【社員インタビュー】営業の裏側を支える仕掛け人!IT経験を活かし「HELLO CYCLING」の成長を加速させる営業企画、日置さんのお話
みなさん、こんにちは。人事担当の橋谷です。
今回は、プラットフォーム統括事業推進部で活躍する、日置翔さんにお話を伺いました。
営業部門全体の裏方として、営業企画や営業支援、物流まで幅広くカバーされている部門のマネージャーである日置さんより、大変興味深いお話を聞くことができました。
OpenStreetにご興味のある方や応募するか迷っている方は必見です!ぜひ最後までお読みください。
―まず、日置さんがOpenStreetに入社するまでのご経歴についてお聞かせください。
もともと大学でITを専攻していてプログラミングが好きだったということもあり、1社目はSE(システムエンジニア)として入社し、4年ほど在籍しました。2社目はITコンサルタント会社で5~6年ほど従事して、その後カーシェアを運営している会社に転職しました。
IT業界からカーシェア業界への転職と聞くとかなり畑違いだと思われる方もいると思いますが、転職の大きな理由として家庭の都合がありました。社会人10年目に子どもが産まれたのですが、IT業界は当時、週に2~3回しか家に帰られないほど重労働でして、妻からの要望もあり「ちゃんと家に帰られる仕事」に転職をしました。
このタイミングでシェアモビリティ業界に興味があって転職したわけではなくて、たまたま求人を見かけて面白そうだなと思って応募した形ですね。カーシェア運営会社では5~6年ほど働きまして、OpenStreetに転職しました。
―前職のカーシェア運営会社からOpenStreetへ転職したきっかけや理由をお聞かせください。
カーシェアは外に出て使うものですが、新型コロナウイルスが流行したことで外出禁止になってしまい、企業も転換期に差し掛かってテレワークにシフトする中で、カーシェアの需要や利用が一気に落ちてしまいました。
その中で売上を立たせるためには原価を圧縮するしかなく、経費削減が必要である一方で売上を作っていかなければならず、本当に厳しい状況でした。
そのときに、元々カーシェア運営会社時代の自分の上司や、同じ会社からOpenStreetへ転職していた同僚と連絡を取る機会があり、当時この会社もまだまだ発展途上かつ変革期で、シェアモビリティを経験している人が欲しいということで、お誘いいただきました。
もちろん、気の知れた元同僚がいるから楽しく仕事ができそうだと思った点もありましたが、お話をする中で最初に見せていただいた「プラットフォームの考え方」に共感して、HELLO CYCLINGは自分たちだけではなく、業者や行政と手を取り合いながら色々な人を巻き込んで作り上げていくところに無限の可能性や魅力を感じ入社を決めました。
―OpenStreetに入社して約3年半がたちますが、日置さんから見てOpenStreetはどういう会社だと感じていますか?
皆さん自社サービスが好きですし、個人的には風通しが非常に良く、COOやCMO(最高マーケティング責任者)といった役職の方でさえも相談しやすい環境があると思います。
―現在、プラットフォーム統括 事業推進部の部長として活躍されている日置さんですが、事業推進部ではどんな業務をしているのでしょうか。業務の魅力・やりがいも含めて教えてください。
「プラットフォーム統括」はOpenStreetの営業組織で、土地を獲得する部隊や行政との調整を担当する部隊がありますが、我々の事業推進は営業部隊を裏から支える役目を担っています。営業企画や営業支援の他に、新しい自転車の投入やラックの手配などのロジスティックの部分も行っています。
この部署のやりがいや魅力については、非常に取引先が多いことから事業を深く理解しお客様視点も持つ必要がありますが、自分のアイディアや取り組みによって数カ月後にステーション数や利用者数が増えて、目に見える結果に表れることに面白さを感じています。
まだまだ内部の仕組みが整っていないところはあるので、マインクラフトが好きな人は本当に楽しめる仕事だと思います。
―今回募集している営業企画ポジションですが、どのような業務・ミッションをお任せする想定でしょうか。
会社が右肩上がりで成長していることから案件や取引先が非常に増えているのですが、先ほども話した通り内部の仕組みがまだ整っていない状況です。
ただ、業務効率化にマンパワーをかけるのではなくAIを使ったり、DX化を推し進めたりして業務フローを描きながら効率を高めていきたいと考えていますので、私と一緒に仕組みを作り上げていける方を募集しています。
社内SEの経験や、業務の仕組みを整えた経験をお持ちの方、さらに私が以前携わっていたIT業界において、お客様への提案経験をお持ちの方は、力を発揮できるのではないかと考えています。
―日置さんは部長としてマネジメントをされていますが、自身の経験を活かしつつどのように業務に携わっていますか?
元々プログラマーをしていたこともあり、社内の相談窓口として貢献できていると思います。色々な方からの相談に受け応えしながら、経営へのインパクトも考え業務に取り組んでいます。
また、プロジェクト単位で動く案件も多いので、「人」「モノ」「金」の管理において、今までの経験を活かせていると思いますし、プロジェクトに携わる時は今までの知識や経験を活かしながら、時にはプレイングマネージャーとして業務を推進していくこともあります。
―チーム内でのコミュニケーションで心がけていることがありましたら教えてください。また、日置さんはメンバーからどんな人だと思われていますか?
事業推進部はバックオフィス部門ということもあって男女比が半々で、子育てをしている女性も多いですし、家庭と仕事の両立ができるように仕事の配分には気を付けています。
仕事で夜遅くなった社員がいた時は、翌日の業務開始時間を遅らせるように話をしています。OpenStreetで長く働いてもらうことが一番なので、子育ても仕事も両立できる環境を整えるように努めています。
おそらく橋谷さんが業務推進部のメンバーに「日置がどんな人か」と聞くと、「朝が弱い人」と答えると思います(笑)。これは10年間IT企業でおかしな生活をしていたことが原因で、夜も3時くらいにならないと眠くならず、朝はほんと起きられない体になっています。なので、ホント申し訳ないのですが朝にあまり連絡はしないで欲しいと伝えています…(笑)。
子育てをされている方は朝型の人がほとんどなので、この前、朝9時に社員から電話をもらったのですが、相手から「日置さん、何言っているかわからなかったです」と言われました(笑)。
あとは、僕も子どもが2人いて以前の転職のきっかけが子育てだったので、その点は理解があると思います。例えば、メンバーのお子さんが熱を出した時には家族を優先し早退や中抜けをしてもらっているので、子育てには理解がある人だと見られているのではないかと思います。
―ここ数年、OpenStreetには新しく入る社員さんも多いと思いますが、日置さんにとって社員が成長できる環境はどのようなもので、さらにどのような方がOpenStreetに合っていると考えていますか?
私が考える良い環境とは、「誰でも相談しやすく自分の意見を言える環境」が大前提にあることだと思っています。その大前提の上に、OpenStreetで活躍している方は「主体性を持って動ける方」だと感じています。チャレンジしやすい環境があるので、主体的にコミュニケーションを取れる方が成長できると感じています。
会社に合う人という観点でいうと、OpenStreetはベンチャー企業で発展途上の企業なので、まずは変化を楽しめる人がいいと思います。決められた仕事をするだけではなく、自分の経験を活かしつつ日々の変化を楽しめて前向きに仕事ができる方と一緒に働きたいと思っています。
―最後にこの記事を最後まで読んでくださった方に、メッセージをお願いいたします!
HELLO CYCLINGはまだ全国すべての都道府県でサービスを展開できているわけではなく発展途上の段階です。私は「日本全国の新幹線駅にステーションを設置する」ことを目標の一つに掲げていて、それが達成できれば世界にも広げていきたいという想いがあります。
一緒にインフラを作っていける仲間を大募集していますので、ぜひご応募をお待ちしております!
【編集後記】インタビューを終えて
いわゆる「営業の裏方」という枠を超え、事業拡大にいかに貢献できるかを常に考え、自ら主体的に仕組みを創り上げていく日置さんの姿勢が非常に印象的でした。
「マインクラフト」と例えるほど、まだ整備されていない部分も多い事業を、ITやコンサルの経験を活かしながらゼロから構築していく。そんな挑戦的でクリエイティブな仕事の面白さが伝わってくる、貴重なお話をたくさん聞くことができました!
そんな日置さんと一緒に働きたい方や、興味のある方はぜひOpenStreetへのご応募、お待ちしております!
(プロフィール)
日置 翔
2022年4月 OpenStreet株式会社に入社
プラットフォーム統括
事業推進部
部長