【広告事業の強み】"期待以上"は当たり前。創業3期目の広告代理店が、多数のブランド案件を数多く任せられる理由とは | 株式会社Xmaker
手応えのある環境で、広告事業に挑戦したい──そんなあなたの想いを叶える場所が、ここにあります。2023年1月創業の株式会社Xmakerは、社員数9名の少数精鋭ながら、幅広いクライアントの事業成長...
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日本にはまだ知られていない魅力的なモノが数多く存在します。株式会社Xmakerは、そうした価値あるモノを日本で、そして世界で輝かせることを目指し、D2Cを軸に新たな挑戦を続けています。創業の背景から、地域との連携、そして描く壮大な未来について、代表取締役の小沢さんにお話を伺いました。
小沢 勲男 / 代表取締役
大学院にて行動経済学・数理モデルの研究に従事し、2021年10月に当該研究の基礎特許を出願。新卒で広告代理店に入社し一貫して新規事業の立ち上げを経験し、新規獲得からCRMまで幅広い支援を行う。 現在は工学院大学情報学部客員研究員としても活動し、2023年1月に株式会社Xmakerを創業。起業家兼研究者として活躍の幅を広げる。
小沢:日本のものづくり、日本製のものが市場で評価されている価値が非常に低いと感じていました。
素晴らしい品質のものを生み出しているにも関わらず、例えば国外の有名ブランドと比較すると、市場からは正当な評価を得られていない。たとえその価値を理解している人がいたとしても、いざ大切な人への贈り物を選ぶとなると、なかなか日本の製品が選択肢に上がりにくいんです。
製品の持つ「質」と、市場における「ブランド価値」との間に大きなギャップがあるのではないか、と大学時代からずっと疑問に思っていたんです。それが最初の課題意識でした。
小沢:もともと、日本の生産背景、例えば町工場さんと連携して、サプライチェーンを誰でも簡素化できるプラットフォームを作りたいというアイデアから始まりました。。起業前に共同創業者である日髙と構想を練り、まずは自分たちでブランドを立ち上げ、ノウハウを蓄積しようと始まったのがアートグッズのブランド「HOUSE OF PICTURES」でした。
小沢:地域連携の始まりは、D2Cビジネスに可能性を感じたことがきっかけでした。京都をはじめ、地域の事業者様へECの勉強会を実施する中で、販路開拓やデジタルの知見が不足しているという課題が明らかになりました。しかし品質の高いモノづくりをしている。
良いものを作っていても、どう売ればいいのか分からない。ECサイトを立ち上げても、なかなか売上が立たないという現状を目の当たりにし、素晴らしい商品をもっと多くの人に届けて自ずと評価される仕組みを作りたいという想いが強くなりました。
現在は、そうした繋がりを起点に「一緒にやりませんか?」と声をかける形で、地域との連携が自然と広がっています。
小沢:最終的に目指すのは世界の小売市場という大きな市場ですが、足元では国内のD2C場、約22兆円のマーケットを主戦場と考えています。今後も成長が見込まれており、EC化率の上昇余地もまだ残しています。しかし、国内市場が萎んでいくのは明白なので、将来的には日本の素晴らしい商品を世界に展開していきたいと考えています。
小沢:多くのD2Cアグリゲーターはモールでの販売に注力しています。Amazonや楽天といったプラットフォームで売れる商品を買収し、マーケハックで伸ばすというモデルです。
一方、私たちは自社ECに特化したアグリゲーターとして、ブランド価値を育成・確立することを重視しています。自社ECを通じてお客様との直接的な繋がりを築くことは、LTVの向上につながる非常に重要なテーマです。
プラットフォームでは価格競争に陥りやすく、ブランド認知もされにくいという課題があるため、私たちは自社ECを通じて、再現性高く持続的なブランド成長のノウハウを確立することを目指しています。
小沢:自社EC特化型アグリゲーターとして確固たる地位を築き、私たちが持つブランド全体として、質の高い商品を提供しているという認知を広げたいと考えています。国内にはまだ価値が十分に認知されていない素晴らしい商品が多く存在するため、そうした商品のブランド価値を高め、世界に発信していく存在でありたいと考えています。
また、私たちが実現したいことは地方創生ではありません。しかし情報格差などにより埋もれている地域の素晴らしい技術や商品が多く存在するのも事実です。それを次世代へ繋ぐことが重要だと考えていますし、ちょうど今年は後継者不足で多くの中小企業が廃業していくであろうと予想される2025年問題の年でもあります。こう話している間にも、誰かが正しい情報を与て二人三脚で並走していれば残った商品がある。私たちが売り方のOSを確立し、提供することは、地域にとって大きな意義があるはずです。
小沢:広告代理店事業とブランド開発事業は独立しておらず、広告代理店事業で培ったデジタル広告をはじめとするマーケティングのノウハウを、ブランドの支援と開発に活かすという連携が私たちの基本的な考え方です。
広告代理店事業を通じて組織的なマーケティング力を高め、収益を確保し、その知見をブランド事業に投入することで、顧客獲得やブランド認知度向上といった効果的な事業展開を目指しています。
小沢:自社ブランドとしては、アーティストとの連携によるアートグッズのブランド「HOUSE OF PICTURES」を運営しています。これは、私たちの繋がりの中にアーティストの方が多かったことがきっかけです。現代のアーティストは、アートだけで生計を立てることが難しい現状があるため、私たちがグッズを販売し、収益を還元することで、共に成長できるような関係性を築きたいと考えました。まずはアート好きの方々をターゲットに、現代アーティストのグッズを販売していくという流れを作っています。
地域連携ブランドについては、ECの勉強会を通じて出会った事業者との繋がりを活かし、地域に眠る優れた商品を、私たちのECノウハウで全国、そして世界へと展開していくことを目指しています。
小沢:月並みではありますがD2Cを通じて全国的に販路が拡大し、購入者が増えています。北海道から沖縄まで、地域を限定せずに売れるようになってきているという実感を得ています。これは、私たちのノウハウが地域に根ざしたブランドの価値を広げる上で有効であることを示していると考えています。
小沢:日本のものがもっと当たり前に選ばれるような社会にしたいと強く思っています。誰かに良いものをプレゼントしようとした時に、海外のものをつい手に取ってしまうという経験は、多くの方にあるのではないでしょうか。海外ブランドは、その価値や背景が分かりやすく、選択しやすい。日本のものも素晴らしいのに、その魅力が十分に伝わっていないと感じています。
私たちが作ったブランドを通じて、日本の良いものが正当に評価され、人々の選択肢の一つとなるようにしたい。そして、それが長く人々の記憶に残り、人類史の中で生き残っていけるようなものになればと思っています。
小沢:具体的な成長目標としては、今後1年ほどで、一つのブランドを年商1億円規模に成長させるロードマップを描いています。自社ブランドだけでなく、マーケティング支援で関わっているブランドについても、その成長を加速させ、成功モデルを確立していきたいです。そして、2〜3年のスパンでそのモデルを検証し、多角的な展開を進めていきたいと考えています。
小沢:目標値が高いため、一つ一つの成長のステップが大きく、何から取り組めば良いか迷ってしまうことがあるという点が課題だと感じています。しかし、その目標を達成しなければ、大きな成長は見込めません。
クリアすべき課題としては、高い目標に対して組織全体でどのようにコミットしていくかだと認識しています。施策としては、目標をKPIレベルに落とし込み、日々の数字をしっかりと積み上げていくということを、より細かく実践していく必要があると捉えています。
現状はまだ強みが完全に磨ききれていない荒削りなチームであると認識しています。だからこそまずは広告代理店事業でしっかりと実績を出し、組織としての型を作る必要があります。その強みがあるからこそ、ブランドグループを成長させたり、後継者不足に悩む地域の事業を再生させたりすることができると考えています。
そのため、今はデジタル広告に特化した広告代理店事業を軸に、マーケティングを深く学びたい、貪欲に何でも吸収しようという意欲のある方を求めています。経営全体にマーケティングは不可欠ですので、そういった視点を持った方と一緒に成長していきたいです。
小沢:私たちは、日本の素晴らしい価値を世界に届けたいという強い思いを持って、日々挑戦を続けています。その道のりは決して簡単ではありませんが、共に成長し、まだ見ぬ未来を切り拓いていく仲間を求めています。高い目標に向かって、情熱と行動力を持ってチャレンジできる方、ぜひ私たちの仲間になってください。
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