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アニメに惹かれて日本へ。中国出身のグローバルエリート 茅子桐(マオ・ジトン)エンタメスタートアップ「株式会社ウタイテ」に電撃入社。

初めまして!株式会社ウタイテの採用担当です。

今回紹介するのは、弊社のCFOを務める茅子桐(マオ・ジトン)です。

数々の華麗なる経歴を持つ茅さんに、今回社内インタビューを行いましたのでぜひご覧ください!

◾️茅子桐(マオ・ジトン)

中国出身。高校時代にラブライブ!に出会い、大学卒業後、日本へと移住。世界最難関の大学と言われているアメリカのミネルバ大学に入学し、金融とコンピューターサイエンスを学び、最優等で卒業。大学在学中に7カ国に移り住み、4ヶ国語を操るまさに秀才です。新卒でソフトバンクに就職、米国上場株投資に従事する中で、2021年10月にソフトバンク・ビジョン・ファンドの日本チームの初期メンバーに抜擢。その後、日本最大級のVCグロービス・キャピタル・パートナーズに転職し、この春から株式会社ウタイテに電撃入社。


「世界最難関大学を優等生で卒業」

—まずは、日本に来るまでのことを教えてください。

中国南京生まれ、18歳までは普通に中国にいました。

一人っ子だったのもあり両親から愛情深く育てられ、小中高一貫の進学校で学生時代を過ごしました。大学受験の結果、アイビー・リーグなどに合格しましたが、「エリートが歩む未来」が安易に想像できてしまうのが嫌で、創業期のミネルバ大学への入学を決めました。

—ミネルバ大学での日々はどうでしたか?

もともとミネルバ大学は、シリコンバレーの起業家とハーバード大学の元社会科学学部長(現教授)が設立した新興大学で、世界最大級のベンチャーキャピタル(以下、VC)の「Benchmark」からシードラウンドで2500万ドルの資金を調達したスタートアップでもあります。私はそこの1期生として入学して、同期はわずか120人、合格率は2%以下でした。

ミネルバ大学は、全寮制で、特定のキャンパスを持ちません。学生は、4年間で世界7都市に移り住みながら、オンラインで授業を受講します。私はアメリカのサンフランシスコから始まり、ドイツのベルリン、アルゼンチンのブエノスアイレス、韓国のソウル、インドのハイデラバード、イギリスのロンドン、東京でインターンをして最後に再びサンフランシスコで過ごしました。


「日本との出会い」

ー日本との出会いはなんだったんですか?

幼少期から日本のアニメが大好きで、「ドラえもん」や「デジモン」といったアニメを通じて日本を知り、そこから日本のアニメとアニソンとゲームにどんどんとのめり込んでいきました。当時の中国では、今ほど日本作品への規制がなく、日本の深夜アニメが中国のプライムタイムで放送されていたのもあり、私にとっては最高の環境でした。

日本の、いわゆるオタク文化がもともと好きというのもあったのですが、大学時代に世界中を渡り歩いた中で、一番の思い出の地が「日本」でした。


「始まりはラブライブ!そこから世界が広がった」

ー茅さんが日本に来たきっかけを教えてください!

学生時代に観光で訪れました。1番の目当ては、2016年の当時、東京ドームにて開催されていた「ラブライブ!」の声優陣によるユニット「μ's(ミューズ)」の最後のワンマンライブでした。当時の私の全貯金を使って日本に来ました(笑)

私は高校生の時にラブライブ!に出会い、そこから大ファンになりました。何度振り返っても、あの時のライブの感動は忘れられませんし、『日本に住もう』と思う最初のきっかけになりました。あの時の胸の高鳴りは今も消えてません。東京ドームでSnow Halationを見て感動のあまり涙が止まらず、あまりにもμ'sが好きすぎて、他のドームライブを見に行ってもあの感動が二度と味わえないというような日々が続き、自分でドームに立つ。ステージ側から体験をしてみるしかない!と思い、大学卒業後、タレントを目指して日本に移住することを決めました。

ちなみに、高校2年生の末でアメリカの受験が終わって、高校3年生は中国の受験期間で、1年間まるまる時間が空くので、Hearthstoneというゲームのプロになって活動していたこともあります。

「新卒でソフトバンクに」

ー大学卒業後、日本に来てからのことを教えてください

新卒でソフトバンクに入社しました。

もともと日本で働くからには、外資系ではなく、意思決定が近いヘッドクォーターで働きたいと思っていました。その中で、ソフトバンクは当時『ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)』が最も盛り上がっていました。SVFは世界中のベンチャー企業に投資しており、孫さんが中国一の企業『Alibaba』に投資したことは中国の人々に広く知られています。私はそんな孫さんにとても憧れていました。

ソフトバンクに入社後、事業開発の部署で、主に日本進出の戦略コンサルティング業務に従事し、その後、投資戦略の部署に異動。米国株チームとして「SBノーススター」を担当し、シニアアソシエイトとして米国上場株投資のためのリサーチと分析に従事しました。ソフトバンクにいた2021年当時、「SmartHR」がユニコーンになるなど日本のスタートアップの市況が盛り上がっていたこともあり、社内でも日本向けの投資チームが立ち上がりました。そこで白羽の矢が立ったのが、私のいた米国株チームでした。2021年10月にSFVの日本チームの初期メンバーに抜擢されました。

SVFは孫さん直属のチームです。孫さんは仕事の多くが投資業ですので、アメリカやヨーロッパとの時差に合わせて、深夜1時から2時まで仕事を続け、朝6時から7時にまた仕事を始める毎日を送っていました。お金ではなく信念や情熱で動き、長期的な視点で焦らずに物事を見つめ、寝る間を惜しんで仕事に向き合う姿勢に、私は多大な影響を受けました。

今振り返っても、孫さんには感謝しかありません。


「日本最大級のVCに転職」

ーソフトバンクを退職されてからのことを教えてください

また違ったステージからの景色も見てみたいと思い、独立系VCのグロービス・キャピタル・パートナーズ(以下、GCP)に転職しました。

SVFのようなレイターステージのファンドでは、基本パートナーにならなければ起業家と一対一で向き合うことが難しいのですが、GCPではジュニアの私でも直接起業家と向き合うことが可能です。GCPは1996年に日本初のハンズオン型VCとして設立され、これまでに1600億円以上の資金を運用し、190社を超えるスタートアップに投資。その中で45社が上場、25社がM&Aという驚異的な成果を上げています。2022年7月には新たな7号ファンドで過去最高額の727億円を募集し、国内巨大産業のDXや日本発グローバル展開を目指すスタートアップに対し、1社あたり最大100億円の投資を行っています。

投資チームには約10人が在籍し、年間1人あたり1社に投資するペースで厳選された企業に出資。投資担当者が出資先の経営チームに社外取締役として参画し、ハンズオンで支援します。GCP時代は、「未来の世界はどうなるのか」「これから成長する企業は何か」を常に考え、リサーチし続けていました。


「株式会社ウタイテとの運命的な出会い」

ー株式会社ウタイテとの出会いは?

ウタイテに加わる前、私はVCで国内のエンタメスタートアップを担当していました。エンタメ領域で世界に通用するビジネスモデルを展開する企業を探すことが、私の担当でした。同じ会社の先輩がウタイテを担当することになり、リード投資家として前回の資金調達に参画しました。

先輩から『ウタイテは茅にぴったりだよ』と勧められたことがきっかけで、ウタイテの資金調達のニュースを見て興味を持ちました。ウタイテについて知れば知るほど、その魅力に惹かれ、もっと様々な形で力になりたいと強く感じるようになりました。この会社ほどエンタメに情熱を注ぎ、成功するビジョンを持った企業は他にないと直感しました。

実際に創業者の倉田と白石と話した時に、その豊富な経験と実績、業界への深い理解に触れ、短時間の会話でさえ、ウタイテが世界に通用する確かな未来と勝ち筋を見出しました。

そして何よりも、一緒に働くチームの楽しそうな雰囲気に感銘を受けました。

ー実際に働いてみてどうでしたか?

「好きなことを仕事にする。」

私の社会人経験の中で、ウタイテに入り初めての挑戦でした。実際にウタイテに入ってみて、一言で言うと、毎日が楽しいです。

特に周りの仲間たちには感謝しています。共に同じ目標を持ち、同じように頑張る仲間たちがいることで、仕事もプライベートも充実しています。夜通しでゲームを楽しんだり、休日も一緒に過ごしたりすることは、私にとって新しい社会人経験です。

また、ウタイテのチームは、それぞれの分野で専門知識を持つプロフェッショナルで構成されています。例えば、ビジネスサイドには大手エンタメ企業でのマーケティングやスタートアップでの立ち上げ経験を持つメンバーが、制作チーム/クリエイターサイドには業界トップ企業で制作統括やA&Rをやっていたメンバーなど制作経験者が揃っています。全員がそれぞれの分野で業界トップレベルの知識を持っています。

代表の倉田が本気で勝ちに行くチームを作ろうとしてるから、共に頑張れるし、ウタイテのミッションにもある「心が躍る感動を、世界へ」を掲げ、皆が本気で頑張ってます。

私はCFOという肩書きを持ちながらも、自分の役割に囚われず、積極的に周りの人たちと新しいことに挑戦しています。会社の成長スピードが速い中で、新しいメンバーが増え続ける中、自分が本当についていけるのか少し不安もありますが、それもまた成長の証です。


「夢は諦めなければ叶う」

ーずばり、茅さんにとって株式会社ウタイテとは?

みんなと自分の夢を叶えられる会社です。

ー本日はインタビューありがとうございました。最後に、どういう人と一緒に働きたいですか?

・歌い手、2.5次元、アニメ、ゲーム、サブカルが好きな人、業界が好きな人

・夢に向けて頑張れる人、日本の歌い手文化を世界に広げていきたい人

・今後、ウタイテは海外進出をする予定なので他の言語力を使える人です


株式会社ウタイテで、エンタメの未来を共に築き上げましょう!


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