政府は2021年度内に自動配送ロボットの公道使用を認める。小型で低速走行する機種に限り、全国で歩道を走れるようにする。新型コロナウイルスの感染対策で需要が高まる物流・宅配業界での活用を想定する。
現行制度は自動走行するロボットについて法律上の明確な規定がなく、公道走行は認められていない。21年の通常国会や臨時国会で道路交通法や道路運送車両法などの法改正を目指す。
神奈川県藤沢市が実施しているのは、店舗から住宅への商品配送サービスに自動走行ロボットを使う実証実験(写真1)。コロナ禍における商品配送での人との接触を減らすことで感染拡大を抑え、安心・安全な暮らしの実現を目指す。屋外で自動走行ロボットが医薬品を配送するのは、これが国内初という。
写真1:商品を配送する小型の自動走行ロボット
実験は2台の自動走行ロボットを使って市内の「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン」で2021年3月5日から3月26日にかけて実施する。同タウン内のアイン薬局FujisawaSST店が処方せん医薬品を、商業施設の湘南T-SITE内にある店舗が冷蔵品の弁当を、それぞれ配送する。
医薬品の配送サービスでは、電話などで医師の診察を受けた患者が、アイン薬局の薬剤師からオンラインで服薬指導を受けたうえで利用する。診察から服薬指導、医薬品の受け取りまでが非対面になる。
自動走行が困難な状況になればオペレーターが遠隔から操作する。オペレーターはロボットを介して顧客と対話が可能で、必要に応じて商品の受け渡しなどをサポートしてくれそうです。
ペット型ロボットLOVOTももう少し価格が安くなったらいいな・・・なんて思ってしまいます。
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