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ハスキー先生、ちょっとにおいを嗅ぎに・・・ ⑥畳のにおい

こんにちは!レボーンはにおいのビジネスプラットフォームの構築を目指しています。

目指すは、誰でも自由にデータにアクセスができ、サービスの開発や利用を通じて、すべての人々が生活を豊かにするために、においに対する認知や評価が活用される世界。そう遠くない未来の世界です。

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においの可視化・分析。レボーンのこれらの画期的なサービスは、もともとヒトの感覚があってそれを再現するように組み上げているもの。レボーンにおいサービスと解像度と制度がとても高く評価されているは、ヒトの感覚を高感度で使いまわすにおいの専門家の存在がとても大きいのです。

その専門家のひとりハスキー先生は、いわば人間型香り分析犬。香りの多様性と複雑さを犬並みの嗅覚とびっくりするような記憶力で分解、分析します。

ハスキー先生のその特殊能力は、生まれながらの能力だけじゃない。
日々の生活の中でも培われています。

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「畳の匂いを嗅ぎに焼津に行ってきた」

きたぁ! 久しぶりの ハスキー先生の “言ってきた”  発言。
いや~。東京からわざわざ焼津まで?
焼津に畳のにおいはあるのか?


調べてみると、焼津には有名な畳屋さんがあるそうです。

1977年創業の『松葉畳店』。
素材にこだわった畳を製作すると同時に、いぐさと畳縁を使った生活雑貨を通して畳の魅力を発信している畳屋さん。https://www.matsubatatamiten.jp/

ハスキー先生はHPで見つけ、畳のグッズを買ってにおいのサンプルにしようと焼津まで出かけたらしい。

畳の素材であるいぐさが焼津でとれるわけでない。
畳の原料となる「いぐさ」の生産と、畳表ができるまで 畳の原料となるいぐさは、現在、そのほとんどが熊本県で生産されています。


「畳のにおいといぐさのにおいは違うんだよ。畳にするいぐさは、緑の色が抜けないように泥につける。泥染め※っていうらしい。」

 ※泥染めについて
(シリーズにっぽん農紀行 ふるさとに生きるhttps://furusato-ikiru.com/about/から情報をいただきました)

  泥染めは、天然の染土を溶かした泥水に、刈り取られたイグサをつけ込む作業。畳表(たたみおもて)の薄い緑色が変色しないよう保つだけでなく、畳の香りを引き出したり、弾力を保ってクッション性をよくするなど、畳の耐久性や美観を保つ上できわめて重要な工程です。
 使用する染土によって、またつけこむ時間の微妙な差異によって品質が変わるため、それを見極めるのもイ草農家の重要な技術。中国産などではこうした緻密な泥染めは行えないため、様々な品質のイグサを混ぜたり、化学染料で一気に染めてしまうのが一般的。
 泥染めしたイグサは、かつては天日で乾燥させていましたが、現在は天候に左右されることなく均一な状態で乾燥させるために乾燥機を使います。このときの温度や乾燥時間も重要なポイント。一定の水分量で乾燥させないとイグサの組織を壊し、弾力性も耐久性も損なわれてしまうのです。八代のイ草農家では厳密に温度や時間を決め、高い品質を保っています。
 詳細は、https://furusato-ikiru.com/chapter/kumamoto/detail-636/参照


「だからね、畳のにおいの、一割二割が泥のにおい。
 実は、泥のにおいは化粧品にも入っているんだ。

 泥のにおいには、ベチバー(Vetiver)やパチュリ(Patchouli)のにおいが半分ぐらい入っている。一息つきたい時や気持ちを休ませたい時にお勧めとされているかおり。これが畳のにおいのキャラクタになっている。」


ちなみに、ベチバーやパチュリは俗にいうエキゾチックな香りで
  ◆ベチバーの香り:深く、土っぽいウッディーな香りが特徴です。 エッセンシャルオイルは、主にベチバー草の根から抽出され、非常に落ち着いた感覚を引き出します。
 ◆パチュリ(Patchouli)の香り: 甘さのあるウッディーで土っぽい、ムスキーな香りが特徴。シソ科の植物から抽出されるエッセンシャルオイルで、自然を強く感じさせます。このアーシーな香りは心を落ち着かせ、安定感をもたらします。

ですって。


ちなみに・・・ハスキー先生。いぐさのにおいについても解説を!

「いぐさの香りは、そのフレッシュで青々とした独特な香り。

 まず、いぐさのフレッシュな青臭さを演出しているのがフィトール(Phytol)。これは植物のクロロフィル(葉緑素)が分解されることでできる化合物で、いぐさ特有の「青っぽい香り」。この香りは、まるで新鮮な草むらに足を踏み入れた瞬間を思い浮かべて、自然と感動に合う感覚を呼び覚ますよね。  

 次に、シス-3-ヘキセノール(cis-3-Hexenol)という成分。 こちらは、一般に「グリーンノート」として知られ、切りたての草や植物が持つ独特のフレッシュさを感じさせる。

 さらに、いぐさの香りを支える重要な要素が、ゲラニアール(Geranial)とネラール(Neral)。いぐさの香りに含まれる柑橘系のフレッシュな香り成分で、透明感を感じさせる。

 あとは、リナロールやエステルも、いぐさの特徴だね。リナロールのほのかに感じられるフローラルでやや甘い香りがいぐさのフレッシュさに加えて穏やかさや心地よい甘さに。エステルはいぐさの香りにフルーティーで軽い香りを加えて柔らかな香りとなってるよ。

 鎮静効果のあるRelax-Phytoneと呼ばれる特有のテルペンも精神安定に効いています。

 いぐさの香りはフレッシュで青々としつつも、どこか落ち着いた土っぽい自然の香りを醸成してる。清潔感やリラックス感は、これらの成分からも感じるはず。
 これに泥のアーシーな香りが加わり、畳は心を落ち着かせ、安定感を感じさせるにおいになってるんだね。

 畳の香りは、外国の方にもとても好まれていて、多くの外国の方が畳の香りのする商品を求めて、松葉畳店を訪れるそうだよ。」


そういえば、「youは何しに日本へ」(テレビ東京)という番組でも何人も畳を求めて日本に来てるかも!
 世界的に通じる魅力的なにおい。いろいろあるんですねぇ。


ハスキー先生曰く、

「レボーンで、世界の魅力的な香りをあつめて、その香りを売るってのはどう?」

ですねぇ。
REVORN No5を纏って寝る・・・なんて芸能人もでてくるかな(^_-)-☆

今日もハスキー先生の行く先を聞いたら、興味深いにおいの話が聞けました。
ハスキー先生の日々の努力に脱帽 & 尊敬です!



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においの専門家との日々の会話にも気づきがいっぱいです💛

レボーンの仲間に少し興味がわいたあなた。。。公式サイトにもいらしてください。 
REVORN 公式サイト https://www.revorn.co.jp/


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おまけ・・・
「焼津っていったら、やっぱりまぐろ。
焼津で食べたまぐろ丼は、本当に絶品でした」
とのこと、こんど私も連れて行ってください(^O^)/


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