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ひらめきは遊び心の中にある ~レボーンのValue①

新しいメンバーも加わった4月の吉日。


レボーンの全社員参加での合宿を行いました。レボーンの新しいビジョン、ミッションを自分事として理解するためのワークショップ。レボーンの「目指すべき姿」「なすべきこと」を再度確認し、今後の自分たちの考動につなげること。そんな目的です。

同時に、そのために必要な自分たちの考動をレボーンのバリューとしてまとめています。
   ※バリュー(Value)とは、ミッションやビジョンを達成するための具体的な行動指針、行動基準を
    表す言葉です。企業・組織の構成員の行動や判断の基準となる価値観を明文化しています。

 

今回は、7つあるレボーンのバリューの1つを紹介します。 


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「ひらめきは遊び心の中にある」

レボーンはスタートアップ企業です。

スタートアップは世の中にまだ無い産業を作り、第一人者になりつつ、需要を作るところから始まります。パソコンやスマートフォンで検索がまだまだ無い時代に、検索するという行為そのものを作り、マーケットを作ってきたGoogleなんかが例でしょう。

私たちは、認知されていない香りの価値を世の中に広めようとしています。

視覚や聴覚に比べ、嗅覚の研究は遅れており、未解明な部分が多い分野と言えます。そのため、においに関連するサービスも少ないのが現状です。

私たちは“におい”を深部まで解明し、新しい技術を創り、新しいサービスとして確立できないかと考えでいます。

視覚に関わるカメラ・聴覚に関わるマイクができたことで、ビデオや映画など映像に関連する産業が生まれました。嗅覚に関わる新しい技術が生まれれば新しい産業が生み出されるはずです。


とはいえ、新しい技術をつくること、それをどう世の中のためになる産業につなげていくかを提案すること。それは、一朝一夕ではできません。
いま、技術開発、事業開発に関わっているメンバーが日々、頭を悩ませ、においをどう取り扱うべきか
その仕組みの解明と技術の開発、どう世の中の役に立たせるかの事業の開発の業務に取り組んでいます。

既存の技術・手法の組み合わせ、新しい技術・手法の開発。
どちらにせよ、今までの常識にとらわれていては、新しい製品/サービスは生み出せない。だから、悩むんです。

真面目にデータや論文としかめっ面でにらめっこしても、問題解決できない。そんな時、有効なのが、“遊び心”です。  

私の恩師の米田靖之氏※が自書の中でイノベーションを起こす6つの行動「6AKW」を提唱しています。
   ※米田靖之[ヨネダヤスユキ]:1982年、日本専売公社(現JT)入社。人事部長、
    製品開発部長、たばこ中央研究所長を経て、2012年に執行役員R&D責任者に就任。
    2015年末に退任し、複数社のアドバイザーを務める

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    イノベーションを起こさずして企業が生きていくことはできないが、
    イノベーションを起こすことは決して簡単ではない。
    イノベーションにつながるアイデアをひらめかせるのには6つの行動
    「6AKW(=6 Action Keywords )」が有効。

    (1)不要なムダ取り:不要なムダを取り除くことによって、必要なムダが入るスペースを増やす  
    (2)フレキシビリティ:前例を疑うということ。うまくいっていても変えてみよう
    (3)スピードアップ:不要なムダ取りとフレキシビリティによって仕事のスピードアップを図る  
    (4)本質を見る:スピードアップによって、必要なものだけを見る
    (5)外へ出る:足で稼ぎ、肌で感じて得た刺激こそがアイデアの源になる
    (6)遊び心:常識を疑えば、やがて斬新なアイデアに結びつく。

    これらを心がけることによって、無関係のものを結びつけるイマジネーションが豊かになる。
    イマジネーションに知識・経験が加われば、イノベーションを起こす可能性が高まるであろう。

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レボーンの日々の問題解決の切り口も、こんなところにあると考えます。
特に課題に真剣に真摯に取り組むメンバーが多いレボーンでは、自分たちのバリュー(行動指針)として、この中の「遊び心」に焦点を当てていると思っています。

自由な発想を持ち、新しいアイデアを生み出すための鍵となるのが「遊び心」。
一度、自分の頭の中にある制約をはずし制約のない環境で改めて課題を見つめなおすことで、既存の枠にとらわれずに考える。

そして、リスクを取る勇気をもつ。スタートアップでは、新しい試みが必ずしも成功するわけではないけれど、その過程で得られる知見や経験が次の成功につながることが多い。遊び心を持ち、失敗を恐れずに試行錯誤できる文化は、長い目で見れば成功につながるはず。

さらに、重要なのは、前向きな気持ち。“課題の大きさ”に“思い悩む”のではなく、楽しんでしまえ。前向きな気持ちで、再度課題を見てみたら、びっくりするような切り口が見つかるかも。

「ひらめきは遊び心の中にある」

 今までの常識に捕らわれていては新しい製品/サービスは産み出せない。既存の常識を打ち破り新しい世界を作るための ”ひらめき” が大切。そのために、プロであるあなたの ”遊び心” を忘れないで!


ということで、以上
レボーンの一つ目のバリューの紹介でした。

 

追記: 
遊び心が有効なのは、プロであることが前提。その点、レボーンのメンバーは、結構各分野のプロ。 「プロのあなた」が“遊ぶ心”を持つことで生まれる“ひらめき”が必要だと思ってます!





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