代弁するかの如く、商取引上「中抜き」出来る範囲が広がり多くの「ピンハネ」業者が淘汰され続けています。これに追い打ちをかけるように昨今登場したAIは、指数関数的に影響力を拡げていて広義の「中抜き」をさらに促進させています。
かたや依然堂々と「ピンハネ」が行われている業界はありますし、それらの業界に属する企業に限って年々最高益を更新しています。その理由はナニで、このことにどのような正当性があるのでしょうか?
弊社は「Xを必要としないA社」ですが、あなたの会社は上記でいうA、B、Xのどれですか?そしてそのビジネスは誰得でしょうか?(付加価値はナニで、誰を幸せにしていますか?)

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