【スタッフ・インタビュー】"多様な文化背景を持つ同僚や上司からそのノウハウを吸収しつつ、日本に向けてやってみる。結果を見ながら、日本のマーケットに合ったやり方を考え、試し、改善していく"
スタッフ・インタビューの第五弾には、Marketing 部門で Sales Development Consulant を務める金 英愛 氏 にお話を伺いました。
"大手製造業の現場に最新のデジタル技術の導入を提案し、課題解決の実現をサポートする。そのためのコミュニケーションの最初の糸口をつかむ仕事です"
-- 今年の6月に Hexagon PPM のシンガポールオフィスにジョインされましたね。それまでのご自身のこと、ならびに、今日までの同社での歩みについて教えてください。
前職はデータセキュリティ関連の米系ソフトウェア会社で、今と同じくSDR(Sales Development Consulant)として日本市場の開拓を担当していました。
2021年6月よりHexagon PPM のシンガポールオフィスにて、日系企業専任のSDR(営業開発)として、日系顧客の新規開拓に取り組んでいます。大手製造業の現場に最新のデジタル技術の導入をご提案し、事故リスクの低減、生産性の向上、プロジェクトマネジメントのコスト削減などの実現をサポートする。そのためのコミュニケーションの最初の糸口をつかむ仕事だと考えています。
-- シンガポール・ベースの日経顧客専門の SDRとして、最もエキサイティングなことは何ですか?Hexagon 社で楽しんでいるチャレンジは何ですか?
特に対面でのコミュニケーションを重視する日系企業文化において、海外からのファーストコンタクトや、初めてのご挨拶をオンライン会議で行うことなどは敬遠されがちでしたし、前職時代はそれがネックとなり、実際に機会を逃してしまうこともありました。しかし最近はコロナの影響もあり、リモートコミュニケーションが浸透したことで、違和感なく受け入れていただけることが格段に増えました。
SDRというポジションは、欧米系IT企業では確立されていますが、日本ではまだ聞くことが少ない働き方だと思います。シンガポールで、多様な文化背景を持つ同僚や上司からそのノウハウを吸収しつつ、日本に向けてやってみる。結果を見ながら、日本のマーケットに合ったやり方を考え、試し、改善していくプロセスをとても楽しいと感じていますし、良い結果が出た時の嬉しさはひとしおです。(コミッションにもしっかり反映されます!)
-- SRRというロールの、典型的な一日を教えて下さい。
9:00-11:00 リサーチ業務(お客様の業界・企業研究、コンタクトリストの作成)
11:00-12:00 顧客とのTeamsミーティング
12:00-13:00 ランチ
13:00-15:30 リストアップした顧客への電話アプローチ
15:30-16:30 見込み顧客への個別フォローアップ
16:30-18:00 新規アプローチ対象者へのメールや、リンクトインポストなどの作成
"日本市場は商習慣や言語が独特であり、非日系企業にとって、開拓が最も難しい市場と言われている分、社内で教えられたやり方を踏襲するだけでは、結果に結びつきません。"
-- ご自身のチームについて少し教えて下さい。どんなステークホルダーの人達とよく一緒に仕事をしますか? 同じチームのメンバーとは、どのようにしてリモートで仕事をしているのでしょうか?
所属しているAPAC SDR チームはマネージャーの下に6人メンバーがおり、それぞれ東南アジア、オーストラリア/ニュージーランド、韓国、日本と、エリアごとの専任担当者として活動しています。私の場合、週に1~2回のチームミーティング、週1回の上司との1on1 ミーティングがありますが、社内業務に関しては、日本ベースの営業担当、マーケティング担当と日本語でやり取りすることのほうが多いです。
-- SDRというロールにおける最大の意気込みや野心は何になりますか?何を達成されたいでしょう?
多文化多国籍企業として長らく事業を展開してきたHexagonにとっても、日本市場専任のSDRを採用したのは、私で初めてだと聞いています。日本市場は商習慣や言語が独特であり、非日系企業にとって、開拓が最も難しい市場と言われている分、社内で教えられたやり方を踏襲するだけでは、結果に結びつきません。そんな中で常に創意工夫し、新しいやり方を模索していきながら、最終的に、日系企業専任SDRとして成功するノウハウを確立したいと考えています。
-- スペアタイムは何をして過ごしていますか?
読書、料理、ヨガ、散歩など。ウォーキングは、早朝のマリーナベイサンズ周辺、シンガポール初の世界遺産、ボタニックガーデンズが特に気に入っています。